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ここ数年のロードレースはナイキが席巻しています。厚底カーボンプレートシューズのヴェイパーフライ4%を発売した後も、ヴェイパーフライ4%フライニット、ヴェイパーフライネクスト%、アルファフライと立て続けにアップデートし、新商品を投入する他メーカーに付けいる隙を与えず、大学駅伝などでもナイキ占有率が高まり、従来はナイキの厚底シューズ占有率がさほど高くなかった女子駅伝でも男子並みの占有率になってきました。
その中で、アディオスプロを履いた選手がハーフマラソン世界記録を出すなどアディダスの反撃が始まりました。日本でも、福岡国際マラソンで上位選手が履くなどナイキの独走を止める急先鋒の登場です。
アディダスは9月にアディゼロプロ、そして今回紹介するアディゼロアディオスプロという二足のカーボンプレート入りシューズを発売しました。当時、私はアディゼロプロを購入しましたが、プロと名がつくモデルとしては重量など含めてどうなんだろう。と疑問符がつくシューズでした。
正直、アディダスの新しいシューズはもういいかな。とも考えていました。
結構辛口なことを書いています。こんなことを書いたらメーカーは気分悪いな・・・とか忖度するつもりは全くなく、感じたことを書きます。それが私の記事を読んでいただいている方への責任だと思っています。もちろん私のフィーリングに合わないだけでシューズが悪いわけではありません。
しかし、アディオスプロを購入した友人らの話を聞くとかなり評価が高いのです。なぜ、そんな2足をほぼ同時に発売するのだろう?という思いもありましたが、アディダスプロも試してみたいと思っていました。しかし、人気シューズのようで手に入りませんでしたが、今月新色が発売になり、そのタイミングで購入しました。
<スポンサーリンク>□価格
27,500円(税込)
□オフセット
8.5mm
ヒール 39 mm / 前足部 31.5 mm(メーカー公表値)
□重量
197g(メンズ25.0cm)
アディゼロプロは同じサイズで211gですから14g軽いです。またアルファフライより10g増、ネクスト%より26g増の重さですが、手に持った感じはアルファフライと変わりません。
<スポンサーリンク>□サイズ感
私は25cmを選びましたが、アルファフライやヴェイパーフライネクスト%も25cmですので同じサイズを選択しても大きくずれることはないと思いますが、足型は様々なので実際に足を入れることをオススメします。
□外観
<スポンサーリンク>このカラーは、10年ほど前のアディゼロジャパンハイレモデルを彷彿させるアディゼロらしいカラーだと感じます。
□フィット感
シューズ自体は合わなかったアディゼロプロも踵のホールドなど良かったですが、アディオスプロも良い感じです。
私は通常のシューレースを通す穴を使いますが、足幅が合わない方や、当たりが出る方などは、外側に付いている穴を組み合わせて調整すると自分好みのフィット感を得ることができると思います。
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□アウトソール
アルファフライほどの強烈な個性はありません。
このソールには驚きました。こちらを購入したウルプロメンバーが、スリッパ見たいと思ったと話していましたが、まさにそのような印象です。これだけ見るとグリップ大丈夫なのか?と思いますが履いている方から聞くと悪くないようです。
アディゼロプロと比較してみます。上がアディオスプロで、下がアディゼロプロです。
前足部
アディゼロプロは、コンチネンタルのラバーアウトソールを使っているので、いかにもグリップは良さそうですが、これが重量増に繋がっているようにも感じます。
ヒール
アディゼロプロの踵部にはしっかり滑り止めが付いていましたが、アディオスプロは滑り止めは付いていません。このソール形状を見るとアディゼロプロはヒールストライクのランナーも想定した作りになっているんでしょう。アルファフライなど踵はつかない前提のソールとは大きく違います。アディオスプロに関してはその中間といったところでしょうか?
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履いてみないことには、どのようなシューズか分からないので、感想は走ってみて感じたことをそのまま記事にしようと思います。
アルファフライネクスト%の重量などはこちらをご参照ください。