日曜日の練習会についてはこちらにまとめましたが、今回はメンバーがどのような意識を持って練習したかを振り返ってもらいました。
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ウルプロ練習会のうち少なくとも織田フィールドで行う練習では、メンバー全員から練習前にこのメニューをする目的を話してもらい、練習後に振り返りを話してもらいます。
最初は言葉にして表現するのが難しくても徐々に慣れてきます。練習していて何となく分かった気がすることは、よくあると思いますが中々定着しません。その理由は漠然と分かっただけで自分自身整理できてないから、動きに繋がらないのです。
それ以前に自分自身がどのように走っているのか、そもそも自分の意識と実際の動きに乖離があれば上達の阻害要因になります。
また、自分の分かった。を他のメンバーに伝えるには、さらにハードルが高くなりますが、伝えるためによりイメージしやすい表現にしようと一生懸命努力します。
その過程で自分自身の理解度が飛躍的に高まります。
そして、それをグループページに各自コメントしてもらうのですが、文字にするとまた整理できます。
多くのウルプロメンバーが自己ベストや過去最長距離のレース完走など過去の自分を超えていますが、練習時間はさほど増えていないメンバーが大半です。むしろ減っているメンバーも少なからずいます。それは漠然と練習するのではなく、走行距離を稼ぐのではなく、1回1回の練習に目的を持って練習しているから、走行距離は減ったとしても伸びているのです。
今回の練習メニューです。これに練習前後のスチレッチと、ミーティングが含まれます。
- ゴムバンドを使ったスクワット
- ゴムバンドを使った腰落とし移動
- 適正ピッチの把握
- 肩甲骨を意識した腕振り
- 40分走×1本
- 20分走×1本
- 10分走×1本
- (レスト5分)
- 骨盤の動きを意識したウォーキング
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メンバー振り返り
Kさん
[結果]
40分走 8.8km 40:45 4:37/km 173bpm
20分走 4.5km 20:17 4:30/km 179bpm
10分走 2.4km 10:08 4:13/km 183bpm
来週、青梅マラソンに出るので40分走は想定ペースより少し速く、20分走はレース後半のきつくなり始めたところで粘るイメージで、10分走はラスト2,3kmでスパートするイメージで走りました。
40分走のペースが意外と楽に感じたのが自分としては驚きでしたが、本番はこれより少し遅いペースで自信をもって入れそうです。
10分走はこんなに速くなるとは思ってなかったですが、引っ張られて上がりました。フォームがどうだったかは後で動画を見させてもらって分析したいと思います。
調子がよいことは確認できたので、あとは体調をしっかり整えて臨みたいと思います。
Aさん
40分走 8.4km 41:54 4:49/km 176bpm 平均ピッチ193
20分走 4.09km 20:01 4:54/km 176bpm 平均ピッチ197
10分走 2.09km 10:01 4:48/km 171bpm 平均ピッチ202
来週は京都マラソンなので疲れを残さないよう、怪我しないよう注意して走りました。
40分走はいつも通り1周2分を切るように走っていましたが、速い人にラップされる周は対抗意識か若干タイム上がっていました。
20分走はいつもなら2分3秒を超えてしまうので超えないよう頑張りました。
10分走も同様に走りました。ラスト1周ペースアップできて満足です。
Tさん
40分間走 22周(8.8km) 40分28秒
20分間走 11周半(4.6km) 20分15秒
10分間走 6周(2.4km) 10分21秒
40分間走と20分間走は後ろに付かせてもらい実力以上に走れました。10分間走はバテてしまい、脚に力が入らず喉もカラカラでしたが、ピッチを意識することでペースを維持する事が出来た気がします。
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Hさん
メニューは 40 – 5 – 20 – 5 – 10 分走でしたが、金曜日の練習会と自身の大会に向けた練習状況を考慮して、80分走にしました
練習の目標・ポイント
⑴心拍が上がらない範囲で同じペースを維持する事
6′00″ / km を設定 トラック33周を最低目標
⑵前傾姿勢、ピッチ、腕振り のフォームの確認
→ フォームチェック時の腕振り練習 = 骨盤の動きとの連動を意識
⑶厚底の靴への慣熟
結果
走行時間 80′25″ 走行距離 14.3 km 平均ペース 5′38″ / km 平均ピッチ 180 spm 平均ストライド 0.97 m
まとめ
(前回金曜日の練習会同様8レーンを使用して走行)当初、前出のペースで33周をイメージしていたので、結果的に無理なく息上がらずに約1,000m距離を伸ばすことが出来た。久しぶりに日中、やや暖かく汗ばみ易い条件下の走行も良い練習になった。
Tさん
調子と現状の走力を把握する事を目的としました。
40分走 9200m 39分32秒 4’17/km
20分走 4700m 20分30秒 4’21/km
10分走 2300m 10分13秒 4’26/km
40分走は設定通り走れましたが、20分走では40分走の回復が間に合わなくて失速しました。10分走は全くダメでした。
1本毎にビルドダウンしているし、タイムも良くはありませんが復調して来ています。様子を見ながら徐々に上げて行ければと思っています。
2/11 ウルプロ練習会40分間-20分間-10分間走〜メンバーの気付き・振り返り〜後編 に続く