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書きたいことはたくさんあるのですが、中々書く時間がないので、概略や記憶に残ったことを書きます。
レース序盤は走っている時はキロ6を切る程度で信号待ちなど入れて平均キロ7をイメージしていましたが、スタートしてしばらくは先頭集団で走りました。
理由は走行中もキロ5程度のさほど速くないペースだったことと、地元ランナーもいたのでロストの心配なく進めることをメリットと考えたからです。
10kmくらいで信号にかかり、先頭集団から離れた後も数人で進みCP1には予定より20分以上速く到着しました。信号待ちなど含めるとキロ6を少し切る程度のペースですが、暗く狭い凸凹のある歩道なので実際のスピードより速く感じました。
またその路面状況が原因なのか15kmくらいで脚に張りが出てきましたが、その痛みはその後なくなりました。
誤算だったのは蒸し暑さでした。
昨日から都内近郊はぐっと気温が下がりましたが17、8℃です。冬なら暖かい気温も暑さになれた身体にはかなり厳しいです。
レース前に現地の天気予報を調べると夜中は雨で気温は17、8℃でした。ちょうど今くらいの気温で雨。さらに峠越えがあるので身体はかなり冷えると考えウルプロウェアの下にアンダーウェアをきました。またレインウェア上下や手袋などもザッグに入れていました。
その予報は大きく外れて、深夜になっても蒸し暑さは続き、汗が止まらず体温が上がったままでした。
スタートして暑いからアンダーを脱ごうか迷いましたが、すぐに冷えるだろうと脱ぐのをやめたのは判断ミスでした。
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また、ザッグにモノを入れ過ぎ、さらに詰め方が悪く右の肩甲骨辺りが痛くなってきました。
CP1からCP2の26.9kmはコンビニのない峠区間になることから水切れを防ぐために1000ccのドリンクを持ってCP1を出ました。
スタートからCP1まで400cc程度の使用量だったので、500ccで行けると思うも念のために多めに持ちましたが、蒸し暑さから喉が乾きドリンクを飲み過ぎてしまいました。CP2についた時点でほぼ1000cc使い切ってしまっていたのです。
それが原因で途中から少し気持ち悪くなってきました。軽い低ナトリウム血症だったのでしょうが、その時はそれに気付かず経口補水パウダーを使わずに徐々に悪化してきました。さらにそれが原因か単なる睡眠不足が原因か、睡魔に襲われはじめて走る気力が徐々に奪われ始めました。
不調のキーワードとしては、蒸し暑さ、気持ち悪さ、睡魔、背中も痛みです。
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CP2の到着順位は8位
そこで、館山大会長から良いペースだと言われましたが、まだ半分も走っていないことと、上記で書いたような状態だったことから気が重くなってきました。
エイドではカレーラーメンと、カレーライスを少しづつ食べることができたので、まだ胃は完全にはやられていませんでした。本格的に気持ち悪くなったのはその後です。
また、背中の痛みをなんとかしようとエイドの長椅子に寝て背中のストレッチをしましたが、すぐにはよくならない。自分の手が届けば凝りをほぐせるのに。。と焦ったい気持ちになりました。
CP2を出て、食べたものが胃に馴染むまでは歩いたり軽く走ったりしましたが、胃のムカムカがおさまらない。
下りになってからも胃が揺れて気持ち悪くなるので長く走っていられず歩く時間が増えてきました。
この辺りもホント蒸し暑かく、寒くなる気配は全くないので、面倒だけどアンダーを脱ぎました。
アンダーを脱いだら多少涼しくなったので、蒸し暑いと感じた時点で早めに脱ぐべきでした。これは失敗でした。
また、背中の痛みを緩和したいとザッグから少し荷物をとりだして、nakedウエストバンドの腰に移しました。すぐに効果は出なかったけど、それ以上悪化することは防ぐことができました。
CP3の福島駅まではホント長かった。
今年は例年出ているチャレンジ富士五湖とサロマ湖以外に、川の道フットレース254kmとみちのく津軽ジャーニーラン188kmを走りましたが、どちらも身体トラブルにより中盤から先は全部歩きました。またレース後しばらく歩くのも不自由な状態になってしまったので、今回はそのようなことにならないよう考えていたのに、また同じようなレース展開になっていました。
そのような心身ともにキツイ時間帯には、平塚12時間走や信越五岳100マイルを走っているウルプロメンバーはきっと頑張っている。順位はともかくゴールして自分も頑張ったと思えるレースにしたいと、その時できることをして一歩一歩ゴールに向け走りました。
レース展開後半に続きます。