前回、紹介した記事にこのような一文がありました。
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この中のウェイトコントロールについて、諏訪さんがどのような準備をしたのか少し詳しく紹介します。
なぜなら、この言葉だけが頭に残り、自己ベストを出すには減量しなくてはならないと無理な食事制限などして欲しくないからです。
⬜︎1ヶ月前
ウェイトコントロールで食事に気を付け始めた。肝臓に負担をかけないために特別な場合を除いて気軽にアルコールは摂らないようにした。またカフェイン抜きを開始した。
⬜︎1週間前
⬜︎3日前
⬜︎2日前
(補足)前日にカーボローディングしなければと普段食べないような量の食事をすると胃に大きな負担がかかり熟睡できなかったり、胃がもたれたり、下痢になるなどさまざまなトラブルに繋がります。私もそのような経験から最近は食事は普通の量か少し多めにして、モルテン320(500cc)を時間をかけて飲むようにしてます。320kcalはコンビニおにぎり2個分です。
⬜︎当日朝
(補足)普段諏訪さんがどのような朝食を食べているかは分かりませんが、少し多い程度の食事でしょう。ここに前日と同じくモルテン320をとることでストレスなくエネルギーを貯めることができたでしょう。
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⬜︎スタート前
(補足)カフェインに限りませんが、レースで使うなら必ず練習で試してください。
⬜︎レース中
10、20、30、40kmでアスリチューン・ポケットエナジー、5、15、25、35kmで塩熱サプリの予定でしたが、アスリチューンは30kmで摂ったとき、なかなかのどを通らなかったため、40kmは摂るのを辞めました。塩熱サプリも25kmにとって今日はもう摂らなくても大丈夫だろうと思ってやめました。また各給水所ではスポーツドリンクを一口二口くらいの少量づつ飲みました。
また、35kmを過ぎた辺りで、急にどっと疲れがでて身体が重たくなりました。今思うと、ここでもう一度CNCを投入しても良かったのかもしれません。
(補足)レース中のエネルギー必要量は走力だけではなく、一人一人違います。ですから諏訪さんが3個で十分だったのか足りなかったのかは分かりません。ただ、10、20、30、40kmで摂る予定にしていたようですが、40kmに関してはここでとってもエネルギーに変わる頃にはゴールしてからほとんど意味がありません。例えば4個とるなら、10、18、24、34kmくらいと少し前倒ししたら良かったでしょう。また35kmでキツくなった時にカフェインのCNCを投入したら少し変わっていたかもしれません。
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諏訪さんが、ここまでの準備をしていたことはレース後に知りました。ここまで必要かどうかについての意見は様々だと思いますし、ここまでできる人は少ないでしょう。
また、体重を落としたいと必要な摂取カロリーや栄養をとらないのではなく、嗜好品を我慢したのです。諏訪さんは過去にアスリートの食事について勉強していたそうですが、その時の知識をベースに今回の取り組みをしたと話しています。ただ体重を落としたいと闇雲な減量をすると様々な悪影響が出てきます。
こちらの下段にドクターランナーからのアドバイスが掲載されています。合わせてお読みください。
しかし、好きなお菓子やパンを封印するのはキツかったと思いますが、そのくらい今回のレースにかける思いが強かったのです。できる準備は全部しようと挑んだのです。
全ては、その一秒をけずりだすため!
ウルプロメンバーの活躍は紹介しきれませんが、紹介した記事はこちらです。
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