アールエル 完全無縫製 ウルトラインナーパンツ

アールエルから発売された、ウルトラインナーパンツはかなりオーダーが入っているようです。

商品詳細や注文は公式サイトをご覧ください。

公式サイトに掲載された特徴を抜粋して紹介します。

  1. 着用時の形に合わせフロント側を低くカットしフィット感アップ
  2. 腰部分にゴムを使わず伸縮率が高いフリーカット素材を採用。洗濯タグのない、転写プリント仕様で長時間の着用でもストレスフリー
  3. 独自のフリーカット生地は薄くしなやかで滑らかな肌触りのため、脚や腰へピッタリフィット
  4. 完全無縫製で全ての接着は特殊なドット接着のため伸縮が損なわれず身体に馴染む着用感
  5. フロントは、立体モールド加工

ちなみに価格は税込4,180円です。

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高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれ

これは下着に限らず、ランニングシューズやウェアなどでも同様です。結局はその価格で購入して満足感を得ることができるかどうかです。

アールエルは元々靴下メーカーで、今も主力商品は靴下(ソックス)です。昔、数千円のソックスを製造販売した時に、ソックスは3足1,000円で買えるのだから売れるわけはないと言われていたそうです。

今でも3足や4足1,000円で買えるソックスはたくさんありますし、日常生活で愛用している方は少なくないでしょう。

そのような方も、ランニング時にはアールエルなど2,000円を超える価格のランニングソックスを履いています。

なぜ、使い分けるかと言えば、日常生活で使うなら3足1,000円のソックスでストレスを感じることもなく必要十分だけど、ランニング時にはランニング専用ソックスを履いた方がストレスなく走れたり、パフォーマンスアップに繋がると感じているからです。

インナーパンツも同様ですが、アールエルの武田さんから、「新澤さんに試して欲しいモノがあるのだけど」と連絡があった時には驚きました。

なぜなら、インナーパンツに関しては、ユニクロ・エアリズムなど優秀すぎるからです。

ユニクロ・エアリズムは1枚1,000円くらいで買えますが機能面でも秀逸です。私はランニング始めた頃から、下着メーカーやスポーツアパレルブランドが販売したランニング用やスポーツ用の3,000-4,000円程度の下着をいろいろ購入しましたが、それらは縫い目が当たったり、擦れてしまって1回履いてダメと判断した製品はたくさんあります。その中で、ユニクロの下着はストレスなく履くことができ、その後発売したエアリズムはかなり高いレベルの製品でした。

先程、例としてあげたソックスとは違って、インナーパンツに関しては、かなり参入が難しいと感じていたのです。

当時、販売予定価格は聞いてなかったけど他のアールエル製品などの価格を考えると4,000円程度かな。と感じ、1,000円でも十分満足できるインナーパンツが手に入る中で、4,000円のインナーパンツを買う人がどれだけいるのか?が連絡いただいた時に感じたことです。

それが、サンプル製品を試したところ、これは絶対に売れる。に変わったのです。

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ウルトラだけじゃない

製品名は「ウルトラインナーパンツ」ですが、ウルトラマラソンやウルトラトレイルだけではなく、短い距離の陸上競技にも十分使えると感じたのです。

私は昨年5月から今年の5月にかけて、メインにしている種目はありますが、経験値を高めるために振れ幅を広げ100mから251kmまで走りました。

800mや1500mなど中距離なら、汗や縫い目で擦れて痛みになるなんてことはありませんが、股関節周りの動きは大きく速くなるので、フィット感を高めつつ、動きを阻害しないインナーパンツが必要になります。

また、100kmウルトラマラソンや100kmを超えるジャーニーランなどは、股関節周りの動きは小さいけど、寒暖差の大きな中で、長時間動き続けるので、小さな擦れがリタイアに直結するようなトラブルになります。

こちらは2018年7月のみちのく津軽ジャーニーラン188kmで股擦れに悩まされた時のことを書いた記事です。

この時は、どうすれば痛みを軽減できるか試行錯誤しながら前に進みゴールしましたが、かなりキツかったです。

あれから4年近く経ちますが、まだ内腿にその時の痕跡が残っています。これでもだいぶ目立たなくなりました。

股擦れの原因はインナーパンツだけではなく、ショートパンツも影響しますが、原因を一つ一つ潰していくことでトラブルを未然に回避できるのです。

この試作品を履いて100km以上のレースを何回か走りましたが、股擦れの気配もありませんでした。暑い時も寒い時もありましたが試した中でトラブルはありません。

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また、試作品は1枚しかないので、当然ながら何回も洗濯してますが使用感は落ちてないので、耐久性は高いと思います。ウルトラマラソンやウルトラトレイルを走る方だけではなく、トラック競技やフルマラソンがメインの方も1枚買ってみてください。

今回発売したのはメンズのみですが、ウィメンズの需要もありそうです。

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