5000mで3人PB〜ウルプロ練習会〜

昨日のウルプロ練習会は、動き作り→300m×2→5000m→動き作り→1000mの予定でしたが、途中結構強い雨が降ってきたので5000mを終えて終了しました。

5000mはメンバーそれぞれの疲労度により調整してもらってますが、少し肌寒く走るには絶好のコンディションなので、故障の不安などないメンバーには後半落ちても構わないから積極的にPBを狙うようなペースで入ってくださいと伝えました。

その意図は、私からみてかなり力がついてきているのに、今一つ成長していることを確信できないメンバーに自信をつけて欲しかったのです。

今シーズンは今までのように大会がなく、目標が立てにくい中で走るモチベーションを保つには、自分が成長していることを感じることは非常に大きなことです。

連休中に走り込んだメンバーや、ハーフマラソンなど走ったメンバーは、疲労が溜まっているのでタイムは狙えないけど、それぞれ目的を明確にしてスタートしました。

結果、自己ベスト3人、今年7月に出したタイムにつぐセカンドベストが1人、また復調のキッカケを掴んだメンバーなど、気づきのある練習になりました。

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何人かのメンバーから、入会後に「ウルプロメンバーが大会で次から次へとPB出すけど、PBってそんな簡単に出せるものではないからホントなのかな?と思っていた。」という話を聞きますが、市民ランナーにはさまざまな伸び代があります。

ウルプロには全くの初心者が入会することは今のところありません。ランニング歴が長く、故障に悩まされたり、タイムが落ちるばかり、加齢で仕方がない。と思いつつ、まだ諦めたくないと入会する方が多いです。そのような状態で入会した方々がPB更新しているのです。

もちろん身体能力など恵まれた才能を発揮していないメンバーが大会で優勝したり入賞するようなケースもありますが、私は一部のメンバーが大活躍するより、すべてのメンバーに過去の自分を超える走りをして欲しいと思ってます。

伸び代の種類は様々ですが、多いのは過去に教わった動き・思い込みなどが、その人本来の動きを阻害しちゃっているケースです。その呪縛をとき、癖を治せばタイムは伸びます。

今回、PB、セカンドベストを出した4人のメンバーの感想など抜粋して紹介します。

Iさん

  • 今回のタイム  23分13秒
  • 従来のPB  24分17秒
  • ウルプロ入会時  25分32秒(入会前は5000mタイムなし、入会後のタイムになります。)

今回のラップ 108-109-112-109-111-115-113-113-113-112-112-112-46

今日は時計を見ることでタイムを意識してフォームが崩れるのが嫌だったので、最初の1周だけ目安で見て、あとは流れに任せました。接地はちゃんと乗っている感覚があり、脚はそんなに疲れていないんだろうなと走りながら考えていました。
ただ、脚より呼吸の方がキツかったので、2,000m過ぎからは1周115~120秒かかっていると思っていて、正直、PBは無理、24分半くらいの感覚でした。なので、終わった時に時計を見て、あれ?おかしいっていうのが最初の感想です。
今も1分ちょっと更新したことに嬉しいよりも不思議な感じです。
体の疲れとしては新宿駅で階段を上った時に太股の裏とお尻にどーんと疲れを感じました。今までは頑張ると膝から下、ふくらはぎに重さを感じていたので、疲労箇所が変わったと思います。

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Sさん

  • 今回のタイム  22’37
  • 従来のPB  22’38

従来のタイムは2月の青梅直前で、これからシーズンが始まると張り切っていたころに出したタイムなのでその時と同じタイムで走れたのは嬉しいです。

参加できる練習会と練習会の間があくと「前回と同じペースでフォーム意識するのは難しいかな」と思ってしまうのですけど考えてみたら以前と違って練習会やOTSに出られなくても自主練習する時間は少しですが作れているのでした。やはり少しずつでも継続は力になるのを実感しました。

練習ノートを見返したら2月の頃は5000m22分半カット目指していたようです。自粛明けは目標が曖昧になっていましたがはっきりしてくると気持ちが前向きになります。コツコツ頑張ります。

Hさん

  • 今回のタイム  27分07秒
  • 従来のPB  27分36秒(2020.7.4の織田練)
  • ウルプロ入会時のタイム  10km65分39秒

今日は腿の付け根を上げる気持ちで走ろうと決めていましたが、最初はピッチが速すぎて2周過ぎた頃にはもう疲れてしまいました。2周半でそれに気付いてピッチを落としたら、その後はあまりきつすぎずに走れました。ストライドは変わらなかったので、その分スピードは落ちましたが、ピッチを落としてからは腿を上げて切り替えを早くすることにも意識が行くようになったのでそれが良かったのかもしれません。

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Hさん

  • 今回のタイム  22分49秒(2ndベスト)
  • PB  22分41秒(2020年7月)
  • ウルプロ入会時(2018年7月)  24分45秒

タイム推移は、ウルプロ 入会時(2018年7月)が24:45、2018年12月に23:40、2019年1月に23:15を出して以降は、ケガなどで停滞していました。
2020年2/14のパーソナルレッスンとオンラインレッスンで、足をつく位置と踵をお尻に向かわせる意識を変えたことで、6/26のTTで22:56に更新して23分の壁がクリアできるようになりました。

108ペースは、ムリかなと思っていましたが、リキまないことを意識した結果、9周目までは、なんとかペースを維持。キツい時は、「ウルトラ走られた新澤さんにペーサーをしていただいている貴重な機会と反芻」して、背中について行きました。残り3周半で、ハムストリングスが動かなくなり、胸も苦しくなって、ペースダウン。ラストスパートも全く出来ませんでしたが、セカンドPBだったので、ちょっと驚きました。連休中に走り込んだことで、脚に疲れが残っていても、リズムよく、フォームを意識することで、PBに近いペースで走れたことは、想定外でした。

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今回は練習前に赤のパッケージのアスリチューン・エナゲインを提供しました。持久力を高める成分を配合したスポーツサプリメントです。今回終盤思ったより粘れたと話すメンバーがPB出したメンバー以外にも多くいましたが、エナゲインの効果かもしれません。

湘南国際マラソンや名古屋ウイメンズマラソンの開催が決まりましたが、その大会に向けて、パーソナルレッスン・練習会・オンラインでのアドバイスなど組み合わせたチャレンジプランを少人数で開催しようと思います。通常のパーソナルレッスンより割安感のあるプランにする予定です。最近思うように走れなくなったなどの悩みのある方などfacebookページのメッセージにてお問い合わせください。後日内容をご紹介しますが、お問い合わせをいただいた方を優先します。

また遠隔地の方向けのプランも用意します。

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