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スパルタスロンの日本事務局であるランナーズウェルネスのページに、今年の開催可否についてこのように書かれています。
Spartathlon2020の開催可否について
抜粋・要約すると、レース開催は以下の5つの条件すべて満たした場合とされている。
1. 選手・同行者・ボランティアを含む、レースに関わる全ての方々の安全の確保。すべての参加者は、ギリシャ当局およびスパルタトロン本部によって課される新型コロナウイルス感染症に対するすべての感染防止措置を遵守することを約束
2. ギリシャ国内におけるすべての移動制限の解除
3. 競技開催・運営に関する制限の解除
4. アテネのグリファダ(Glyfada , Athens)、ならびにスパルタのホテルが通常営業を再開し、必要な数の宿泊施設が確保できること
5. 各国の選手がギリシャへ入出国するのに必要な本数の航空便が運航すること。
最終的な開催可否 7月15日(水)まで
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そして、今朝このニュースを目にしました。
ギリシャが外国観光客受け入れ再開へ、安全確保が最優先と首相
抜粋・要約すると以下のとおり
ギリシャは、3カ月にわたるロックダウンの後、6月15日から国際航空便の発着を再開
観光はギリシャ経済生産の20%前後を占める重要産業
観光客受け入れに向けて対策
・ギリシャは人気のある島における医療従事者数を拡大
・欧州航空安全機関(EASA)が高リスク指定している地域の空港から到着した人全員に新型コロナ検査を実施し、検査結果に応じ最大14日の隔
・高リスク指定のない空港からの到着者は、無作為に検査
日本から行く場合は、ハイリスク指定の空港になるのか、それ以外になるのかを調べたら、現時点ではハイリスク指定でした。
EASA、東京の全空港をハイリスク地域に指定5月7日から運用開始
運用が変わらなければ、日本人は空港で全員検査をして、陽性であれば14日間隔離される。もちろん大会には出られないし、日本への帰国も予定より一週間以上は遅れるだろう。
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そもそも日本から海外への渡航はどうかと言えば以下のとおり。
外務省のページに掲載された各国に対する感染症危険情報の発出を読むと、アメリア、ヨーロッパや中国、台湾など含めて大半の国は危険度レベル3です。
レベル3は「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」です。
仮にレベル2に下がったとしても、「不要不急の渡航は止めてください。」である。
そもそも私はエントリーしていないが、今年開催されたとしても、日本を出国できるかどうか、そして予定通り帰国できるか非常に危うい状況のように感じる。
そもそもギリシャの感染状況はどうなのだろうと思い調べたところ、感染者数は3,134人、死亡者は184人、100万人あたりの感染者数は292人で、東京都の401人より少ない。
しかし、ギリシャと陸続きのヨーロッパ各国ではまだ感染者・死亡者が高く、その地域からも多くの参加者が集まる大会の開催は難しいと感じる。また冒頭の5つの条件を全て満たすことは可能なのだろうか?それでも開催に向けて準備をしている主催者の思いは強く感じる。
ギリシャは、スパルタスロン開催可否は別にして、観光客の受け入れをスタートする。
日本がいつから本格的に観光客を受け入れるのかは分からないが、受け入れるのであれば、空港での全員の検査など水際対策はしっかりやって欲しい。
危険の感じ方は非常に個人差が大きいけど、屋外スポーツのマラソンや、学生スポーツが開催できない状況、ソーシャルディスタンスが取れる状況でもマスクをしてないと周りから睨まれるような状況では、外国人観光客受け入れはありえないと私は感じています。
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スパルタスロンは2015年に走り、私の唯一完走できなかった大会で、数年後に再チャレンジしたいと考えていたが、日本人枠が徐々に減り狭き門になってきている。日本にも走りたい超長距離のレースはたくさんあるが、やはりスパルタスロンは走りたい。
こちらはレース直後に、再チャレンジの日のために書いた備忘録です。たまに悔しさを思い出すために読んでいます。
スパルタスロン・リタイアから学んだこと
川の道のレース中に、この記事を参考にさせていただいた。など声をかけていただいたこともありますが、成功話より失敗話の方が参考になることは結構多いので、ウルトラマラソンにチャレンジする方は読んでみてください。