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□CP18〜CP19(旧三箇小学校)133.4km
区間距離 :45.2km
区間タイム:7時間45分
平均ペース:ave.10’17/km
この区間は飯山駅を出てしばらくは、ロストに気をつけねばならない箇所はありますが、少し走ると、そこからは千曲川から信濃川になる地点(119.8km)を含めて延々と川沿いを走りますので、道迷いの心配はさほどない区間になります。
地図を見ながら記憶を辿ると、この区間の最初は調子よく走ったり、脚を温存する意味で早歩きをしたりしていました。
飯山市街地を抜けると、真っ暗な寂しい道が続きます。コンビニも途中から20km以上ありません。
少し眠くなってきたので、コンビニでレッドブルを買って飲みました。その際、胃を保護するためにチーズも一緒に食べるようにしました。チーズはカロリーも取れるし今回はもう2箇所くらいで買いました。オルガニックジェルなども持ってきましたが、ドリンクが買える場所であればドリンクの方がコストパフォーマンスは高いので利用します。
途中に長いトンネルが2箇所ありましたが、深夜のトンネルってなんだか怖いです。歩道は車道とは完全にセパレートされているので安全面の心配はありませんが、後ろから息遣い激しく追ってくるランナーの足音と吐息が聞こえたので、追いつかれないように走りました。足音はトンネル抜ける少し手前までは結構近くに感じていましたが、トンネルを抜けて振り返るとライトは見えません。しばらくして振り返るもライトは見えません。。
トンネルは音が反響するからだいぶ遠くのランナーが発した音なのでしょうが、あまり気分の良い感じはしませんでした。トンネルの中では振り返ってはいけないような・・・。
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この区間に入ってしばらくした辺りで、514kmの方から「ハーフで現在5、6番手だから頑張って。」と言われましたが、前にはもっといるはずだけど、いつのまにか抜いたのかな?など思いながら速報画面をチェックすると先頭は既にCP19に入っていました。
その後CP19まで、254kmの選手には2人抜かれただけですが、到着は13位でしたから、声をかけていただいた方は勘違いしていたようです。
そこまでは順位など意識しないで走っていたのが、急に気になりはじめ速報画面を何度も見てしまいました。
CP19では2時間以上の休憩が義務付けられているので、どのように過ごすかなども考えていました。当初は最低2時間は寝て補給や準備など合わせて3時間くらい滞在することを予定していましたが、上位が狙えるのであればここを2時間で出れば先行者に追いつけるなどと言う考えも浮かんできました。
結局、CP19まで5km以上ある箇所で6人以上が到着した速報画面を見て、順位は気にしないで休憩は予定通り取ることにしましたが、脚を後半に残そうと走れる場所も早歩きにしていたので、休憩後の後半戦は先行者を結構抜けるかな。なんてことも考えていました。
CP19に向かって左折する箇所は少し分かりにくいと聞いていましたが、案内のライトなどがあり大丈夫でした。
スタート前には深夜3時くらいには到着できると思っていましたが、徐々に夜が明けはじめてきました。途中でチェックした天気予報では明るくなる前に雨に降られそうと思ってましたが、その前にCP19に到着しました。
到着は4時56分と2時間遅れでした。
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ここで少しウェアリングなど書きます。
Tシャツと短パンでスタートして、途中でアームカバーと撥水加工の薄いパーカーを着用しただけでここまでは問題ありませんでした。
ザッグは5リットル程度の小さいモノを使っていたので、スタート時にライト2個とそれぞれのバッテリー、薄いレインパンツ、ファイントラックのインナーシャツ、メリノウールグローブ、レイングローブ、救急セット、サプリメントなど必要と思われるものをザッグとnakedランニングバンドに収納していました。
しっかりした上下のレインスーツやダウンベスト、保温性のある長袖シャツ、タイツ、厚手のグローブなどはCP19に送ったバッグにはいれておきました。これらは天気予報などから判断しました。
仮に予報が外れて雨に降られ続ける状況になったとしたら、途中のコンビニで雨合羽買えば良いと思っていました。
アイテムをどれだけ持つかは走力にもよりますが、余りに大きな荷物になると、その荷物を背負うことが負担になるので、その判断は大事です。もちろんトレイルランであればその際の基準をより安全サイドに振るべきでしょうが、今回は途中である程度の調達も可能です。
何を持ち、何を持たないかを判断するのもレースマネジメントであり、そこからレースは始まっています。
ここまではロストなどはありましたが、比較的順調にレースは進みました。
川の道フットレース254KM⑥〜今回の失敗は経験値アップに繋げる〜 に続く