私は現在52歳ですがウルプロには50代、60代で自己ベスト更新しているメンバーがたくさんいます。
以前から50代でも自己ベストを出すためにというカテゴリーを作り、私以外にも、50代で初めてサブ3を達成したメンバーの紹介をしていました。
それは50歳以上のランナーだけに向けた記事ではなく、全てのランナーに向けた内容にしました。
私自身、ランニングを始めた頃は、考えた練習をしなくても、ランニングフォームなど考えなくても面白いように自己ベストが出ましたが、徐々に頭打ちになっていきました。
そして、練習の効果とリスクを十分に把握しないで練習したことで故障したこともあります。また周りと過度に比較することで焦ったり詰まらなくなったこともあります。
そのような経験をした方は少なくないでしょう。
私は初めてフルマラソンを走ってから12年が経ちますが、その間にランニングをやめた方はたくさんいます。凄い才能あるのに勿体ないというランナーもいました。
ランニングに飽きてやらなくなったならいざ知らず、大好きなのに故障して走れなくなったり、走ることがストレスになったりしてランニングから遠のいていく人が減ったらよいといつも思っています。
そのため、ちょっと危ないと感じた時には声をかけたりしてますが、価値観や思いは人それぞれだから、私が伝えることはあくまで参考で、決めるのはもちろん本人です。
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こちらは年末に投稿した内容です。
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この投稿をしながら、50歳以上になっても楽しく走りつつ記録を伸ばしているウルプロメンバーが日頃意識していることを紹介したら、多くのランナーの参考になるかもしれないと思い、何回かに分けて紹介することにしました。
もちろん、意識や取り組み方は、それぞれのメンバーが自らの心身にとって心地よいと思って行っていることであり、全ての方の参考になるとは思えません。
その辺りを含めて、取捨選択し、参考になると思うことは取り入れてみてください。
今回は、名前(イニシャル)、年齢、ランニング歴、ウルプロ在籍期間、月間平均走行距離推移、フルマラソンタイム推移の数値的な内容とともに、目標達成のためにしていること(パフォーマンスアップ・走力アップ・故障予防・体調管理・メンタル的なこと)、ランニング始めて変わったこと、これからの目標を質問しました。また、ウルプロをどう考えているかを言葉にしてもらいました。
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最初は一番最初に回答をいただいた浅岡さんから紹介します。
(撮影:阪井さん)
浅岡友子さん(53歳)ランニング暦:4年(ウルプロ在籍期間:1年6ヵ月)
□月間平均走行距離
入会前も後も250kmくらい。サブ4ランナーからサブ3.5ランナーになって走るペースが速くなっても、距離はあまり変わらないので、練習時間が減ったのだと思う。
□フルマラソンタイム
ウルプロ入会前 3時間42分56秒(2017年1月勝田)
ウルプロ入会後 3時間15分58秒(2018年12月さいたま)
□目標達成のためにしていること
・パフォーマンスアップ・走力アップ
ウルプロの練習会に週2~3回参加。特に水曜午後練で効率的なランニングフォームの習得練習を継続している。スピード練習等のポイント練習はウルプロ練習会で、自主練はジョグ中心にし、週末ロング走を数回。月2回程度、パーソナルトレーナーについてファンクショナルトレーニング(レース前後はコンデショニング)してもらっている。
・故障予防
とにかく無理しない。ランニング・トレーニング完全オフの日を作る。走るだけでなく、ヨガ・ピラティスをしている。
・体調管理
睡眠・入浴・食事など日常生活の基本的な事を大事にする。疲労回復のサプリメントCatalyst Conditioning(CC)を飲む。
・メンタル的なこと
人と較べない。年齢・運動歴・身体能力が違うのだから、同じ様にできなくてもがっかりせず、自分の特徴を生かしたランニングスタイルを求めていく。
□ランニング始めて変わったこと
更年期障害を乗り越えて、すごく元気になった。夫と一緒にランニングを始めて、二人で練習したりレースに出場するのを楽しんでいる。
□これからの目標
サブ○○には拘らずに、少しずつ進歩していければ良いと思う。やみくもに走り込むだけでなく、その時々で私に必要な練習の内容や強度をきちんと考え、身体能力(柔軟性や筋力など)を高めたり、フルマラソンだけなく短い距離をもっと速く走れる走り方など、自分の走り方そのものを磨いていきたい。これからも自分の成長を楽しんで、10年後も20年後も夫婦でランニングライフを楽しく続けていきたい。
□ウルプロについて
昨日の自分を超える為に、自分を走りを高めたい、色々な事にチャレンジしたいと思っているランナーが集まっているクラブ。
50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践②〜に続く