モハメド・ファラーヨーロッパ新、大迫傑はアジア新〜シカゴマラソン〜

シカゴマラソンで大迫傑選手が2時間05分50秒と日本新記録(アジア新記録)を出しましたが、そのレースで優勝したのはモハメド・ファラーです。

画像提供 MAURTEN JAPAN

1.モハメド・ファラー 2時間05分11秒
2.モジネット・ゲレメウ 2時間05分24秒
3.大迫傑 2時間05分50秒

8.藤本拓 2時間07分57秒

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モハメド・ファラーはイギリス新記録(ヨーロッパ新記録)を出したわけですが、これまでのキャリアから考えると決して驚愕の結果ではないでしょう。

データはWikipediaより

主な大会結果

開催年 大会名 5000m 10000m
2017 世界陸上(ロンドン)
2016 オリンピック(リオ)
2015 世界陸上(北京)
2014 ヨーロッパ選手権
2013 世界陸上(モスクワ)
2012 オリンピック(ロンドン)
2011 世界陸上(大邱)
2010 ヨーロッパ選手権

 

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自己ベスト

⬜︎1500m 3分28秒81(2013年)欧州記録

⬜︎5000m 12分53秒11(2011年)英国記録

⬜︎10000m 26分46秒57(2011年)欧州記録

⬜︎ハーフ 59分26秒(2018年)英国記録

⬜︎マラソン 2時間05分11秒(2018年)欧州記録

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(参考)日本記録との比較

種目 ファラー 日本記録 選手
1500m 3分28秒81 3分37秒42 小林史和
5000m 12分53秒11 13分08秒40 大迫傑
10000m 26分46秒57 27分29秒69 村山紘太
ハーフ 59分26秒 1時間00分17秒 設楽悠太
マラソン 2時間05分11秒 2時間05分50秒 大迫傑

 

2011年世界陸上で10000mは銀メダルですが、そこから2017年世界陸上の5000mで銀メダルに終わるまでは、世界陸上、オリンピックで負け知らずです。2017年の5000mで銀メダルに終わったレースは今でも脳裏に焼きついていますが、王者ファラーの牙城を崩そうと他国の選手全てがタッグを組んだようなレース展開になりました。

そのファラーが走るシカゴマラソンは世界中の陸上ファンが注目しましたが、ファラーの走りはやはり凄かったです。

さて、今回大迫選手含めて上位5選手はナイキから発売した、ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット(ZOOM VAPORFLY 4% FLYKNIT)を履いていたようです。

大迫選手ら「シカゴマラソン」の上位5人全員が同じ「ナイキ」のシューズを着用(WWD japan)

ベルリンマラソンで世界新記録をだしたエリウド・キプチョゲ選手も同じシューズですし、従来の日本記録を出した設楽選手もズーム ヴェイパーフライ 4% を履いていましたが、このシューズの威力たるやもの凄いことになっています。

シューズのスペックなどはこちらを参照ください。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜

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また、注目すべき点は、世界記録を出したエリウド・キプチョゲ選手も、今回優勝したモハメド・ファラー選手もモルテンドリンクを使用しているのです。

画像提供 MAURTEN JAPAN

従来のスポーツドリンクの常識を覆したモルテンドリンクは今年日本上陸しましたが、まだまだ入荷量など少ないアイテムですが、マラソンだけではなく、トライアスロンやトレイルランニングで使用する市民アスリートが増加しています。

シカゴマラソンと同じような時間に開催された日本山岳耐久レース(通称 ハセツネ)は気温が高く過酷なレースになりましたが、胃が食べ物を受け付けなくなった後でも、モルテンドリンクは摂取できた。というランナーもいます。

モルテンドリンクはトップアスリートだけのものではなく、過去の自分を超えようとする市民アスリートに支持されつつあります。

製品についてはこちらの記事にまとめていますので合わせてお読みください。

エリウド・キプチョゲ 2時間1分39秒世界新記録とMAURTEN DRINK MIX

この1ヶ月程度の短期間で、世界記録、日本記録(アジア記録)、ヨーロッパ記録など、相次いで樹立されるなど、記録ラッシュに湧いていますが、日本人選手もいよいよ2時間05分台に入ってきたので、非常に楽しみです。



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