初フル・18ブロック目からのSUB3.5達成〜チャレンジSUB3.5メンバーのあけみさん〜前編 から続く
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しかも今回は周りからの期待も大きく、本人も自信はあるけど不安も大きいレース直前でした。
レース中も折り返しで何度かすれ違った時に、私が予測したより速くて大丈夫か不安になりましたが、3時間26分11秒と初マラソンでsub3.5を達成しました。
ラップタイム
スタートロス 4’19
23’29-22’08-22’07-23’01
23’58-24’33-25’17-26’14-11’05
ハーフ通過 1時間40分17秒
3時間26分11秒(グロス)
3時間21分52秒(ネット)
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ラップを見ると、流石に非常に混雑しているスタートから5kmを23’29で走り、そのあとも4’25/kmくらいで走ったのだからオーバーペースです。それでも後半の失速をこの程度に抑えたのだから秋のレースが楽しみです。
あけみさんから初フルの感想など書いてもらいました。
初フルの感想
Rブロックからのスタートだったため、早くスローペースの集団から抜け出したいと焦るも、なかなか抜けられず、コース真ん中でのジグザグ走行を避けるために、歩道ぎりぎりのところを走っていました。段差を飛び越えたりしながら、早く友達に追いつこうと必死でした。
その混雑は5km地点になっても緩和されませんでした。そんな時、急に横から入ってきたおじさんの足に、自分の足が絡まり転倒し、両膝と手の平を擦りむいてしまいました。
ケガをしたらどうするんだ!と腹が立ちましたが、おじさんはそのまた行ってしまいました。激しく転倒したので周りの人が大丈夫?と心配してくれたほどでした。スタートの整列が速い順になっていないと転倒事故が起こるという話は、このことなんだなと思いました。
やっと人がばらけてきて、友達に追いつき始めました。またこの辺りは4:20/kmペースで気持ちよく走れていて全然呼吸が苦しくなかったので、抑えずにそのまま行ってしまいました。
今回は初フルでしたが、30km走は4本やっているので、そこまでは気持ちよく走っていましたが、それ以降は未知の世界で、以降脹脛が固まってしまい、脚が全く前へ出なくなりました。
前傾姿勢も出来ないし、地面の反発がもらえなくなってしまいました。呼吸はキツくないのに、脚が売り切れ状態でした。売り切れると、もうどうしようもありません。そんなことを経験しました。
また、水は摂らずにジェルを水分補給代わりにしていたので、後半はジェルに飽きて、ジェルの摂取も中途半端で終わり、身体が脱水状態だったのか、水を欲してしまいました。
精神状態は、もう歩こうと何度も葛藤しました。友達を待って残りは友達と一緒にゴールしようか、このレースを最後にもうこんなことはやめようとも思いました。しかし、ここで歩いたら次回も苦しくなると歩く癖がつく、やめたら記録は無い。記録は絶対にあった方が良いと思い、完走はしようと思いました。やめるのも勇気がいるので、私にはやめる勇気もありませんでした。
終わった後、フルで脚が売り切れていて、ウルトラマラソンが完走できるのかと不安になりました。
*あけみさんは、チャレンジ富士五湖71kmを走ります。
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走ったことで得た気付き
今回は大失速してしまいましたが、とても良い経験になりました。
①前半のオーバーペース
②水分補給と塩分補給が不足
③アイテムの準備不足
①~③を改善したら、30km以降の失速が本当になくなるのか?富士五湖で試してみたいと思います。
ウルプロに入って変わったこと
目標
11月入会時に10km56分台だったあけみさんが、4ヶ月少しでチャレンジした初マラソンで余裕を持ってsub3.5を達成したという話をすると驚く方が多いでしょうが、あけみさんと一緒に練習しているウルプロメンバーは誰も驚いていません。そのくらい力はついてきたのです。ただ本番で力を発揮するのは簡単なことではありませんからあけみさんは本番にも強いタイプのようです。
まだまだ伸び代がたっぷりあるので、あけみさんが目標にしている3時間10分切りができるよう練習のサポートをしていきます。ウルプロには同じくらいの走力をもつ女性ランナーがたくさんいるので切磋琢磨して力をつけて欲しいです。
目標を口にするだけではなく、そのために足さねばならないことを明確にして、あとは練習するだけです。
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