目標達成!〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜① から続く
前話ではタイム的なことは、ほとんど書いてませんが、レース前に目標タイムは決めてないけど、タイムを全く考えないで走ったわけではありません。
目標は健康な状態でゴールすることですが、その前提の上で、どう走れば最も速くゴールできるか模索したジャーニーランになりました。
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開会式の競技説明会でコース説明を聞きながら、昨年走った記憶を思い出しながら、この区間はどのくらいで走れるか?をざっくりコースマップに書き込みました。
263kmのスタートを見送ってから、ホテルに戻る途中にあった100均で、シールなど買って、コースマップに書き込んだ数字を写してスマホケースに貼りました。
自分が分かれば良いのだから、名称もかなり雑に略してます。
左からチェックポイント(CP)番号、エイド名称、距離、24時間でゴールする場合のエイド到達時間、区間平均ペース、エイド開設開始時間
第1CPから第4CPまでは、天候が曇りか雨で涼しく調子よく走ったらエイド開設前に到着してしまうと感じたので開設開始時間を書いておきました。
無理にペースを上げて走るつもりはありませんが、第1CPはともかく、第2CPはスタートから50km弱でエイド開設予定時間が6時間半なので、よほどのトラブルがなければ、確実にその時間前に到着してしまう。エイドでの補給は必要ないとして、どう通過したことをチェックしたら良いかをスタッフに確認しておきました。
一応、シールにはエイド開設後に到着するように書き込みました。
朝起きて、263kmの部の第2CPを確認すると、上位20位くらいまで4時間台で通過していた。もちろん夜間涼しい時間に走るのだから同様に比較は出来ないが、第2CP前のコンビニをエイド代わりにすることにしました。
第2CPから第3CPは、昼間の一番暑い時間帯を走るのでこんなペースでは走りませんが、第1CPから第2CPまで速く通過した時間を使うことにしていました。
実際の区間タイムはこんな感じでした。CPでの滞在時間が書いてないのは、CP到着時に押し忘れですから、前の区間にタイムが加算されています。またコンビニ休憩などは計測していません。
(*実際のエイド開設時間はわかりませんが、第2CPにはエイド開設予定時間の30分以上前に着きましたが開設していましたし、上位選手は私より1時間以上速いタイムで通過したタイムが計測されていたので、選手が到着する前に選手を迎い入れることができるよう準備を早めていただいたようです。)
S〜第1CP
22.6km(22.2km) 2:31(6’45/km)
(休憩 4分22秒)
第1CP〜第2CP
27.9km(27.1km) 3:24(7’31/km)
第2CP〜第3CP
18.9km(18.1km) 2:40(8’50/km)
第3CP〜第4CP
29.0km(27.9km) 3:53(8’21/km)
(休憩 31分53秒)
第4CP〜第5CP
24.0km(23.2km) 3:33(9’10/km)
(休憩 48分09秒)
第5CP〜第6CP
8.1km(7.8km) 1:18(10’00/km)
(休憩 10分09秒)
第6CP〜AS
19.7km(19.3km) 3:28(10’46/km)
AS〜第7CP
11.1km(10.8km) 1:28(8’08/km)
第7CP〜第8CP
10.1km(9.5km) 1:49(11’28/km)
第8CP〜第9CP
6.6km(5.5km) 1:09(12’32/km)
第9CP〜F
6.5km(5.9km) 1:08(11’31/km)
距離はSUUNTO9 BAROの計測値で( )内は主催者発表距離ですが、かなり正確だったと感じています。
コースは基本右側通行ですが、歩道が左側にあれば移動するし、歩道がなくなれば、右側に移動します。またコンビニやトイレに立ち寄るためにコースを外れることもあるし、コンビニ休憩中も結構動いています。
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明らかにズレてる区間には理由があります。
第8CPから第9CPは古い町並みを通って欲しいという主催者の思いから第8CPから遠回りをしてから第9CPに向かいますが、ここでロストしてしまいました。大会ルールとして、CPさえ通過すればコースをトレースしなくても良いのですが、設定コース通り走ろうと日差しの強い中、戻ったり、コースを探していました。
第9CPからフィニッシュにかけてのズレは、田んぼアート見学に要した時間です。これも主催者が余裕があれば見てほしいというおススメスポットであり、1分1秒を削る状況ではなかったので行ってきました。
ただ、第4CPでの休憩では、ドロップバッグを受け取り、着替えや食事をする前に、SUUNTO9を外して、スマホとともに充電器に繋げました。それなのに0.95km移動したことになっているのは室内で電波が届かずおかしな数値になったのでしょう。
これ以外は計測がおかしいと感じることはありませんでした。
もちろん、さっき時計を見てから、まだ200mしか進んでないのか!とガッカリしたことは一度や二度ではありません。。
SUUNTO9 BAROは光学心拍計稼働の設定で25時間使用できます。今まで使ってきた中で、このスペックはかなり正確だと感じています。このレースでは光学式心拍計は不要と思い、OFFにしようと思っていましたが、スタート前にその時間はなかったのでそのまま使用しました。また画面を切り替えたりバックライトを使うとバッテリー消費は激しくなります。
今回ルートナビ機能を使うために、頻繁に画面切り替えを行いましたが、第4CPで20分程度追加充電したためバッテリー切れの不安なく使用できました。
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時計は、ゴール後すぐ止めなかったので、タイムは3分半ほど過ぎてますが、距離に関してはロストがなくても、エイドやコンビニに普通に寄っていれば180kmは余裕で超えていると思います。
区間ペースに関しては主催者発表の区間距離と実際の区間タイムで計算しているので、信号待ち、エイド・コンビニ休憩やロストなどは勘案してないので、実際に走っている時のペースはもっと速いです。
並べるとこんな感じです。
6’45-7’31-8’50-8’21-9’10-10’00-10’46-8’08-11’28-12’32-11’31
それぞれのペースを見ると、その時、どのような状況だったかがよく分かります。
4番目と、8番目に上がっているのはそれぞれ別の理由です。内容は別途書きます。
また、9番目以降、遅くなっているのは、ロストや田んぼアート見学以外に、非常に暑くなり熱中症リスクを感じたのと、歩道がなく交通量の多い幹線道路の区間なので身の安全を確保するために基本歩きました。
大半の車は私との間隔をあけて通過してくれますが、たまたま反対車線を通過する車と私が重なるタイミングだと膨らむことが出来ずにかなり近くを通るので結構怖いです。大型ダンプが通過するときは凄い風圧を感じます。もし車がよそ見をするなどして私に気づかないこともありうるので、最悪横を流れる用水路や土手下に飛び込むくらいの覚悟をして車の動きを注視していました。
また、足元が画像のように平らなとこばかりではなく、凸凹していたりもっと狭い箇所もあります。
昨年より今年は怖くなかったので慣れの問題もあるのかもしれませんが、初めて走られる方は特に注意深く進んでください。
装備品を吟味すること〜2019みちのく津軽ジャーニーラン〜③ に続く