故障を成長のキッカケにしたウルプロメンバー〜善光寺ラウンドトレイルでレースに復帰〜前編

故障やケガ、貧血などしないでずっと走れたら、それはランナーにとって素晴らしいことですが、これらは不意に襲ってきます。

そして、それらを理由に走るのを止めてしまう、もしくは止めざるをえないランナーは少なからずいます。

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今回は、故障をキッカケにランニングフォームを見直すなどしてレースに復帰したウルプロメンバーのRさんの取り組みなど紹介します。

Rさんはトライアスロンのオリンピックディスタンスのベストタイムは2時間16分台で総合優勝したこともあるトライアスリートです。

□故障する前の自分について

もともとトライアスロンがメインでしたが、去年からトレイルランニングにもハマりだし、本格的にランニングを強化しようと思っていたところで怪我をしました。ランニングの練習といえば、週末に10kmジョグをするぐらいで、スピード練習や距離を積むような練習はなく、月間走行距離も30~40kmでしたが、それでも年代別入賞などしていたのでその練習で満足していました。

また、身体のケアもあまり興味がなく、やり方もわからなかったので、痛いと思った箇所にはとりあえずサロンパスを貼りまくっていた程度でした。

□故障したキッカケ


(午後練初参加時のフォーム)

故障(腸脛靭帯炎)をしたキッカケは、サイズが合わないランニングシューズ(2cmも大きいシューズをおすすめされた)の購入、故障しやすいランニングフォーム、ケア不足の三拍子が揃ったことだと思います。

ケッズスポーツマッサージに通う前は近くの整骨院に通っていましたが、いつも必ずと言っていいほど、右の股関節の骨がきれいに抜けませんでした。今思うと、筋肉がガチガチに固まってしまっていたからですが、整骨院で少しストレッチをして骨が抜ければそれでいいと思い、家でのケアはほとんどしなかったです。今思うとこれが怪我の予兆だったかもしれません。

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□故障して気付いたこと

故障していろいろ気付くことができました。それはストレッチやケアの大切さや、身体の能力・可動域を100%使いきれていなかったこと。そして足の機能は本当によくできていることを知り、その機能を殺してしまうような生活を送っていたことに気付きました。

足のアーチなどが良い例で、生まれつき扁平足だからしょうがない、とりあえずソールを入れておけばいいと思っていましたが、きちんと鍛えていけばアーチを作れると知り、日々鍛えるようになりました。(考えるようになったきっかけは陸王と「Born to Run」という本です。)

また、リハビリ期間中に、身体の可動域が広がることにより、タイムが速くなることを実感しました。怪我でほとんど走れていないのにビックリでした。まだまだのびしろはあると確信しました。

さらに普段の食生活と、レース中の補給食についても考えるようになりました。身体の本来の能力を引き出すには、身体に良い物を摂取して身体の内側からもケアしてあげるとより良いということです。

故障するまではこれらホント基本的なことも知らなかったので、良い機会になったと思ってます。

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□どのようなケアやトレーニングをしたか?

ケッズスポーツマッサージで教えてもらったリハビリとストレッチを基本毎日(腸腰筋ストレッチ、内転筋、臀部の筋トレ、足首の筋トレ、など)おこないました。日々まとまった時間を取ることが難しかったので、朝のちょっとした時間や、会社のトイレでストレッチを行なうこともありました。特に、テニスボールとフォームローラーによるストレッチは入念におこないました。とにかく毎日根気よく続けました。こういったトレーニングはすぐに結果が出るものではないので、耐えるのが大変でしたが、絶対に良くなると信じてコツコツ続けました。

□フォーム改善について


(午後練初参加時のフォーム)

トライアスロンのレース後に「(ランが)病的なフォームだね」と言われたことがありました 笑

故障を成長のキッカケにしたウルプロメンバー〜善光寺ラウンドトレイルでレースに復帰〜後編 につづく

故障を成長のキッカケにしたウルプロメンバー〜善光寺ラウンドトレイルでレースに復帰〜後編

 



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