3年ぶりに開催された北海道マラソンは、初マラソンの東洋大・柏優吾選手が優勝しました。そして柏選手以外に、青木優選手、松本稜選手、山口武選手の4選手が2024年パリ五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を獲得しました。
また、北海道マラソンにはウルプロメンバーや、知り合いが多数参加しているので、ランナーズアップデートや応援ナビで経過をチェックしてましたが、なぜかランナーズアップデートが、全く繋がらないのは『?』でした。(ちなみに応援ナビは大丈夫でした。)過去のこのようなことは記憶になく、また他の大会を検証すると使えるのです。
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なんで繋がらないのかと思ったら、Twitterなどで、北海道マラソンで不正したランナーがいるといった投稿があり、それを見て、ランナーズアップデートで追跡する人が多数いたことが原因でしょう。
そもそも5kmごとにタイム計測のチェックポイントがある北海道マラソンで不正なんてできるのだろうか?なんて思いつつTwitterにゼッケン番号の一部が掲載されていたので、応援ナビで調べラップを見てびっくりです。
以前、河川敷レースの赤羽ハーフで不正ランナーが失格になりましたが、その時のランナーは折り返しコースで、折り返しに計測地点がない大会を選んでいるようである意味発覚しにくい。
今回のは、これって不正する意図があったのかどうかも分からない感じでした。
なぜなら、計測されているのは、スタート、10km、35km、40km、フィニッシュだけなのです。
そして、スタートから10kmはネット36’58で、35-40kmは34’00かかってゴールタイムは2:55:09とサブ3。
これだけ見ると速いランナーが後半大失速した感じですが、10kmから35kmの25kmのタイムが1時間29分05秒ですから平均3’33/kmペースで、このペースでフルマラソン走ると2時間30分です。
それほどのランナーがDブロックスタートもおかしいので、10kmまでのタイムも不正でしょう。(5km未計測)
コースを調べたら、スタートと10kmはすぐ近くです。おそらくスタートして少し走ってから、コースを外れて10km地点に向かったのかもしれません。
途中の計測ができていないのは、計測ミスの可能性もあるけど、6箇所も計測ミスがあることはまずありません。(チップ不良で全部計測できないことはあるでしょう。)
10km地点通過して、札幌駅から新川駅あたりまで電車で移動して、そこからゴールを目指したのかな?なんて感じました。
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そもそも、なんで北海道まで飛行機代や宿泊代、エントリー代など払って、こんな分かりやすい不正をする理由が全く分かりません。
途中で気持ち悪くなりリタイアして、荷物受け取りにフィニッシュ地点に向かうと走れそうなので走ってゴールしたなんてケースも以前ありましたが、今回のは多分違う。
完走メダルが欲しかったのか?サブ3したかったのか?よく分からないけど、そもそも周りから不正を疑われるようなことを今までもしていたように書かれているけど、走ることが好きだったら、こんなことしてちゃダメです。
不正しようと思えばできてしまう大会はありますが、仮に周りにバレるバレない別にして、自分自身は不正したことを知っています。自分は騙せないのです。
不正の話はたまに耳に入ってくるけど、今回のはよく分からない。どうしてバレないと思ったのかも分からない。
もう不正するのが癖になってしまっているなら、大会にでてはダメです。仮に不正で上位入賞した場合には、その不正により入賞を逃した方もいるわけです。その人の悔しさを考えて欲しい。
また、今回のレースでサブ3目指してラスト秒単位を削り出すために限界まで出し切り、数秒前にギリギリ駆け抜けたランナーが私の知り合いだけでも二人います。そのランナーより先にゴールゲートをくぐって良いはずがありません。
当該ランナーを特定する気も全くないし、走ることが好きなのであればルールに則って走って欲しい。