
4月17日(日)開催のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンは2020年、2021年と中止になりましたが、今年は現時点で開催予定です。
大会は開催されそうだ
昨日もこのようなメールが届きました。

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私自身は、2010年から2019年にかけて100kmコースのみ10年連続で走りました。当時は71kmや118kmもありましたが、100kmにこだわったのはフルマラソンのシーズンが終わってウルトラマラソンのシーズンに入るにあたり、その時点の自分自身の力を客観的に把握するために同じコースを走りたかったのです。
ほぼ同じような時期に開催されていますが、非常に寒い時もあれば暑い時もありました。軽い低体温症になったこともあれば、暑さにより低ナトリウム血症になったこともあります。ただ全て完走しています。
過去10大会の私の結果

開催日 | タイム | 男子順位 | 備考 |
2010.4.25 | 9:54:03 | 66/662 | 初100km |
2011.4.30 | 9:36:03 | 41/766 | 気温20度超 |
2012.4.22 | 9:29:20 | 37/903 | |
2013.4.21 | 10:25:01 | 50/762 | 前日雪が降る極寒の雨のレース |
2014.4.20 | 10:11:06 | 114/1189 | |
2015.4.19 | 8:54:45 | 28/1055 | コースベスト |
2016.4.24 | 9:20:12 | 56/1011 | |
2017.4.23 | 9:27:42 | 71/1092 | |
2018.4.22 | 9:52:29 | 108/1037 | 気温20度超 |
2019.4.21 | 9:24:54 | 62/1183 |
平均タイムを今計算したら9時間39分33秒でした。平均タイムって1回でも大失速すると大きく落とします。例えば10回走って9回が9時間で、1回だけ14時間かかったとすると、平均タイムは9時間30分になってしまいます。平均タイムを考えて走ることはほぼありませんが、調子が悪く自己ワーストを出すような状況でも、その時の精一杯の走りをすることはとても大事です。ちなみにサロマは8回走って平均タイムは8時間台なので、高低差や信号ロスなどの影響により私のタイム水準で30-40分の違いを感じていますが、ほぼ同じような差になっています。
さて、従来と今回では多くのことが変わっています。
今年の変更点
抗原検査など必須になるなどは別にして、レース中に影響がある変更点を書き出すと気になるのはこちらです。
- 400ml以上の水量を携行できる容器を持参
- 最低限の補給食、防寒具、マスク、雨対策を携帯
- コース上荷物預かり(ドロップバック)がない
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従来の私の装備
従来の私は天候により変わりますが、平均的な気象条件であれば、半袖・短パンにウインドブレーカーを着て走りました。エナジージェルはドロップバックまでの必要量をnakedランニングバンドに入れて、ドロップバックで後半用を補充しました。またスマートフォン(2010年頃は携帯電話)を持って走っています。
今回の装備を考える
スタート時に着用するウエア類は天候により変わるので別途書くとして、必ず持たねばならないものが持たねばなりません。トレラン大会では必携品チェックなどありますが、チェックがあるかどうか関係なく、決められたものは持ってスタートするのは大会に出る以上絶対に必要なことです。必要なモノを持たないでスタートすることって、コースをショートカットするなどズルをするのと同じことです。そしてズルしてのゴールで満足できるなら良いけど、大半のランナーは満足できないし後悔すると思います。
東京マラソンでもスタート地点にレインウエアなど捨てる人がいましたが、他人はどうあれ自分はしたくないから、こんな風に準備をしました。
そもそも、フルマラソンやウルトラマラソンという過酷なことをなぜするかと言えば、人それぞれですが、大半の方はチャレンジだと思います。そのチャレンジにルールがあるならそのルールは守らないと走る意味がなくなります。例えば100km速く移動するだけの競技であるなら、自らの足で走らなくても自動車で移動した方が速く移動できます。
ルールがあることで難易度は高まりますが、そのルールの範囲内でいかに速く・ストレスなく走れるようにするにはどうしたら良いかを考えることからレースは始まっていると思います。
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話は逸れましたが、今回の装備は以下のようになります。
400cc以上のソフトフラスク
400ccのソフトフラスクは聞いたことないので500ccになると思います。また以前確認して2つ以上に分けて良いということなので、私は250ccのフラスクを2つ持つと思います。このタイプは柔らかいのでウエストポーチに入れてもハードボトルのように当たって痛くはならないのでオススメです。揺れを抑えるという観点では2つに分けたほうがベターです。
(2つに分けて合計400ccでもOKと事務局に確認済)
上が500ccで、下が250ccです。
防寒具(雨対策)
当日の気象条件や、ゴールタイムによっても異なりますが、私が例年通りのタイムでゴールするなら本来必要としないような気象条件であれば、東京マラソンでも使用したノースフェイス・エマージェンシーフーディーをスタート時には着用し、体が暖まったらしまいます。
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マスク
走行中にマスクはしませんが、「会場、給水所等人の集まる場所」では着用します。
行動食
私の場合は45-50分に1個はエナジージェルを取りたいので9時間で走れるなら11-12個、仮に10時間かかってしまうなら12-13個必要になります。従来なら56km付近で荷物を受け取ることができたので7個ほど持ってスタートして、5、6個を荷物受け取りで追加していましたが、今回はスタート時に持たねばならないので、アスリチューン・ポケットエナジーを12個持ちます。これだけで600gになるのでそれなりの重量になります。そして、それ以外に経口補水パウダーや、酵素サプリメントCAE(Catalyst Athlete Enzyme)など持ちますがこちらは大した重量ではありません。それ以外にレース中のトラブルに備えて擦れ防止クリーム(ビニール袋に必要量入れる)や、胃薬、下痢止めなどを持ちます。
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ウエストポーチ・ランニングベスト
私は東京マラソンでもnakedランニングバンドも使いましたし、従来のウルトラマラソンでも使用しています。2018年のチャレンジ富士五湖100km女子4位に入った青木さん(現 山本さん)はnakedに20個のアスリチューンを入れて走りましたが、揺れなど気にならなかったと話しています。
今回はスマホ(228g)、ソフトフラスクに水を400cc入れたとすると500g程度、アスリチューン12個で600g、経口補水パウダーや擦れ防止クリームなど100g、ノースフェイス・エマージェンシーフーディーが100gとすると、これだけで1.5kg以上になります。なんとか収納はできると思いますが、事前にこの状態で走ってみます。感覚では少し厳しいと感じています。
そうなるとバックパックになりますが、100kmの場合は可能か限り身軽にしたいので、こちらにnakedランニングベストも試してみます。ベストなのでフィット感がよく揺れなど気になりませんし、収容個所が多いので重量を分散することもできます。ジェルのパッケージゴミなども落とさずポケットにしまうこともできます。
もちろんベストなしと比べたら、気温が高いときは熱を持つと思いますが、トレランやジャーニーランではもっと重たい荷物を持っているのだから気にならないでしょう。
とにかく、必要なもの、ルールで持たねばならないものを収容するために、ベストが必要であれば仕方がありません。
ヘッドライト
私が出場する100kmのスタート時間は真っ暗ですが、スタートして20分もすると明るくなるので、過去ライトを準備したのは1、2回ですが、暗いところを走るにに慣れていない方や、コースを状態を把握していない方、よく転ぶ方などはライトを持って行った方が良いです。特に118kmの方は明るくなるまで1時間ほど真っ暗な場所を走りますから、準備した方が良いでしょう。
ただし、荷物になるので軽量が良いです。オススメはこちらのライトで400ルーメンの明るさなのに超軽量です。腰に巻くこともできます。ただし、フル充電しても3時間くらいしか持たないように感じているので本格的なオーバーナイトのレースではサブ機になりますが、チャレンジ富士五湖で使うには十分です。また普段の公園などでの練習にもおすすめです。
日焼け止め
このコースは標高が高い場所で開催されるので、気温が低い時でも結構日差しが強く日焼けします。装備品ではありませんが、少なくとも肌が露出した場所には日焼け止めは塗りましょう。汗をかくので簡単に落ちてしまうものではなく、アグレッシブデザイン・ファイターのように一度塗った推奨のクレンジングでないと落としにくいという日焼け止めがオススメです。製品の特徴や使用方法は上記リンク先の公式ページをご参照ください。
他にも、準備した方が良いものなど、順次アップして行きます。