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メーカーからお借りしたスピードゴート3でロングトレイルを走る予定が組めないので、ウルプロ®︎オーバーナイトランで試しました。
不整地でのグリップはぬかるんだクロカンコースで試すことができたし、ウルプロメンバーからの評判も良い。一番試したかったのは、長時間履き続けた時にストレスを感じるかどうかです。
足入れをした瞬間や少し走るだけではストレスのないシューズも、長時間履くと擦れや違和感が出てくることがありますが大きなストレスになります。
まず、今回のウルプロ®︎オーバーナイトランについて紹介します。
新宿駅東南口から国立競技場に向かい、神宮外苑を1周してから東京オリンピックのマラソンコースを走りました。きっちりコースを辿るのではなく、綺麗な夜景が見れそうな場所、面白そうな場所に気が向くまま走りました。
この後、タイミングよく神宮球場の花火が打ち上がりました。
蒸し暑いのでコンビニ休憩を少なくとも1時間に1回は入れました。
日本橋には五輪マークがライトアップされていました。
途中合流、途中離脱を繰り返しながら雷門にきました。
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そこからオリンピックコースを外れて、スカイツリーに向かいました。
前回の山手線+αランより、道が広く走りやすかったです。またどの場所でもアクセスがよいので、無理なく止めることができます。
終電時間を境にどっとメンバーが減りました。それでも予想以上に残りました。みんな終電で帰るかどうか葛藤があったと思います。
いつも練習している皇居前広場で、スピードが遅くなるとフォームはどうなるかを確認してもらうために、今走ってるのと同じスピードで走ってください。と伝えましたが、みんな速く走るから、撮り直ししました。
そこから東京タワーに向かいましたが、真夜中の日比谷公園を走りました。真っ暗で一人だとちょっと恐いけど、グループで走ればライトなどの確認もできます。
東京タワーの近くはライトアップで生じる熱なのか、単に風の通りが悪いのか、異常に蒸し暑かったので、早々に後にしました。
そこから再び日比谷公園を通り、皇居前広場の広い歩道で流しをしました。
流しを入れて大きく動かすと脚が軽くなることもあります。
その後、北の丸公園に行ってから神田駅を通ってから、市ヶ谷経由新宿駅に向かい、予定通り5時に到着しました。距離はだいたい53kmくらいです。
終電がなくなってから、サブ4を狙っている女性メンバー3人が比較的元気なのに対して、フル3時間10分台で、初100kmサブ10したメンバーはかなりキツそうでした。おそらくサブ4狙うメンバーには気持ち良いペースが、サブ10したメンバーには遅すぎるペースだったのでしょう。
深夜の時間帯は特にメンバーの状況を確認して歩きを長めに入れたりしましたが、走る時のスピードはだいたい6’15-7’00/kmくらいです。これは私にしても遅すぎるペースですが、フォームは崩さずに脚の筋肉は可能な限り使わないように走りました。
ジョグペースが5’30/kmの方が7’00/kmで走るにはあえて遅く走るわけですが、走り方によっては、ゆっくり走っているのに大きな疲労感に襲われます。
ピッチが遅くなりすぎるとリズムが狂うし、タイミングを合わせるために大きな沈み込みが発生します。
5’30/kmで走るために必要な出力のまま7’00/kmで走るのは体力の無駄ですが、中にはそれ以上の出力を使ってしまうメンバーもいました。
私もジョグペースよりゆっくり走るのは苦手でしたが、ジャーニーランなどすることで少し慣れてきました。
今回はこのようなフォームで終始走りました。
この時とスピードは2倍くらい違いますが、上体の位置と接地の位置に関して同じように走りました。
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さて、スピードゴート3の感想ですが、休憩交えながら10時間近く、走ったり歩いたりしましたが全くストレスはありませんでした。
トレランシューズはラグが深いのでロードは硬く感じるかと思いましたが、私にはちょうど良い硬さに感じました。途中の流しはかなりスピードを上げましたが、ロードのグリップも申し分なく、100マイルを超えるロードレース、ジャーニーランなどで使いたいと思いました。100kmレースを走るには私には重く感じましたが、重さが気にならない方なら試して欲しいシューズです。
これはスピードゴート3に限らず、ロードモデルよりトレランモデルの硬さが気持ちよく感じることもあります。ロードしか走らない方がトレランシューズを履く機会はほとんどないと思いますが、例えばHOKAのロードモデルのソールが柔らかく沈み込みが気になると感じているならトレランモデルを試すと気にいるかもしれません。
また、トレランレースでも、ロード区間や林道区間の多いコースはありますから、ロード区間でもストレスなく走れることはシューズ選択の大事な要素になります。そのような点からもスピードゴート3が人気がある理由が分かった気がします。
もちろん足の形は人それぞれなので誰にでもあうシューズなどないので、購入する前に少なくとも足を入れて感触を試してみてください。