今日の午後練は動き作りをしてから5000mをしました。
PBを狙った走りをしても良いし、動き作りで行った動きを意識して走っても構わないと伝えました。
週末のOTTで、20分半を切ったAさんはマラソンで走りたい4’30/kmペースでHさんを引っ張りHさんは22分台前半のPBをだしました。
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昨年10月にHさんとパーソナルレッスンをした当時の5kmタイムは28分台でフルマラソンは5時間半を超えていたことを考えるとかなり伸びてます。
また入会時5km26分台でフルマラソンはやはり5時間台だったYさんも23分台のPBを出しました。
今日はタイムよりも動き作りで気付いたことを意識して走ることを一番の課題にしましたが、みんな動きがよくなってきました。
私は、移動しながら、メンバーの後ろを走って、力が入ってきたり、フォームが崩れてきたメンバーにはアドバイスしながら走りました。それを修正した途端にペースが上がることも多く、どこをどのように意識したら良いか実感できたと思います。
また、自分はキツくなってくるとフォームがどのようになるのかを認識することができます。
5000mを走ってから、速く走れたメンバーには、なぜいつもより速く走れたかを考えて言葉にしてもらい、ペースが保てなかったメンバーには、保てていた時と、落ち始めた時のフォームはどのように変わったのか?を考えて言葉にしてもらいました。
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PB出て良かった!嬉しい。
終盤失速した。次回は頑張る!
で終わるより、なぜそうなったかを考え、言語化し、それを残しておくと成長は加速していきます。
今日、練習会の最初に、自分が気持ちよく楽に走れているときは、どのようなフォームで走っているのか?を言語化してもらいましたが、みなしっかり把握していました。
逆に、そう走れない時は、思うようにスピードが上がらないのだと思います。
漠然と感覚だけで走っていると、崩れた時に自分はどのように走っていたか分からなくなり修正出来なくなります。
AさんはOTTでPBを出しましたが、その走りを見ていて調子悪そうだと私は思いました。リズムが悪く動きが悪いのです。それでもPBですから力はついています。
その辺りを今日伝えると、全く同じことを旦那からも言われた。と驚いていました。
そして、ペーサーや大きな男性に囲まれて走っていたので、無意識にピッチが落ちてしまったのだと、自分なりに分析していました。
このように何がおかしかったのかを考える習慣をつけることで次に繋がっていきます。
また、今回、私と同じことを旦那が伝えていましたが、調子が良い時の走りを知っている人を作ることも大事なことです。
それはランニングコーチでなくても、家族や友人でも、定期的に自分自身を見てくれる人なら構いません。
同じように走っていても、フォームや感覚は狂っていきます。それを常に修正していくことは大事なことです。
フォームが崩れたら思うように走れません。その時に、シューズを変えたり、新たなフォームを模索したりすると、訳が分からなくなってきます。
以前のように気持ちよく走れない。と感じた時には、新たな選択肢を見つけていくより、気持ちよく走れた時に戻すことが大事です。
トレランレースでロストした時、山で道を間違えた時には、来た道を戻るのが鉄則なのと同じようなことです。
それまで気持ちよく走れたのなら、その感覚を取り戻すことが大事です。
半年ほど前に、以前からの知り合いでかなりレベルの高いランナーからパーソナルを受けたいと連絡がきました。理由を聞くと、フォーム改善をはかったところ、わけが分からなくてなってしまったので、昔のフォームを知ってる私から客観的な意見・アドバイスを聞きたいとのことでした。パーソナルレッスン最初のフォームはどこかぎこちなく確かに以前と変わっていました。その後、動きの確認とともに、意識の確認、記憶の確認をしていくと、徐々に以前の走りを取り戻して行きました。その後レースで結果がでてきましたが、私も嬉しかったです。
今回練習後に、Aさんから「OTTの時のピッチ遅めストライド広めでちょっと力づくで速いペースで走った時の感覚と、今日のHさんのペーサーでピッチ適正で余裕あるペースで走った時の感覚の違いも、良い練習になりました。」とメッセージをいただきました。
迷った時には元に戻す。
そのためには調子が良い時ほど、なぜそう走れたからを言語化し残しておくこと、そして調子が良い自分を知っている人を作ることです。
練習会後にはアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを目指します。
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今日の動画です。
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