スタート前日にこちらの記事をアップしましたが、非常に暑いレースになる予報であったため熱中症が一番の心配でした。
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過去2014年のサロマ湖や大会史上最悪の完走率になった2017年の野辺山ウルトラなど暑いレースは走っていますが、これらの大会には冷たい被り水があるので計画的に体温上昇を抑えながら走ることができますが、この大会はエイドの間隔が広く、また中盤まではコンビニが非常に少ないから身体を冷やすすべが限られます。さらにトレランと違い強い日差しを遮るものがほとんどなく、直射日光を浴びながら走るレースだからです。
それらは事前に分かっているのだから、その準備や対策、そしてレース中の対応力が求められるレースです。
順位表彰があるので、レースと書きましたが、説明会でもジャーニーランはタイムや順位などではなく、さまざまな風景など見ながら旅としていろいろ楽しんで欲しい。もちろん速く走るのも構わないが、景色などまるで覚えてないようなことは主催者としては望んでいない。という趣旨の話を館山代表が話されていました。
主催者がどのような意図でその大会を作ったかは大事なことです。さまざまな種類の大会がある中で、どの大会に出るかはランナーが決めることができます。もちろん抽選などで出たいけど、出ることが出来ない大会もあります。
参加を決めると言うことは、主催者の意図に同意するということなのだから、その考え方から逸脱しないようにすることだと思います。
今回開催概要に書かれているルール遵守は当然ながら、今回私が考えていたマイルールというか目標はこんな感じです。
・熱中症や怪我に気をつけ健康な状態で完走
・美しいと思った時は止まって写真を撮る
・普段レース中はほとんどランナーと話はしませんが、地元の方を含めて今回はたくさんの方と話す。
結果は、熱中症にはなりませんが、健康な状態とは言えない完走でした。
この辺りについては、分かる範囲で原因や今後の対策を含めて紹介しようと思います。
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スタート前には順調にいけば25時間くらいでゴール出来ると思ってましたが、36時間近くかかりました。
健康な状態ではない。と書いた理由は中盤激しい股擦れと、靴擦れを庇うために片脚に負担をかけたのか左脛が痛くなり一夜明けても、腫れが酷く足首まわりに水膨れがあちこち出来て歩くのも痛いからです。
過去経験のない症状なので原因などいろいろ考えてみます。
普段大会中には写真は撮りませんが、今回は綺麗と思った風景は撮影しながら進みましたし、たくさんの参加者やボランティアの方々とお話しすることができました。
参加者や地元ボランティアの方々にも、この記事を読んでいただいてる方が驚くほど多くびっくりしました。感謝してます。
まさに“自分の足が頼りの長い旅”をしてきました。
私は大会に出る時は、かならずタイム目安を考えて補給食などの携行品を決めます。どのような区間タイムを考えていたのかは、記事の中で紹介します。
スタートは日曜日朝6時ですが、既に日差しは強く蒸し暑くて汗がじんわり出てきます。
このようなウェアでスタートしました。
今回、アスリチューンとアグレッシブデザインのブース出展があり、購入される方や、日焼け止めをたっぷりと塗っている方もいました。
スタート前日に熱中症対策として100均でスプレーを買いましたが、nakedランニングバンドに固定してスタートしましたが、途中からずり落ち始めたので、ザッグの胸ポケットに落ち着きました。
風が吹いてる時にスプレーをすると結構冷えますし、蓋を開けて水かぶりにもしました。
今回のような暑い大会では有効なコスパの優れたアイテムです。
スタートして地元ランニングクラブの方の先導で走りました。ペーサーより前に出たら失格です。
スタート地点から数キロ先の弘前城から岩木山を撮影しました。岩木山をぐるりとする大会です。
この辺りではペーサーのすぐ後ろを走っていましたが、既に暑く帽子など濡らしたいと思い、この直後にあるトイレで帽子やウェアを濡らしました。
当然ながら上位を狙うであろう実力者達は、かなり前に行ってしまいますが、序盤は順位とかタイムとかは気にしないようにし、この辺りからは初対面の方々と話しながらのんびり走りました。
サロマ湖から3週間後ですが、このくらいのスピードなら問題なく、暑さ対策さえしっかり出来れば大丈夫と思っていました。
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先程の霧吹きがローテクなら、こちらはハイテクです。
SUUNTO9にはナビゲーション機能があるので、コースを入れて走りました。分かりにくい場所などではスマホの地図アプリやコースマップもチェックしましたが、この機能を活用することで土地勘のない私も安心して走れました。
今回はGPSモードは、25時間稼働のパフォーマンスモードではギリギリで、夜間画面の照明を常時ONにしたら確実に持たないでで、エンデュランスモードでスタートし、夜間照明が思った以上にバッテリー消耗し危なくなったらウルトラモードに切り替えることにしていました。
百沢温泉、獄温泉と徐々に標高を上げていきます。
走れないほどの傾斜はほとんどありませんが、暑いので、たまに歩きながら水かけていきました。
白神くろもり館までは登り基調です。
こんな感じで序盤は前に人がいたので、ロストの心配もなく順調に進みました。
その2へ続く