2020年、2021年と中止になった大会も、今年は再開されて、私のSNSなど大会結果で埋め尽くされるようになってきました。もちろん喜ばしいことです。
フルマラソンに関しても、10月末から11月にかけても、金沢マラソンや、ぐんまマラソン、富山マラソン、つくばマラソン、岡山マラソン、神戸マラソンなど、毎週のように開催されます。
私はアボット年齢別世界選手権や、東京マラソン2024出場権にも関係する金沢マラソンはエントリーしましたが、こちらの抽選は6月下旬です。
以前は、11月下旬はつくばマラソンをメインにしていて、そのエントリー日が、サロマ湖ウルトラマラソン開催日で家族にエントリーをお願いした記憶あります。今年は茨城県民枠があるようで、茨城県民以外はエントリーが難しくなるとSNSで呟かれていますが、他の大会もあるのでそれほど集中することはないと思いますが、今年はつくばマラソンにはエントリーせずハーフマラソン中心にレースを組む予定です。
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こちらに今現在、先着順でエントリーできる大会などまとめてみました。
私がエントリーを予定する大会
まだ開催が発表されていない大会もありますが、現時点の予定はこんな感じです。
10/30(日)金沢マラソン(抽選待ち)
11/12(土)東日本マスターズ陸上
11/13(日)坂東市将門ハーフマラソン(7/1エントリー)
11/20(日)上尾ハーフマラソン(仮エントリー済→開催決定待ち)
11/27(日)江東シーサイドマラソン
12/4(日)防府読売マラソン(考え中)
11/20には神戸マラソンがあり、現在エントリー受付中です。11年前の第1回大会で初めてサブ3した大会で、コースは変わったにしてもまた走ってみたい大会ですが、今年はエントリーしません。防府読売マラソンは従来は持ちタイムによってカテゴリーが分かれていて、その中で先着順だったので、3時間以内の記録を持っていればほぼエントリーできましたが、今年はサブ4以内の資格タイムを持つ中での抽選となったのでエントリーするか分かりません。
サブ4以内でも先着順であれば良いのですが、抽選だと結果が分かるまで時間を要し、落選した時には既に他の大会がエントリーを終えていたりしてレーススケジュールが立てにくくなるので、今回はエントリーしないかもしれません。
東日本マスターズ陸上は、800mか1500m1本だけにすれば、さほどダメージを溜めることなく、むしろ刺激が入ったくらいで、翌日のハーフマラソン走れそうと考えています。
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ハーフマラソンをメインにする理由
その意味で、秋のメインレースは、いわい将門ハーフマラソンと上尾ハーフマラソンとなります。
私はこれまでハーフマラソンはフルマラソンの練習的な位置付けでしたが、来シーズンは特定のハーフマラソンにはエントリーしてタイムを狙ってしっかり走ろうと思ってます。
特定のハーフマラソンとは、東京マラソン2024の出走権をかけて年齢別に決められたポイントを獲得できる提携大会です。
少しタイム区分は変わるようですが、男子55-59歳だと1レースでの上限の100ポイントを獲得するには以下のタイムが必要になります。
- フルマラソン 2:59:59以内
- 30km 2:01:19以内
- ハーフマラソン 1:22:59以内
得点の高い大会3つで競われます。(その他イベント参加などにより加算ポイントはあります。)
私のハーフマラソンのベストは、今年1月のハイテクハーフマラソンの1:23:40ですから、100ポイント取るには自己ベスト更新する必要がありますが、現実的に狙えるタイムです。またハーフマラソンのタイムを上げていかないとフルマラソンのタイムを上げるのは難しい。
ハーフマラソンの平均ペースより10-15秒落としてフルマラソンを走ったら少なくとも心肺的には楽に走れます。
逆算するとフルマラソンで2時間50分(4’01/kmペース)を狙うには、ハーフマラソンで1時間20分(3’47/kmペース)から1時間21分(3’50/kmペース)くらいの力が必要だと感じています。
年内はハーフマラソンで力を貯めて、また東京マラソン2024出走権のためのポイントを貯めて、来年の別大マラソンで自信を持ってタイムを狙って走れるように組み込んでいきます。
また、ハーフマラソンなら2週連続でもタイムを狙って走れるし脚作りにもなります。
そして、東京マラソンの提携大会のハーフマラソンに焦点を当てて調べてみると、上に書いた以外にいくつか出たいレースが見つかりました。大会日程の観点からも問題なく、ANAのマイレージも余っているので観光を兼ねて参加しようと思います。
大会にエントリーする際に気をつけること
先日、ウルプロメンバー向けに大会エントリーやスケジュールについてオンラインセミナーを開きました。その中で伝えたことはいくつかありますが、大事なことを少しこちらに書いておきます。
- 自分が一番出たい大会や、そこでどのような走りをしたいのかを明確にする。
- その大会で良い走りをしたいのであれば、それ以前の大会をエントリーする際に『良い走りを阻害する大会』にならないか考える。
- 自分の身体の回復時間を考慮して、ベストコンディションで走るのに必要な期間、無理なく走るのに必要な期間を把握する。
- 出たいレースに闇雲にエントリーしない。
セミナーに参加したメンバーの一人は私と同じように11月はハーフマラソン中心にして、上尾ハーフで自己ベスト更新を狙いたいと話していましたが、続けてつくばマラソンにエントリーしようと思っていると話したので、それは違うよね。と伝えました。
もちろん走りたいのであれば走れば良いのですが、上尾ハーフで自己ベスト更新を狙うとして、前の週にフルマラソンを走ってから上尾ハーフを走るのと、前の週にフルマラソンを走らないで上尾ハーフを走るのではどちらがタイムを狙えるか考えたら分かりやすいです。上尾ハーフを走るだけなら、つくばマラソンを走ってからでも問題ないでしょうが、上尾ハーフでどのような走りをしたいかです。
100km国際レースに招待選手で走るか、24時間走でPB狙うか
もう4年前のことになりますが、2018年11月10-11日に神宮外苑24時間チャレンジがありました。前年自己ベストの214km走って、この年も自己ベスト更新を狙っていたし出せる感覚はありました。それが8月くらいだったか中国武漢で開催される100kmレースに招待選手として参加しないかとお話をいただき、日本からも板垣さんや藤澤舞さんら世界レベルで活躍するランナーが参加し、海外選手もすごい選手が参加する舞台に身を置くチャンスなど、多分一生ないと思って招待を受けました。大会は苦しい展開になりましたが最低限の走りはできましたし、色々掴むこともできていってよかったと思っています。ただ私は2週間でウルトラを連戦できるような練習はしていないので、故障しないように無理せず走ることになりました。心身の限界で走る24時間走でスタート前からそのような気持ちだと走れるはずがありませんが。結果は自己ワーストでした。ただ、中国での国際レース参加を選んだのでガッカリ感はありません。
その時に2つのレースについて書いた記事です。
自分は何をしたいのか?どの状態が最も満足なのか?を考えて、どちらかのレースを選ばなければならないのであれば選択する。自分自身で考えた上で選択したのであれば後悔はしないと思います。
ランナーそれぞれランニングに対する取り組み方や価値観は様々なので、どんな大会に出るかは自分自身で決めることですが、たくさんエントリーしすぎて故障しないまでも、思ったように走れずストレスになったり後悔することって結構あります。それも練習で経験だと考えることができるのなら良いのですが、自分自身走らなくても良いも思っていた大会に出たために、本命と考えていた大会でパフォーマンスが発揮できないのは悔しいです。