サロマ湖100KMウルトラマラソン②〜レース前の調整や準備で明暗が分かれる〜

サロマ湖100kmウルトラマラソン①〜8回連続完走・8回目のsub9〜

サロマ湖100KMウルトラマラソン①〜8回連続完走・8回目のSUB9〜 から続く

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今回のサロマは不安のある中で、昨年とほぼ同じタイムでゴールし、順位が上がった理由はいくつかありますが、特にレース直前の調整や準備が出来たことからトラブルがなかったことが大きいです。

6月2日の奥武蔵ウルトラマラソンを走ってから2週間くらいの身体の状態は悪く、貧血なのではないか?というくらい走るのが辛い時期が続き、トラック半周で嫌になることもありました。

ちょうどその頃、貧血を乗り越えたウルプロメンバーの体験を記事にしましたが、私もそろそろ内科医の佐藤さんに相談しようか?と思っていました。

ランナー貧血のアラーム 5人の経験と内科医のアドバイス 前編

しかし、ウルトラを連戦したのだから疲労が溜まってるのは当然と考え、焦らず徐々に疲労を抜いていこうと出来ることをしてきました。

すぐにできることとして、朝晩に4粒づつ飲んでいたマルチビタミン&ミネラルのCC(Catalyst Conditioning)を5粒もしくは6粒に増やしたところ体調は上向きになってきました。

また、少し間のあいていた低酸素トレーニングも再開しました。

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ハイアルチリカバリーのトレッドミルは自走式なので、悪いフォームではスムーズにスピードが上がりません。そこで、フォームの調整も出来ました。

そして、ウルプロ®️午後練が終わってから、メンバーに動画撮影をお願いして客観視することで、徐々に整ってきました。

また、春からの連戦で疲労が溜まるのは想定していましたが、故障はしないよう万全なケアをし、疲れていると感じた時は、練習負荷を落とすなど決して無理はしないで、サロマ湖目指してコンディションを整えていきました。

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コロコロ変わる天気予報に呆れながらも、どんな気象条件になっても対処できるような準備をして現地入りしました。

ウルトマラソンは時間も長いのでスタートからゴールまでの気温変化が大きく、また普段寝ている時間に起きるため胃腸への負荷が大きくなります。

レース中、脚が終わる前に、胃腸の調子が悪くなり苦しい状況になったことは過去何回もあります。その都度対応するだけではなく、その原因や対策を考えてきましたが、医療の専門家のドクターランナーでさえ胃腸障害に陥ることはあるので、完全な準備や対策などはなく、その時々の状況にあった対応をするしかありません。そしてその対応が経験になり積み重なっていきます。

今回はそれらがうまくいったので、全く気持ち悪くなることはなく、レース後も食欲旺盛でした。

何をしたかを書こうとすると、レース当日や前日以前の私の行動全てにその意図が含まれているので、書き出すと膨大な文字数になるので、一番大事なことだけ書くと、

スタート時点で胃腸の調子をよくするには何をしたらよいか?何をしたらいけないか?

を考えて行動してます。

例えば

ウルトラマラソンはたくさん食べて身体にエネルギーを貯め込まないといけないと無理して食べたら、胃腸はどのような状態になりますか?

胃腸の強い方は平気でも、弱い方はかなりの確率で下痢や吐気など体調を崩します。胃腸の強い方と同じようなことをしてはいけないのです。

また、5時のスタートから逆算して就寝時間や晩飯の時間を決めるだけではなく、金曜日、土曜日に起きる時間も早めにしました。普段、朝はゆっくりの私がいきなり大会当日に早起きすると、身体がびっくりしてしまいます。

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今回は、100km初挑戦ながら6時間42分で走り5位入賞した大塚さんと、ウルプロメンバーと一緒に湧別に泊まりました。当日の予報をもとにレース中に起こりそうなトラブルや対処などについてアドバイスしましたが、それは自分自身への意識付けにもなりました。

4時過ぎにスタート地点につき、初挑戦の大塚さんと一緒にスペシャルドリンクや荷物預けをし、トイレなど済ませると、早めにスタート地点に整列しました。そして、スタート地点に並んだら不安材料は一切考えずに、リラックスしてスタートを待ちました。

スタート時点の気温はランシャツでも寒くも暑くもなく、また風もなく良い感じでしたが、天気予報通りであれば気温が上昇していくので、そのあたりの対応を整理しました。

サロマ湖100KMウルトラマラソン③に続く



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