10月10日13時から11日13時まで開催された第30回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)が終了しました。2018年以来の開催となった今回は71.5kmのコースを2周するハセツネダブルという種目が新設されました。
制限時間は通常レースと同じ24時間で2倍の距離を走ることになるので参加資格も厳しく、以下の条件をクリアしないとエントリーできません。
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ハセツネダブルエントリー資格
⼀般の部の資格に加え下記のいずれかの条件を満たしていること(また一般の部は16歳以上だがダブルは18歳以上)
- 歴代の優勝経験者
- 過去に本大会を完走し、10時間未満の記録で完走経験がある選手
- 上記の項目のいずれにも該当しない場合は、2022年6月時点のITRAパフォーマンスインデックスの総合指数男子725、女子600以上の選手
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リザルト
主催者発表の速報を元に手作業で作成したので、多少の誤入力はあるかもしれません。
データが小さいので、スマホの場合はピンチアウトしてご覧ください。
完走者はわずか8人
元々の参加資格が厳しく名の知れたトレイルランナーが多数参加したにも関わらず完走者が8人ということがレースの厳しさを物語っています。
8人の完走データを調べると、1周目、2周目の比率はおおよそ『43:57』となりました。
今回一般の部に出場した選手に話を聞くと、とにかく雨によってコースはドロドロになっていて中盤以降の選手はぬかるみを進まねばならなかったと話している。ハセツネダブルの選手は1周目はともかく2周目は全選手が通過したぬかるみの中を走ることになったわけです。
それを考えると優勝した小原選手の2周目11時間31分3秒というタイムは素晴らしいタイムです。参考までに1周目の9時間7分10秒は一般の部23位相当で、2周目は130位相当です。
おめでとうございます。