サロマ湖ウルトラシュミレーションセミナー〜イメージし考える大事さ〜


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昨日はウルプロメンバー14名に、過去ウルトラセミナーに参加した2名を加えて16名でオンラインセミナーをしました。

内容はサロマ湖ウルトラマラソンのコースや気象条件をイメージして、時間経過とともに変わりゆく心身の状態や気象変化に対応して100km先のゴールを目指すというオンラインセミナーです。

ウルトラマラソンをシュミレーションしたオンラインセミナーは4回目ですが、徐々に内容を改善しています。明日は野辺山ウルトラをイメージしたセミナーを開催しますが、さらに改善して楽しめ、脳と身体を鍛えられる内容になります。

20時から22時まで開催しましたが、中には移動中であったり、家族がいて声が出せないなどの理由から聴くだけのメンバーもいました。オンラインで顔見て話しているメンバーは反応で、どれだけ理解しているか?飽きていないか?が分かりますが、こちらから反応が分からないメンバーは、理解できたのだろうか?と思ってましたが、終わってからメッセージや、メンバー専用ページに書かれたコメントをみるとそれぞれ理解できていることが分かり安心しました。

また楽しんでもらえたようです。

メンバーが専用ページに書いた気づきや感想を抜粋して紹介します。
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Mさん

ためになりましたし、何より楽しかったです。色んなトラブルが想定されるのは時間が長いウルトラならではですね。目標12時間以内のゴールタイムが、トラブルで想定12時間15分になりました。過去の天気や脚が重くなった時の対処法はフルマラソンにも活かせます。
ウルトラはチャレ富士71のみしか走った事無かったし、エントリーもしてなかったです。いつかは100キロにチャレンジしたいとは思っていましたが71でトホホな結果だったので尻込みしていましたがエントリーしてみようと思いました。

Kさん

頭と体を動かして、あっという間の二時間でした。事前準備の大切さ、想定外のトラブルは起きるということ。改めて考えることが出来ました。
今年のサロマは中止になってしまいましたが、来年は今回のセミナーを有効活用して自己ベスト更新したいと思います!

Iさん

ウルトラは走ったことがないので聞くだけの参加でしたが、色々イメージ出来て楽しかったです。私はかなりの心配症なので、参加する際には大荷物になること間違い無し!です。距離の長い短いに関係なく、レース前に如何にシュミレーション出来るか、如何に準備出来るか、考えることが大切なことを改めて感じました。レース前からレースは始まってる⁈

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Nさん

家族が在宅の為音声のみの参加でしたが、声出しをしない分、自分の考える時間に多くの時間をさけたので、過去に出たウルトラの大会の事などを思い出しながら、じっくりシミュレーションする事ができました
【本日の気づき&反省点】
・経口補水パウダーを持参するのを失念していました。→これは本番では必ず持参しようと思います。過去の柴又100Kでは30㎞地点で頭痛が起こりましたが、それは脱水症状のひとつだったのではと思います。
・ドロップバック、後半で使うものを袋にまとめておく。→柴又のドロップバックでも荷物はまとめていたのですが、ジェルのセット、お菓子のセット、日焼け対策のセット…などなど品物の種類ごとに小分けをしており…ウルトラ中盤は頭の回転が恐ろしく遅くなっており、逆にそれらをリュックに詰め直すのに結構な時間を消耗してしまいました。

あと前回のチャレ富士のセミナーで新澤さんが仰っていましたが、歩きながら補給するというのも取り入れたいです。ウルトラのエイドは独特の雰囲気と楽しさがあって、ついつい長居をしたくなるのですが立ち止まっていた分、足も固まるので短時間の滞在で済ませるよう努力したいです。
来年は今の状況が改善し綺麗なサロマンブルーが見られる事を願っています!

Wさん

ウルトラは2度目で、狙ってた初サロマが中止で残念でしたが凄く勉強になりました。

目標タイムギリギリでゴール出来ました、色々初ウルトラのトラブルがズバリだったのにはびっくりしました(笑)また予測されたタイムもぴったりでびっくりです。来年のサロマは準備万端で走りたいなと思います。

Oさん

大変楽しい2時間でした。今まで100キロのウルトラは4回完走していいますが、タイムで一番速かったのが柴又の13時間5分です。昨年の野辺山も超ギリギリでしたが、今日のシュミレーションでもゴールまであと僅かで数100mとなり、実力通りの結果となりました。お話しを伺いサロマ湖の気象条件は考えていた以上に大変キツイと判りました。発汗量の多い私には、晴れの時はかなり厳しいコンディションになりそうです。経口補水パウダーの本数は増やそうと思います。また気温が低くても今の走力では、普通に走ってもギリギリなので、ワッカに入るまで少しでも速くしたいと思いました。来年まで走力を上げて、本番では大自然のサロマ湖のレースを楽しんで走れるようにしたいと思います。

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Yさん

3年前のサロマ湖セミナーで行ったシュミレーションと計算方法をすっかり忘れてたので、今回再度聞いて良い勉強になりました。
100キロがまるで双六のようにペナルティが有り、途中スクワットや腹筋??で、受講者の方々が画面から居なくなるところ、面白いです
3年前の実際に走った時のトラブルを追加した自分のシュミレーションではペナルティ多すぎて13時間で完走できませんでした。
今年は開催されませんでしたが、申し込んでいたので来年優先権はありますが、その時体調が良かったら是非挑戦したいです。

Yさん

昨日は聞くだけの参加となりましたが、楽しく学べました。レースの進捗に合わせ、スクワットやプランクで疲労感を体感しつつ進み、単なる座学ではない進化形のセミナーで思わず笑ってしまいました

サロマは何れ挑戦してみたいと思って拝聴しましたが、比較的平坦ながら気象条件に左右されやすい、チャレ富士とはまた違った自然に対峙するレースだと痛感しました。
また、過去の大会を復習し、色々な事態を予測した準備の大切さを改めて学びました。

Nさん

移動中だったので、スクワットやプランクをやらずに済みほっとしました。あれもこれも対策してないことだけだったので、ものすごい数のペナルティをくらうところでした。
寒暖差や風雨への対策として何ができるのかは、もう少し考えてみたいです。あと、最後の方にコーチがおっしゃられた「脚が攣りそうになった場合にどうするか」「雨やかぶり水で濡れることを想定した場合ソックスはどうするか」なども、ぜひ教えて頂きたいと思いました。
チャレ富士セミナー同様、サロマもゴールは遠かったですが、遠いという現実を認識できて良かったです。
これからもシュミレーションの機会があればいろいろなパターンでシュミレーションしてみたいです。

Tさん

まだ100kmは走ったことがなく、今年挑戦しようと思っていたのですが、今回のオンラインセミナーに参加して、「結構舐めていたな…」と反省しました。
距離や高低差しか考えていませんでしたが、気温・天候の変化、それに伴う持ち物など走力以外に考えなければならないことが結構あることが気づきでした。
逆にそういった部分のマネジメント次第で大きく結果が変わるのも、ウルトラマラソンの魅力かもしれませんね。今年エントリーしている大会はなくなってしまったので、1年かけて、いろいろと試しながら準備していきたいと思います。

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Kさん

残念ながら夕飯時で手が離せず聴きながら手を動かして家事してご飯食べさせている間また音声に集中して終わってから再度確認したら残念ながらDNFになり30分ほど足りなかった。北海道という事もあり準備していったのですが午後の雨に苦しみました。細かな配慮が足りずそこでも苦しみました。でもだいたい思っていた想定ばかりであり苦しい事もありましたが楽しいサロマでまたエントリー合戦に気合いを入れてエントリーするぞー。と走ってもいないのに思うという不思議な2時間ありがとうございました。スクワットもその1時間前に20分ほど走ったのが効いて風呂上がりは、通常軽くヨガして寝るのが念入りストレッチで就寝。いい運動になってしまいましたが楽しかった。ありがとうございました。また次回、参戦します。

こちらはメッセージです。

Hさん

本日も有意義なシュミレーションセミナーをありがとうございました。前回よりも皆さんの言葉を理解でき、落ち着いてお話しを聞け、イメージもずいぶんできました。妄想なので、すごく走るのが上手なランナーになった気分でした。

Kさん

スクワット50回しました。その他、いろいろロスが出て13時間超えました。うまくいきませんでした。雨と寒さで14時から速度が倍以上かかるアクシデントがずーっと続いて予定は12時間55分でしたがアクシデント入れたら13時間30分になりDNFになってしまった。。

Nさん

声出しをしない分(自分だけの時間が多くて取れるので)、以前に出たウルトラの大会の事などをじっくりと思い出したりしながら、深いシミュレーションをする事ができました!

Aさん

ありがとうございました。走るイメージが具体的に思い浮かびました!すっかり鈍っていましたがモチベーションもグッと上がり、またトレーニングする気力が湧いてきました
この冬のサブスリーと来年のサブテン目指して頑張ります。良い運動にもなりました。また機会があればよろしくお願いします。今からトレーニング始めます。

Wさん

今日はありがとうございました。話せる状態ではあったのですが、勝手がわからないので静かにすすめてみました。
柴又が10時間24分でした。こないだの勝田が3時間30分で3.1倍だと柴又のタイム、3倍だとギリギリサブ10でした。今回は柴又みたいに着替えはしないで後半少し休憩多くし、スピード落として走りましたがペナルティ少なかったのと、プランクは得意なので(笑)サブ10出来ました
柴又は前夜に食べ飲み放題ですぐ寝たのでお腹壊して大変でしたが、今日当てはまり過ぎて笑ってしまいました

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会議室で5年間くらい開催しているウルトラセミナーでは、コースや気象条件によるタイム目安をフルマラソンのタイムから算出する方法や、ペース配分などを説明しますが、今回はそのような説明はしないで各自にペースをイメージしてもらい、そこに本人が意図しないトラブルを私がランダムに引き起こしてタイム加算やトレーニングをしてもらいました。

最後に今回の気象条件の設定だと、フルマラソンのタイムの何倍くらいか伝えて、今回シュミレーションしたタイムと比較すると、ほぼ同じだったメンバーが多数でした。

メンバーの走力を知ってる私から見ても、このメンバーならこのくらいのタイムでゴール出来ると言う数値になりました。

かなりリアルだったのは、みちのく津軽ジャーニーラン263kmを制限時間ギリギリにゴールしたメンバーが、今回も制限時間の13時間ギリギリにゴールできたはずが、私が最後にランダムに振りかけたトラブルに当たってしまい、13時間経過時点で200m足りずにDNFという結果になりました。本人はギリギリゴールできたつもりだったので不条理だと思いますが、ウルトラマラソンにはそのような不条理がつきまといます。

そんなことも、このオンラインウルトラセミナーで感じてもらえるように工夫してます。

また、レース中にフォームはどう崩れていくかなども説明して、そうなるとなぜペースが落ちるのか?なども実際身体を動かしてもらうことで体感してもらうこともしました。

そして、会議室のウルトラセミナーよりは伝える情報量は落としますが、いかに参加者が楽しみながらいろいろ掴んでもらえるにはどうしたら良いかを考えバージョンアップしていきます。

明日は野辺山ウルトラマラソンをシュミレーションします。

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ちょっとオンラインセミナーから話はそれますが、昨夜この記事を投稿しました。

山中教授のランニング時のマスクに着用が必要と書いたブログは『皇居や大阪城など混雑した場所を念頭に書いた』と追記されたようです。(記事の赤字部分です。)私自身、混雑した場所などではマスクをすべきと思いますが、周りとの距離が保てる場所や時間…

ランニングポータルサイト ウルトラランナーへの道さんの投稿 2020年5月7日木曜日

投稿した意図は、空いてる場所を走るときは必ずしもマスクは要らないと言うことを伝えたいのでなく、そもそも多くの方が賛否は別にして飛沫が10m飛ぶという海外の記事をシェアしたことで、結果的に自分たちランナーが走りにくい環境を作ってしまったということに気付いて欲しかったのです。

◯◯すれば結果的に△△になるかもしれない。と予測して、それが自分だけではなく、周りにマイナスの影響を与えるかもしれないと考えることが必要なのです。すぐに反応しないで、ちょっと考えてみる。

投稿する前に客観的目線に立ち読み返してみて、自分の意図と違うと感じたら言葉を足したり、変えてみる。それでも違うと感じたら投稿しない。そんな慎重さも必要だと思います。

また、その海外の記事に違和感や危惧を感じ、このままではランナーが社会悪になってしまうと、少なくない方が周りに流されずに自分自身考えて発信しました。テレビ報道の拡散力は非常に大きく爆発的で、それに対してランナー一人一人の発信力など微々たるものです。ただ大事なものを守るために伝えようという一人一人の行動がとても大事なのです。

また一人一人感じ方も違えば生き方も違うし環境も違うのです。国の指針などではなく、自分の考え方を押し付けるのはよくないことです。国に指針では足りない。安全を確保できない。と思えば自衛すれば良いのです。それだけです。

あと、以前のような生活にいつ戻るのか、それとも戻らないのかは私には分かりません。でも、いまの状態でも工夫すれば楽しみを見つけることはできます。

私に出来ることなんてホント小さく少ないけど、今は出来ることをする。そして出来ることを増やしていく。そんなことを考えて生活していると毎日が充実してるし楽しいです。



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