『デサント』 エナザイトマックス履いてモーションセンサーで計測してみた

昨日のウルプロ練習会は5’20/kmから4’30/kmまでのビルドアップ走をしました。参加メンバーはそれぞれの力や状態に応じて付いていけるところまで走ってもらい、付けなくなったらそのままのペースで走るなど調整してもらいました。練習強度としてはサブ3.5からサブ4のメンバー向けメニューです。

写真撮る前に一人帰りましたが、12人参加しました。

ビルドアップ走をする前に、午後練で行なっているような動き作りを行ってから走ったので、「予定より1周先まで付いて行けた。」「最後まで行けると思わなかったが走れて嬉しかった。」といった声が出ていました。

今回の動き作りでメンバーに感じてもらったのは、足を縦に動かしつつ歩く。足裏全体で丁寧に着地をする。といったシンプルで簡単な動きを通して走りに繋げていきました。

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デサントが発売したENERZITE MAX(エナザイト マックス)を試させていただく機会をもらったので、月曜日のウルプロ街ランに続き履いてみました。

このようなデザインの厚底シューズです。カーボンプレートは入ってません。

先日履いて、サブ3.5より遅いランナーからフルマラソンにチャレンジするランナーのレースシューズ、それより速いランナーがジョグで履くのを想定して設計かなと感じましたが、シューズ開発者とオンラインでお話すると、まさにその層をターゲットにしているとのことで、私の感覚と合っていました。

私はこのシューズではフルマラソンやハーフマラソンなどレースでは履きません。理由はもっと速く走れるシューズがあるからです。ただ、ウルプロ練習会を月に20回ほど開催しそのほとんどをマラソンペースより遅いペースで走る私にとっては、かなり使う頻度が高いシューズです。

4’30/kmを切るくらいから5’40/kmくらいまでなので、速いジョグと遅いジョグのイメージです。

荷物を減らしたい時は、自宅から練習場所まで履いていけて、そのまま走れるシューズを選びますが、その時に大事な要素は、ランニングシューズに求められる機能以外に、歩きにくくないか、そしてシューズだけ目立ちすぎないカラーやデザインです。

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さて、昨日履いて、思ったより速く走れたとか、楽に走れたなんてことはありませんが、練習後に驚いたのはモーションセンサーのスコアが、このペースでは過去最高だったことです。トラックでの練習やレースの最高点は89点ですが、このペースだと通常は80-81点ですから85点は高いスコアです。

接地時の安定感が良いので重心移動がしやすく左右にぶれにくい。直進安定性が高いのかな。と感じました。厚底でカーボンプレートが入っていないので、接地で沈み込みが出るのでは?と予想してましたが、クッション性はそれなりにあるけど、柔らかくて沈むようなシューズではないのです。

反発力は、カーボンプレート入りシューズを履き慣れているので強いとは思いませんが、接地時に力を伝えつつ重心移動しやすいので『スムーズな重心移動』のスコアはいつもよりやや高めでした。

私はペースに関係なく、下3つのスコアは高いところで安定させたいと考えていますが、その通りの走りができました。

今回の設定ペースでは『骨盤を軸とした全身の連動』と『動きの力強さ』のスコアを高めては走れないので、特に脚の筋力はほとんど使ってませんが、いつもより骨盤が動いていたようです。

モーションセンサーは、ECサイトだけではなく、川口のルナークスなどランニングショップでも取り扱いがあります。

ランニングフォームを可視化するモーションセンサーは現在でもいくつか発売していますが、たまたま得た情報ですが非常に有力なメーカーも参入に向けて準備を進めているようです。このあたりについても情報発信していきます。

モーションセンサーのスコアがいつもより良かったのは、エナザイトマックスを履いた効果は間違いなくあります。接地時にシューズがブレなければ地面に力を伝えやすく反発をもらいやすくなります。またブレると、股関節や膝、足首などに負担がかかり弱い部位があれば故障リスクが高まります。

逆に、安定感は強いけど反発の強い厚底カーボンシューズは、速くは走れるけど、フォームが崩れてくると故障リスクの高いシューズになってきます。

私自身、足入れした時に足型にあっていて、気持ちよく走れるのであれば、レベルに関係なくカーボンシューズを履いてスピードに乗る感覚を楽しんだら良いと思っていますが、ポイント練習以外では、このような安定感の良いシューズを履いた方が良いと感じています。

こうやってみると重量感がありますが、手に取ると思ったより軽く感じます。

重量は25.5cmで234gですから、軽くはないけどジョグシューズと考えると重たくはありません。ホールド感が良いのでそれより軽く感じます。

シューズの形状としては、日本人、中国人、韓国人のランナーの足を徹底的に調べて作ったようですが、そのためか私の足にもぴったりフィットしました。またアーチが高くないのも気に入っているポイントです。

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ただ、シューズは履いてみないと当たりがないかなど分かりません。また走ってみないと気持ちよく走れるシューズかどうかも分かりませんので、直営店やランニングショップ、イベントなどで試し履きの機会があれば試してみてください。

デサントというメーカーは幼い頃から知っていました。そしてGENTEN発売の際にランニングシューズを作っていることを知りましたが、ウルプロメンバーに聞くと、デサントがランニングシューズを作っていることはほぼ知りませんでした。今、この記事を読まれている方も、知らなかったと言う方は少なくないと思いますが、デサントは本格的にランニングシューズを作り始めたことは頭にいれておいてください。

詳細はブランドページをご覧ください。

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