みちのく津軽ジャーニーランは、練習・レース・日常生活で愛用しているSUUNTO9 BAROを使いました。
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パフォーマンスモード(最高の状態)で、光学式心拍計ONで25時間稼働できるとカタログに掲載されていますが、過去使う中で、カタログ値に偽りはありません。今回は上手く走れても24時間はかかると思ったので、光学式心拍計をOFFにして数時間バッテリーを長持ちさせるようにするつもりが、スタート直前のバタバタで、その設定方法を忘れたので、そのままスタートしました。
CP4の鰊御殿がレストステーションになっていて、バッテリーと充電ケーブルをドロップバッグに入れておいたので、そこで充電することにしていました。
昨年と一部コースは変わってますが、ほぼ同じなので昨年入れたコースデータをそのまま使いました。疲労困憊な状態でコースロストすると心身ともに厳しくなるので、紛らわしい箇所はルートナビゲーション機能を活かして走りました。
ロードのウルトラマラソンであれば、タイムロスや、心身ともにキツくなるだけですが、山を走るトレランレースではロストは命を危険に晒すことにもなります。
これらの機能を有する高性能なGPSウォッチも、バッテリーが切れてしまえば、重りでしかありません。
今回のジャーニーランは28時間弱でゴールしましたが、その時点ではバッテリーはまだ1、2時間は使える状態でした。
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レストポイントでどれだけ充電できたのか確認してなかったので、先程再現してみました。
バッテリー残量45%からスタートしました。
ジャーニーランで使ったのと同じ、バッテリーと充電ケーブルを使ってテストスタートしました。
6分半で+5%
10分経過で充電ケーブルを外しました。
バッテリーは+8%の53%まで回復しました。
10分で8%ですから、1%充電するのに1分15秒になります。
途中、6分39秒で5%充電できていたので、ほぼ時間経過に直線的に充電できているのが分かりました。ジャーニーランでは20分ほど充電したので、+16%回復できたのでしょう。
カタログデータは25時間ですから、その1.16倍は29時間になりますから、ほぼ実際に使った時の状況と同じです。
実際、20時間以上のバッテリー稼働を必要とするランナーは少ないと思いますが、逆に25時間が30時間、35時間に増えても足りないランナーはいます。
GPS精度を落とせば長持ちしますが、ルートナビゲーション機能にも悪影響が出るので、やはり最高精度で使いたいです。
そのような状況では、レース中に充電するしかありませんが、腕に付けたまま充電するのはやめた方が良いと思います。
実際のところは分かりませんが、バッテリーから伸ばした充電ケーブルとGPSウォッチの接点が濡れたらショートして感電するリスクがありそうで私は出来ません。
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ドロップバッグに入れておき、レストポイントで自分自身が身体を休める時間に腕から外して充電するだけでも結構復活します。
今回レストポイントでは、トイレ、着替え、食事、バックパックの中身入れ替え、身体のマッサージなど短時間に済ませましたが、ドロップバッグを受け取るとまずはバッテリーを出して充電を始めてからにしました。
また、移動しながら充電せざるを得ないなら、腕から外してバックパックの中に入れて充電するなど工夫してみてください。
それと、自分のGPSウォッチは10分でどれだけ充電出来るか知っておくといろいろ役立つと思います。
私のSUUNTO9BAROは10分で8%充電でき、8%充電で2時間バッテリーが延命します。
それは5分充電で1時間使用できることを意味するので、ゴールまで足りない時間を計算して充電するのも良いかもしれません。3時間足りないなら15分とか。
念のために書いておくと、バッテリーを一番消耗する行為は、バックライトを常時ONにしたり、頻繁に画面切り替えをすることです。阿蘇ラウンドトレイルの時、手首を曲げた拍子にボタンが押されたようでいつのまにかバックライトが付いていて、それに気付いたのは暗くなってからです。このようなこともあるので、たまにチェックすることも必要です。