8月から9月に変わる土日に上野公園から茅ヶ崎海岸までウルプロ®︎オーバーナイトランをしました。こちらはゴール一歩手前で海岸に入った時の画像です。
<スポンサーリンク>
今年は3回オーバーナイトランをしました。最初は山手線一周+αで、2回目は東京オリンピック マラソンコース付近でした。どちらも交通アクセスがよくリタイアしやすいので初めてオーバーナイトランをするならオススメです。
過去3年茅ヶ崎に向かっていますが、毎回新宿駅スタートでしたが、今回は上野公園スタートにしました。
メンバーからの提案で、箱根100km×2DAYSのコースで途中まで走りました。
いつものごとく、スタート前に写真を撮るのを忘れてストップかけて写真撮影。
今回は箱根100kmを走ってコースを覚えているメンバーに前を走ってもらいました。100マイルのベルリンの壁マラソンを走って2週間とは思えない軽い足取りでした。
途中合流、途中離脱OKですが、なかなか予定時間にはつかないので、ところどころで、「現在どこを通過。」などメッセージグループにアップしました。
前回は東京オリンピックの飾り付けがあったけど、今回はありませんでした。
何度となく渡った日本橋ですが、マジマジと見たのは初めてでしたが、美しさに驚きました。
今までも視野には入っていたから気づいてはいたのに見ていなかったのです。
焦点を当てる。焦点を絞る。
大事さを再認識しました。
序盤の新橋くらいまではとにかく信号待ちが多いのと、歩行者に気をつけ歩いたり、歩くようなスピードで走りました。
ただ蒸し暑くて、既に大半のメンバーのウェアが汗でびっしょり濡れていました。
ペースは序盤でも走行中で6’30/kmくらいでした。また一番不安のあるメンバーに先頭付近を走ってもらうことでペースが上がらないようにしました。
コンビニでは凍ったカルピスやスポーツドリンクを買って身体を冷やすのに使ってから、飲むなど工夫しました。昨年は暑くて氷を買いまくっていましたが、今年は身体を冷やすための氷を買ったメンバーはいませんでした。
今回のシューズは、最近見直しているナイキペガサスターボです。
<スポンサーリンク>
こちらに初めて履いた時の感想を書いてますが、特に気に入ったシューズではありませんでしたが、最近フォームが少しづつ変わってきたからか以前より走りやすいシューズに感じています。
前回のオーバーナイトランはホカのトレランシューズで走りましたが、このシューズも足へのストレスはありませんでした。
夜中になっても繁華街には人がたくさんいましたが、その他はほとんど人はいません。また神奈川に入ると爆音を響かせて走るオートバイが結構いました。
終電のある時間に予定通り離脱するメンバーや、そこから合流するメンバーなど入れ替えをしながら進みました。
コンビニ休憩は5、6kmに1回くらい立ち寄りました。今回は序盤にアイスコーヒーを飲んだだけでカフェインは取りませんでしたが、睡魔には襲われませんでした。
もちろん、アスリチューン・ポケットエナジーのカフェイン入りや、CNC (Catalyst Natural Caffeine)を持参してますが、3回目のオーバーナイトランで身体が慣れてきたのかもしれません。
このサプリメントを使っているメンバーは多く効果を感じています。コンビニを利用できるオーバーナイトランでは、コーヒー、コーラ、エナジードリンクなど買えますが、トレランレースでは持参しないといけないため重量など考えるとエナジージェルやカプセルで摂取できるこれらは私にとって必携品です。
途中で脚に張りが出てきたメンバーには持参したマッサージクリームを渡してセルフケアしてもらいました。
張りが強くなり痛みが出てきてからだと中々よくなりませんが、痛くなる前に足底やふくらはぎをマッサージすると張りがおさまることありますし、シューズを脱ぐだけでも効果あります。
みちのく津軽ジャーニーランの途中でシューズ脱いで、ソックスめくってマッサージしたら劇的に足がよくなり、靴擦れ予防もできたことからオーバーナイトランではメンバーにはすすめてます。
また、足の甲が痛いというメンバーのシューズにはガチガチにキャタピランで締め付けていたので、結び直してあげました。キャタピランは巻き方が悪いと締めすぎて足が痛くなることがあるので、これでは緩いのでは?と感じるくらいが適切なテンションだったりします。
途中、厳しくなり、都内までは終電がないが横浜までならあるので、横浜まで戻ってファミリーレストランで始発を待ったメンバーもいます。また普段ならこの距離は全く問題のない川の道ランナーが30kmくらいで体調が悪いので、少し先に自宅まで歩いて帰ると離脱しました。
そもそも、気温湿度の高いこの時期にフルマラソンを超える距離を走る練習に参加する時点で無理をしているメンバーもいます。大事なことは相当悪くなるまで無理して頑張ろうとするのではなく、まずは無理して先に進む状態にならないように考えられる対処を全てやる。それでもダメならどう離脱するかを考えることです。
これは練習だけではなく、レースでも同じだと思います。トラブルにはさまざまなものがあり突発的で予期せぬこともあります。ただ予期せぬことも自分は予期できなかったことでも経験積んでる方なら予期できることかもしれないし、突発的な出来事にも実は予兆があることもあります。
身体だけではなく、天候や地形などさまざまなことに注意を払いリスクを予見していく。また事故やケガ、トラブルになったとしても小さなダメージにとどめることが大事だと思います。
諦めることが負けではなく、先々走れなくなるような事態になることが負けだと思います。
その時、諦めたってまたチャンスは巡ってきます。
もちろん価値観はさまざまでしょうが、私はそのように考えています。
海に近づくと、近所に住むメンバーが合理しました。疲れ切って口数が少なくなっていたメンバーが急に元気になりました。
彼女が来たことでゴールが近いことを実感したこともあるでしょう。
海岸まで3、4kmのところで、走れなくなったメンバーがいたので、その他の元気なメンバーには砂浜まで先に行ってもらい、私が一緒に歩いて進みました。
そう言えば、昨年も一人熱中症気味になったので、この辺りを一緒に歩いた記憶が蘇ってきました。その時のメンバーはUTMFなど完走しているランナーですが、レベルや経験に関わらず、気象条件や体調により誰しも走れなくなる可能性はあります。
先に進んだメンバーから海岸につき、ここで待ってますとメッセージが届きました。
そして、海岸に近づくと、先程合流したメンバーが迎えに来てくれました。そこから数100m3人で話しながら歩きました。
海が見えた瞬間です。
やっぱり海っていいなーって思いました。
砂浜で日の出をバックにメンバーで写真撮りました。
当初は柳島海岸まで行き、そこから竜泉寺温泉に行く予定でしたが、時間も遅くなり暑くなりそうな時間帯になったので、ひとまず2km弱の場所にあるシャワーが浴びれるところまで各自走って向かうことにして、私は引き続き歩きました。
状態を聞くと、歩くのは問題がないが、睡魔が酷いみたいなので、CNCを試すか聞いたら使いたいとのことだったので3粒飲んでもらいました。
私は少し効かせたい時は2粒、かなり眠い時は4粒なので、今回のメンバーくらいの状態なら4粒使いますが、始めて使うサプリメントなので少し少な目にしましたが、数分経ったら視界が明るく開けてきた。と話すくらい覚醒感が出てきたようです。
また途中でお腹の調子が悪くなりかけ、エネルギー補給をしなくなったのが原因でガス欠気味だと感じたので、彼女が携行していたアスリチューン・ポケットエナジーの黒も飲んでもらいました。これも効いたようです。
ガス欠になるとネガティブな気持ちになりやすいので、そんな気持ちになりかけたら、少し多めに補給すると変わることもあります。
<スポンサーリンク>
最後尾を歩いていると、いないはずの後ろから声をかけられ、誰か?と思ったら、川崎あたりで気持ち悪くなり自宅に帰ると離脱したメンバーでした。しばらく歩いているうちに復活したようです。
海岸について、海に飛び込み泳ぐことを楽しみにしていたメンバーはなんとゴーグル持参で参加していましたが、気持ちよさそうに泳いでいました。
今回はこのようなルートで、この海岸から茅ヶ崎駅まで歩いた距離を含めて69kmでした。
全員無事に終われたことが何よりです。
その他オーバーナイトラン関係の記事はこちらです。