チャレンジ富士五湖対策〜関門時間に要注意〜

この週末に開催されるチャレンジ富士五湖について、開催がほぼ決定した時に、このような記事を書きました。

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400ml以上のボトル等に関しては、合計容量でOKなので250mlのソフトフラスクを2本でも構いません。2つに分けた方が、重量配分をしやすくなるのと、一つはスポーツドリンクで、もう一つは違うものを入れるなど中身を変えることができるので大きなのを1つ持つよりオススメです。

あと5日ですので、装備品など準備のできていない方は少ないと思いますが、見落としなどあるかもしれないので読み返してみてください。

さて、今回は関門時間について記事にまとめますので、参考にしてください。

2018年にも同様の記事を書きましたが、今回調べると結構変わっています。当時書いた記事はこちらです。

まず、一番参加者が多く、私も出場する100kmから紹介します。私の記事を読んでいる方の中には、そもそも関門時間など気にしていない方も多いように感じますが、一緒に参加する友人に完走が目標の方がいたら教えてあげてください。

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100km完走に最低限必要なペース

今回、100km、118kmで注意が必要なのはウエーブにより制限時間は変わりませんが、関門時間が変わることです。これって中々思い切ったことだと思いますが、関門地点でスタッフがウエーブごとに選手をチェックする難しさを考えたら仕方がないことにも感じます。制限時間ギリギリの方にとっては結構注意が必要です。

以下の表は第1ウエーブから第3ウエーブの関門時間などまとめたものですが、例えば17.5kmの関門時間は第1ウエーブはスタートから2時間35分で、第3ウエーブはスタートから2時間15分です。その後の関門間の時間は同じですが、その20分は最終関門からフィニッシュ地点で調整されています。

実際のところ、第1ウエーブの選手が92.4kmの最終関門をギリギリ通過した場合、残り7.6kmを50分で走らねばなりませんが、ここまでキロ8分半かかっていたランナーが、長い登りのある区間を平均6’35/kmペースで走れるはずがありません。

したがって前半からギリギリ関門を通過すれば良いと走っていたら、まず完走はできないと思ってください。

関門突破ペースとは?

表に記載の区間ペースは、関門ギリギリで通過した時の区間タイムを区間距離で計算したペースです。速くなったり遅くなったりしていますね。そして「関門突破ペース」とはそのペースで走れば、途中でペースアップすることなく先々の関門を通過できるペースを計算したものです。(言葉を変えるとスタートからの平均ペースです。)

第1ウエーブはコースのアップダウン関係なくほぼイーブンペースで走れば関門を突破し続けることができ、第3ウエーブは序盤から終盤にかけて徐々にペースを落としても関門を突破できる設定になっています。

第3ウエーブの場合は、スタートからの平均ペースで第1関門までは7’43/kmペースで、その後スタートからの平均ペースを8’02/km、8’09/km、8’13/km・・・と徐々に落としていける設定です。

実際のところ、完走目標の走力の方で、第1ウエーブの関門突破ペースで走って完走できる人はいないでしょう。現実的にはウエーブに関係なく、少なくとも第3関門の関門突破ペースより速く走らないと完走は困難です。

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118km完走に最低限必要なペース

同様に118kmについて計算したのが、こちらの表です。距離が18.4km伸びて制限時間が1時間しか伸びていないので当然ですが、100kmに比べるとペースは厳しくなります。

100km同様第1ウエーブのランナーが関門時間ギリギリに突破していくと、最後の登り区間を5’55/kmペースで走る必要があるのでまず完走できません。

第2ウエーブの関門突破ペースでも完走は難しく、下り基調の序盤は少なくとも信号待ちやエイド休憩含めてキロ7で進む必要があります。

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62km完走に最低限必要なペース

従来まで71kmであった三湖は62.7kmと距離が短縮されました。また短縮された部分は起伏の大きな箇所なので従来よりさらにウルトラマラソン初心者向けとなりました。

ただし、こちらも関門ギリギリで走ると、最後の登りで慌てる事になりますので、少なくとも関門突破ペースを目安にしてください。

今回紹介したのは、私が推奨するレースペースではありません。
主催者が定めた関門時間ギリギリで通過して行けばなんとかなると考えている方は少なくないと思うので、それでは完走は難しいとお伝えするために計算した内容を書きました。

以前、開催していたウルトラセミナーでは、過去の大会完走者データを分析して、目標タイムで走るための10kmごとペース配分など計算した数値を参加者に提供していました。またその内容の一部を私の過去記事にも掲載しているので調べてみてください。100kmおよび118kmに関してはコースはほぼ変わっていないので目安になると思います。

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4/14チャレンジ富士五湖直前対策オンラインセミナー

また、4/14(木)21:00から22:00まで、ウルプロメンバー向けに開催している、チャレンジ富士五湖直前対策オンラインセミナーに、少人数ですがメンバー以外の方もご参加できるようにしました。

木曜日になれば、ほぼ天気予報の精度が高まってくるのでウエアリングや気象条件に合わせた対策などアドバイスできます。

(セミナーでお伝えする内容)

・気象条件に対応するためのアイテムについて
・サプリメント、エイドの活用。特にエネルギー補給、塩分補給、水分補給の注意点
・コースについて(アップダウン、信号対策)
・前日からスタートまでにすること
・気象条件により変化する目標タイムについて
・どのくらいのペースで走ったら良いのか?
・戦略的に歩くとはどのようなことか?
・紫外線対策について
・トラブル極小化のための準備とレース中の対処

以前、ウルトラセミナー(2.5時間程度)で開催し、お伝えしていた内容を圧縮し、レース直前でも準備や、対応できる内容に絞ります。

(参加特典)

・Catalyst 抗疲労・ストレスフォーミュラ(7回分)サンプル (賞味期限 2022.8.31)
・Catalyst ナチュラルカフェイン(15回分)(賞味期限 2022.5.31 )通常販売価格2,900円
・私が使用しているサプリメントをセミナー参加者特典で販売(内容は別途ご案内します。)
目標タイムや戦略など、別途オンラインで、パーソナルアドバイスをご希望の方はセミナー参加者特典として30分3,300円(通常は4,400円)に割引します。
*参加特典のサプリメントは郵送します。

(セミナー形式)

Zoomを使ったオンラインセミナー

(参加費)

4,000円 
ウルプロレギュラーメンバーは無料、ビジターメンバーは1チケット(ウルプロメンバーには参加特典はありません)

(注意事項)

・画面オフでも構いません。
・録画、録音はできません。
・参加できなくなっても返金はできません。

(申込方法)

(ウルプロメンバー以外)Facebookページのメッセンジャーにてお問い合わせください。申込フォームを送りますので入力ください。

(募集人数)

ウルプロメンバー以外に10名程度

初めて100kmを走る方や、久々過ぎる参加でいろいろ忘れている方など、ご参加をお待ちしてます。

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