<スポンサーリンク>
練習不足だった。根性なかった。で終わらせない。〜客観的にレースを振り返る〜 続編 ウルプロメンバーの実例① から続く
話を戻して、終盤の状況をみればそれらの症状だとは思いますが、なぜ起こったのか?を考えると、もちろん気温が高かったのが影響したのは当然ですが、私が本人に伝えたのはこちらです。
Kさんが書いてくれてるけど、文章読んで最初に気付いたのは、『なんでファイントラック着ちゃうの?』です。パワーメッシュにしてもです。
ファイントラックを着る狙いは、身体を冷やさないことだと思いますが、今回は冷やしたいわけです。水かぶりしてもファイントラックのおかげで身体を冷やせません。また2枚ウェアを重ね着しているわけですから単純に暑い。それが元凶でしょう。ファイントラックは必ず着なければいけないということはありません。
昨年の灼熱の野辺山でファイントラックを着て熱中症気味になったメンバーもいます。念のためのアームとグローブにしても同様です。こちらは外せば良いけどアンダーは脱げませんから。ウルトラマラソンなど長時間のレースであれば寒暖差の対処は必要です。特に徐々に気温が下がる状況では身体を冷やさない準備は必要かもしれません。ただ今回は終盤はどんどん暑くなるのですから。。
<スポンサーリンク>
本人より
新澤さん、ありがとうこざいます。
まったく考えもしませんでした。むしろ選択に自信あり、くらいでした。
スキンメッシュは蒸れる感覚ありますが、パワーメッシュなら蒸れないから大丈夫と考えていました。汗で濡れたシャツが肌に張りついて冷えすぎるのが怖かったのもあります。
重ね着で暑い感覚は4、5月に入ってからで、3月は関係ないという先入観と、気温への関心の低さを痛感しています。
気象庁のホームページでは、日曜日の清水市は12時で18℃、暑いけれど高すぎる気温ではなかったです。それでも日差しがあると体感は26℃超えていたんです。最高気温の予報だけでなんとなく暑そう、という対策は対策ではないですね。
しかも汗かきなのに厚着というチグハグな対応…
それで自己ベストペースで走ろうとしていたわけなんです何が何だかです。偉そうに振り返りしておいて恥ずかしいやら悔しいやらで、凹みました。
今回は序盤から水かぶりをするくらい暑いレースでしたが、水をかぶる理由は体温を下げるためです。そのために今回の重ね着は悪いチョイスでした。また念のためグローブとアームカバーを付けたと書いてますが、これらによりスタート直後から一気に体温が上がってしまったのです。
振り返ったからこそ、客観的な意見が入ってくるのです。それが経験になります。今回書かなければ今後も同じことを繰り返したでしょうから凄く意味のあることです。
<スポンサーリンク>
今回多数のウルプロメンバーが建設的なアドバイスをしていましたが、このようなコメントもありました。
投稿とコメントを合わせて読むことで、いろいろ学べるのです。もちろん全てが正しいとは言えませんし、違う考えのコメントもあるかもしれませんが、それらを含めて多面的に考えることができるのです。視野が広がると思います。
例えば、今回のKさんの投稿を読んで何が問題だったのか?を自分ごととして読んで行くと、これはやっちゃダメ。これは私も試してみたい。この状況はホント厳しい。自分だったらどうしたか?など実践的な学びになるのです。
最後に今回の静岡マラソンの気象条件でほぼ自己ベストのタイムを出したKさんは、そんな落ち込むことはなく、力はついていると自信をもって欲しいです。大半の方は10分、20分とタイムを落としているのです。また様々な気づきも得ることが出来たと思います。
ウルトラプロジェクトメンバーの活躍の一部はこちらにまとめています。最近は多くのメンバーが良い走りをするので中々全てを紹介するのが難しくなっています。
また練習会日程はこちらです。練習会参加などはFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。