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自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜③から続く
今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした10人のウルプロ®️メンバーのうち、9人は初100km含めて自己ベスト更新。もう1人は60代後半のメンバーが故障を乗り越えてPBにあと僅かなタイムで完走と素晴らしい走りをしました。
ウルプロ®️メンバーには練習後にも振り返りをする習慣をつけるようアドバイスしてますが、今回いくつか質問して答えてもらいました。
前回紹介した藤尾さんに続き、今回は麻里さんの気づきを紹介します。
麻里さんは昨年3月入会時のフルマラソンPBは3時間44分台で、3時間40分を切りたいと入会しました。その後フォーム改善を行うなど走力アップをはかりこの秋冬に3時間25分台を2回出しました。また100kmでも昨年のサロマでPBを出しました。
こちらは昨年サロマでPB更新した時に紹介した記事です。
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麻里さん
10時間27分49秒(従来 10時間38分25秒)
ラップタイム(ロス3:04 – 54:26 – 52:56 – 54:50 – 61:43 – 59:10 – 75:57 – 64:59 – 66:37 – 70:14 – 63:53)
【自己ベストでゴールした時の気持ち】
【自分を褒めたいと思うこと】
前半50キロまでは、目標にむけ予定したペース配分で走れました。給水や補給も歩きながらとるなど、ロスタイムを最小限にできました。後半は暑さにより苦しい場面もありましたが、エイドの後に少し歩いて落ち着かせ、その時その時できる走りをしました。
また、水かぶりをしたり、経口補水パウダーなどをとるなどして、脱水や熱中症などにならないよう対処し完走できたことです。
【こうしたら良かったと思うこと】
アームカバー、ネックカバーは、日焼け防止には役立ちましたが、いくつか持っている中から、冷却機能のあるものを選択すればよかったです。もしくは、日焼け止めを塗ったのでなくても良かったと思います。また、アンダーにきたファイントラックも、結果的に着用しなくてもよかったと思ってます。トイレなどで脱ぐこともできましたが、昨年急激に寒くなった経験にとらわれて、脱ぐことが出来ませんでした。これらによりかなり暑くなってしまいました。
前半は止まらずに走れましたが、後半は熱をもった身体を冷やすために水かぶりをしたので、かなりの頻度で立ち止まり、歩きを入れてしまいました。もう少し水かぶりの頻度が減らせれば良かったです。一度止まると癖になり、また止まりたくなるし、再度走り出すスイッチを入れるまでの時間がどんどん長くなっていきました。
それと、いつも準備がギリギリになってしまうので、スタート地点にもっと早く並んで、落ち着いてスタートすることです。(ロスタイム3分04秒)
【ウルトラセミナーや練習会で掴んだこと】
□ウルトラセミナー
ゆっくりすぎるペースにスタートから馴染んでしまうと、ペースをあげられない、遅く走り腰を落としたフォームになれば、ゆっくり走ったからといって足が保つわけではないという意識を持てました。目標タイムにむけて予定したペースを軸にその時に気持ちよく走れるペースを意識して走りました。
□練習会
練習会で掴んだことは、まだまだ練習の必要がありますが、肩周りや腕振りの力みのないフォームを目指して練習し、肩甲骨と骨盤への連動につなげ足を必要以上に使わないフォームにとりくむことができました。
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私からのアドバイス
今回の気象条件だとインナーは必要ありません。途中で暑いと思脱ぐことができたなら脱いだ方がよかったです。その後の寒さが怖いならウインドブレーカーや、脱いだファイントラックをポーチにいれておけばよかったです。
水かぶりの頻度は、今回の状況だとそれでよかったと思いますが、もしインナーを着ていなければ回数を減らせたでしょう。
(注)今回の中盤以降は脱水や熱中症リスクへの対処が必要でした。気温上昇や強い日差しにより上がってしまう体温を水をかぶって冷却しようとしてもインナーを着てると十分に冷えないことがあります。
このようなメッセージを送ったところ返信がきました。
水かぶりについて、ソフトフラスクに水を入れてもち、途中暑くなった時に、かけながら走れば、毎回立ち止まらずに済んだのではないかと思います。野辺山の時にそうしようと思っていたのにレース中になくしてしまいできなかったので、今回新しいのを買って準備していました。ウルトラセミナーでもお話があったので、ドロップバックに入れておいてのにすっかり忘れていました。
それと、ボランティアの方や周りの方に話しかけ、これからの天気が、どうなるのかを聞いてみたら良かったと思いました。もっと気温が上がる予報か、天気が変わる可能性は少ないかなど。自分の考えだけで判断するよりも、判断材料を増やすことで、もう少し適切な対応ができたと思いました。
この部分は大事なので、あえて 「こうしたら良かったと思うこと。」に加えませんでした。
暑さ対策としてはもちろん良いことですが、もっと大事なことは、今回のような振り返りをしなければ、忘れてしまうということです。このように、しっかり考えるといろいろ思い出しますが、考えなければ何も残りません。
また、ボランティアの方々と話をすることで、精神的にもきつくなったいった気持ちがスーと楽になることもあります。
今回、麻里さんは自己ベストながら悔しそうでしたが、レースで掴んだ経験を、レース後にしっかり振り返り整理したことは、大きな経験になったと思います。
参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。
自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜⑤ に続く