3月9日に名古屋ウィメンズマラソンで給水所が混雑しそうだと書きました。
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今回は明日の天気予報をもとに気をつけた方が良いことを紹介します。
気象コンディションを変えることはできませんが、備えることはできます。
こちらはYAHOO!天気の大会開催中の予報です。

風
数日前は風速7mの予報だったことを考えると、少し走りやすい予報になりました。
この情報をもとにいくつかポイントをお伝えしますが、私がフルマラソン前などによくやることは風向きをコース図に当てはめることです。
こちらは名古屋ウィメンズマラソンの大会ページ掲載のコース図をキャプチャーしたものに、天気予報の風向きを加えました。

名古屋ウィメンズマラソンのコースは河川敷コースのような往復コースではなく、向かい風がずっと続くなんてことはありません。
スタート地点から進行方向が上にくるようにしてスマホを回してみてください。
ざっくり書くと、9kmくらいまでは右後ろから追い風。11km手前から17kmくらいまでは左前からの向かい風。そこから20kmまでは右前からの向かい風。そこから2回90度曲がり、そして折り返し、90度曲がると24kmくらいになりますが、そこから30kmくらいまでは左前もしくは右前からの向かい風になります。30km過ぎからは40km手前までは追い風気味の中を走ることになります。
風は巻くし、またビルが風を遮ってくれる場所もあるので実際は異なる風向きを感じるかもしれませんが、ずっと強い向かい風の中を走ることにはなりません。
また、向かい風は弱くても感じるけど、追い風はよほど強くないと感じにくいです。
その理由は、キロ5分で走ると時速12kmになり、これは秒速3.3m。キロ4で走ると時速15kmになり、これは秒速4.2mになります。したがって3、4m程度の追い風だと背中を押してくれる感覚は感じにくいのです。
今回向かい風を感じる時はちょっと厳しいかもしれませんが、体力的にキツくなる30km過ぎは追い風気味になるのだから風に乗って走りましょう。
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気温
気温的は11℃から15℃です。風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われているので、スタート時が7℃で昼が10℃程度と走るには最高の気温です。
湿度が低い
今回注意して欲しいのは湿度が低いと言うことです。昼には30%を切る予報なのでかなり乾燥します。気温は高くないけど乾燥してると知らぬ間に脱水状態になることがあります。
また、他の予報を見ると、紫外線が強く、花粉がかなり多いようです。
<スポンサーリンク>対策
・今回、肌寒いと長袖を着ようと思っている方は、体温調整できるよう半袖+アームカバーが良いです。
・風が強く、日差しも強いのでサングラスをかけましょう。
・体感温度が高くないこと。そして給水所が混雑していると水分補給が少なくなりがちです。湿度が低いので、このような時は脱水になりやすいので、ソフトフラスクなどを持ってこまめに少量づつ水分補給と塩分補給を兼ねてスポーツドリンクを飲んでいきましょう。
・ソフトフラスクに入れたスポーツドリンクの量が最後までもたないと思ったら、飲み切ってから給水所によるのではなく、残量がある時から空いてる給水所があれば立ち寄って、混雑していたら通過すればタイムロスは防げるし、水分を節約しようとして脱水リスクの高まりを防ぐことができます。
・向かい風が強い時に、風に負けないように前傾姿勢になるのは良いのですが、顔や胸を前に出してもお腹や尻が後ろに引けていたらダメです。

多くのウルプロメンバーが今回の名古屋ウィメンズマラソンを走ります。2回オンラインレッスンをしましたが、久々の大会に楽しみだけど、どんな走りが出来るのか不安で仕方がないというメンバーもいます。
今頃、みんな緊張してるんだろうなんて思いますが、その緊張感をもってレースに挑めることってすごく幸せなことです。
名古屋ウィメンズマラソンは本当に開催されるのか?と半信半疑だった参加者は少なくないと思いますが、あと14時間もしたらスタートするのです。
ここまで主催者はさまざまな困難にぶつかりながらも、どうすれば開催できるかを考え、行動に移しを何度も何度も繰り返して開催に至ったのだと思います。
また、仕事や家庭などの状況などから参加できずオンラインマラソンに切り替えたランナーも少なくありません。そして今回出走を決めたランナーも、そのあたり苦労したり、悩んだりした方も少なくないでしょう。
レース中にはキツくなる場面は何度もあるかもしれませんが、そんな時はそんなことを考えて走れている喜びを感じて欲しいです。