2019チャレンジ富士五湖⑤〜ウルプロメンバーの完走率は89.7% 過去の気温と完走率〜

2019チャレンジ富士五湖④〜どう身体を動かせば良いか模索した〜

2019チャレンジ富士五湖④ から続く

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チャレンジ富士五湖の速報記録が公開されました。

男女別の完走率は大会ページに掲載されているので、こちらでは男女合算の数字を掲載します。

種目 出走者数 完走者数 完走率
118km 952 548 57.6%
100km 2,024 1,428 68.1%
71km 1,009 864 85.6%
合計 3,985 2,840 71.3%

 

全種目合算すると約4,000人がスタートして、ゴールできたのはその7割程度です。

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初100kmや初ウルトラも多かった、ウルプロメンバーは29人走って26人が完走しました。89.7%というフルマラソンのような完走率はすごいことだと思います。

種目別にするとこのようになります。

118km  6人中4人完走

100km 19人中18人完走

71km 4人全員完走

特に、フルマラソンの距離を超えるウルトラマラソンに初めてチャレンジしたメンバーは私が把握している中では全員完走しました。

走ったメンバー何人かにウルトラマラソン走って感じたことなど質問しているので後日紹介しますが、未知の距離にチャレンジするにあたり様々な不安があったと思います。

それは明確な不安であったり、漠然とした不安だったりします。明確な不安は準備などスタート前にある程度準備をしていけば解消できますが、漠然とした不安は対処のしようがありません。そもそも何が不安なのかが分からないのですから。

初挑戦のランナーを中心に、ウルトラセミナーに参加してもらい、霞みがかったような漠然とした不安を消してもらいました。

セミナーでは様々な観点から目標達成するために必要なことを明確にするアドバイスを行いましたが、実際に走ってみないと分からないことは多いですが、どのようなことが起こるのかイメージトレーニングをしてもらったのです。

また普段の練習で効率よく走るためのランニングフォームを考えてもらっていますが、この思考回路があるからこそ、思うように脚が前に進まなくなった時に、どうしたら良いのだろう?と練習を思い出して試行錯誤できます。

さて、今年の気象条件は少し厳しめだったと感じました。事前の天気予報では、2015-2017年並みの最高気温16-18℃でしたが、走っていてこれはもっと高いと思っていましたが、21.1℃だったようです。直射日光を浴び続けるので体感温度は+10℃くらいに感じました。

もちろん昨年の暑さを経験している方は、昨年よりは楽だったと思いますが、私が走った10年間では2番目に高い最高気温だったのです。

また気温に関しては最高気温だけではなく、今年は2016年や2017年の最高気温の16℃台に早い時間に到達したと思い、気象庁の過去の天気予報を調べたら10時時点で17.6℃ありました。

その点からも暑さや日差しへの準備、そして対処ができなかった方は苦戦を強いられたと思います。

開催年 最高気温 最低気温 雨量 出走者 完走者 完走率 私のタイム
2019 21.1 4.6 0.0 2,024 1,428 68.1% 9:24:54
2018 26.6 7.5 0.0 2,005 1,227 61.2% 9:52:29
2017 16.6 8.7 0.0 1,788 1,279 71.5% 9:27:42
2016 16.6 9.0 0.0 1,591 1,163 73.1% 9:20:12
2015 18.0 0.8 0.0 1,900 1,254 66.0% 8:54:45
2014 6.1 1.3 1.0 1,905 1,373 72.1% 10:11:06
2013 8.0 0.9 17.0 1,732 863 49.8% 10:25:01
2012 8.9 3.4 7.0 1,539 1,079 70.1% 9:29:20
2011 20.7 1.7 0.0 1,385 894 64.5% 9:36:03
2010 15.1 -2.7 0.0 1,186 786 66.3% 9:54:03

 

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表には私にタイムも入れてみました。

2015年にコースが変わり累積標高が増えたので2014年以前より厳しくなりました。

あまり変わりばえしないタイムですが、それぞれの大会には思い出があります。自己ワーストの2013年は極寒のレースで軽い低体温症になりました。2014年は仕事が多忙で思うように練習ができなかった頃です。

初めて走った2010年は43才でしたが、もうそろそろ53才になります。ただ体力の低下は感じていません。

このコースでサブ9をしたのは2015年の1回ですが、その時は私には最高の気温でした。過去の天気予報を調べてみたら、5時から14時まで1時間ごとにこのように推移しました。

1.4→2.5→5.8→8.4→11.1→17.9→16.3→16.1→15.3→14.8

9時から10時にかけて気温は一気に上がりましたが、そこをピークに下がりました。17.9℃は今年の10時とほとんど同じですが、そこから気温が下がったなら今年も走りやすかったです。

現在の走力が変わらないままで、私がチャレンジ富士五湖でサブ9をするには、気温が高くならないというのが条件になりますが、今年のような気象条件でもサブ9を狙えるよう今回見つけた様々な課題を解決していきます。

2019チャレンジ富士五湖⑥ に続く

2019チャレンジ富士五湖⑥〜今年は気持ち悪くならなかった〜

 



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