前話ではK.Kさんと阪井さんを紹介しましたが、今回はIさんと平野さんを紹介します。
<スポンサーリンク>
Iさん(50代後半)ランニング暦:6年 ただしウルプロに入る前はジョギング程度 (ウルプロ在籍期間:7ヶ月)
□月間平均走行距離
ウルプロ入会前 80~150km
ウルプロ入会後 100~135km
入会前はレース期間の距離が長く、3月の東京マラソン以降はGWまでほとんど走らずGWや正月休みに長距離を走り、夏はほとんど走っていませんでした。いずれにしても3~5kmのジョギング程度のみで、所謂「練習」はウルプロに入会してからです。
□フルマラソンタイム
ウルプロ入会前 4時間42分26秒(グロス)
ウルプロ入会後 3時間58分58秒(グロス)
マラソンの記録よりも、入会するまで1kmですら6’00”/km より速く走れなかった私が4’50”/km (500m+jog100m)インターバルx30本を走り切ったことに自分自身驚いています。(5000mも24分台達成)
□目標達成のためにしていること
正しいフォームを身につける
そのためには安定したフォームでないと身体を故障すると思い、正しいフォームを身につけるために入会し、現在は以下のことに取り組んでいます。
- 第三者の目(ランニングコーチ・トレーナー・チームメイト)のアドバイスを傾聴する
- 疲れを感じたら休む 異常を感じたら走らない
- 綺麗な走りの人の身体の動きを観察する
- 日常生活(歩き)でも体の動きを意識する
- レース・練習後はSOAPで記録する
□ランニング始めて変わったこと
- 仕事以外の世界があるので、精神的にも肉体的にもバランス良い生活になった事
- ウルプロに入会し、仲間ができたので、一緒に悩み、相談し、喜ぶ仲間ができ、走る事のモチベーションが高くなった。
- レースがないと走らないという消極的理由でレーススケジュールを組んでいたが、レースに関係なく走る事が習慣化した。
- 時間的には忙しくなったが、熟睡できるようになったので体調は良くなった。
- 出張先、旅行先にランニングセットを持参するようになった。
□これからの目標
「何歳になっても走り続ける」そして「医療支援走」のレース数を増やすことです。
そもそも、何歳になっても走り続けたい、と思ったのは死ぬまで歩く事のできる身体でいたいと思ったからです。50歳を過ぎ、体力の衰えを実感し、仕事にも支障が出たのでまずはジムに通いました。
また、仕事柄超高齢者と接する機会が多いのですが、人間にとって自立歩行が可能か、車いすかでは見える世界、行動範囲、自由度が大きく変わります。まして寝たきりになれば更に制限が加わります。ベッドの上で長く生きながらえるより、最後まで自分の力で行動していたい。そのためには50代のうちに身体を動かす基礎作りをしなければ、と思ったのがトレーニングを始めたきっかけです。
当初はジムに通っていましたが左右の筋力の違い、体幹の弱さに自分でもびっくりしました。仕事が忙しくなりジムに通えなくなり、自宅の周りを走る事になったのがランニングの始まりです。
□ウルプロについて
走力(走歴)に関わらず互いにリスペクトするメンバーが、個々の目標に向けて「走り」を自分のものにする、到達可能な課題を段階的にこなすセルフコントロール力がつく、そんなランニングチームです。
<スポンサーリンク>
平野 智彦さん(56歳)ランニング暦:18年(ウルプロ在籍期間:4ヶ月)
*2001年1月のLAマラソンが初フルマラソン
□月間平均走行距離
ウルプロ入会前 100km前後
ウルプロ入会後 150~200km
*距離は1.5~2倍になっているが、だらだらしたジョグを行わなくなったので、費やしている時間は大きく増加していません。
□フルマラソンタイム
ウルプロ入会前 4時間04分56秒
ウルプロ入会後 3時間49分08秒
□目標達成のためにしていること
・パフォーマンスアップ・走力アップ
ウルプロ練習会に月2~3回参加して、動き作りや自分の動画を見ることで、効率的で脚を使い過ぎないランニングフォームを身に着けるよう意識し練習している。 またインターバル走や時間走を経験することで、スピードと脚力強化のためのメニューが広がり、自主練でも出来るだけ取り入れている。
・故障予防
仕事の関係で練習に間が空くことがあるので、練習前・練習後のアップ、ストレッチを励行しています。脚等に違和感を感じた場合には、あまり我慢せずにかかりつけの整体院に通院している。
・体調管理
最低限の睡眠時間は確保し、水分(特に牛乳)と野菜、タンパク質含有量の多い食物の摂取など食事はかなり意識している。
・メンタル的なこと
明るく前向きに生活し、何か新しいことにチャレンジしています。またレースに参加する際に自分自身の課題設定(タイム、その次のレースにつなげるなど)を行って振り返りを行っています。(ウルプロに入会して、他のメンバーの方の意識の高さや深さに啓発されています。)
□ランニング始めて変わったこと
・35年前に運動部の練習中に痛めた腰の後遺症の腰痛が出にくくなった。
・ランニングを通じて、従来以上に幅広い様々なヒトとのご縁、つながりができた。例えば南インド駐在中の日本人会マラソン同好会活動から今でも共に大会に出場する仲間ができたり、ウルプロでも新澤さんや他のメンバーとのご縁ができた。
・様々なことにチャレンジする意識が強まった。
□これからの目標
・ウルプロに加入するまでランニングに対する意識や取組みが甘かったことを痛感したので、一つひとつの課題を背伸びをせずにクリアして、走力に限らず様々な成長につなげたい。
・今後10年ほどは故障なくサブ4を継続したい。60才以降もアクティブに仕事ができる体力造りが目標です。
・BQ(ボストンマラソン参加資格タイム獲得)を達成したい。また100マイルレースにチャレンジしたい。
□ウルプロについて
幅広いバックグラウンド・年齢層のメンバーが所属されており、ランニングへの意識が高く、様々なことを楽しみながらチャレンジしているチーム。 練習では、単に肉体的、物理的な負荷をかけるに留まらず、練習前に意識することや目標を、練習後には振り返りを口頭で発表したり、FBにアップすることで従来になかった学びの機会となっています。
<スポンサーリンク>
他のメンバー同様、走ること、自分の成長を感じること、そして一緒に悩み相談できる仲間が増えたことなど、いろいろプラスがあるようです。
これこそ私がウルプロを作った目的であり、それが形になっていることは嬉しいです。
50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑥〜に続く