どんな大会にエントリーしたいか?

早いもので、2022年もあと1ヶ月半になりました。

既に2023年開催予定の大会エントリーはいろいろ始まっていますが、気分のままにエントリーしちゃうと2019年までのように毎月ウルトラマラソンやロングトレイルを走るような状況になってしまいます。

エントリーする大会は、出たいと思うかどうかが基本ですが、走ったあとどれだけ満足感があるかをイメージしています。

満足感を得られるかどうか?

満足感と言ってもさまざまですが、例えば・・・

・自分自身が『成長』できた

・先々に繋がる『経験』を得られた

・記憶に残る素晴らしい『体験』があった

などがあれば満足でしょう。

<スポンサーリンク>

仕事が忙しい時期の参加は難しい

当然ながら、詰め込み過ぎたら身体が悲鳴を上げてしまうからスケジュール感は大事です。また市民ランナーの大半の方は仕事をしているので、忙しい時期に休日とって参加するのは難しいし、レース後に大きく体調を崩して職場などに迷惑をかけるようなことは避けねばならないでしょう。私はランニングクラブを運営をしているので、ケガをする可能性が大きい大会や、大きく体調を崩す可能性がある大会は控えるようにしています。

来年は何がしたいかを早めに決めておく

来年のスケジュールを漠然と考えてるうちに、大会のエントリーが次から次への始まるから、2023年は何をしたいのかのアウトラインを早めに決めておくことをオススメします。

自分が一番重要視している種目や競技があるなら、その大会を軸にして、その大会で良い結果が出せるようにレースを組み立てて行けば良いけど、競技の幅が広い場合は、特にスケジュールを考えないと全てが中途半端になってしまいます。

その辺りは、雰囲気や周りの情報に流されてはダメです。

私自身、2019年まではフルマラソンは3月までで、そこから9月か10月までウルトラマラソンや、ロングトレイルを走り、そしてフルマラソンに切り替えていくという流れでした。

今は、中距離にも面白みや自らの可能性を見出してきたので、フルマラソンやウルトラマラソンの大会が再開してからも継続していきます。

中距離種目(800mと1500m)は、5000mにはある程度リンクはしますが、フルマラソンにはほぼリンクしません。(=800mが速くなってもフルマラソンは速くなるとは限らない)ウルトラマラソンなど余計関係しません。したがって、中距離とウルトラマラソンの両方を走るランナーは少ないので、どのような練習をしていくことで両方で満足いく結果を出せるかは試行錯誤していくしかありません。

大会中止が相次いだ2020年から中距離を始めましたが、2021年は250kmオーバーのジャーニーランを走りつつ、1000m3分切りや、800mや1500mの自己ベスト更新をし、2022年はウルトラマラソンの練習はできない中、100kmを2回走り9時間台では走り、マスターズ陸上の800mや1500mで自己ベストや1位になることができました。また5000mやハーフ、フルマラソンでも自己ベストを出すことができたのだから、異なる種目に共通項を見つけ取り入れつつ、レース日程や、種目切り替えの時期のマネジメントなどうまくできました。言い換えると時期を分ければ両立できると言うことです。

<スポンサーリンク>

来年の展望

何歳になっても元気で走りたい。自己ベストを出したい。と思っていますが、あまり先のことは考えていません。

例えばマスターズ陸上は5歳刻みのため、数年経つとM60(60-64歳)クラスになりますが、そのクラスになったら日本一を目指したいとか興味がありません。今が大事だと思っています。今を大事にして過去の自分を超えていく、自己ベストを出していくことを続けた結果、60代になって現在より高いパフォーマンスを発揮できるようになれば結果はついてきます。

来年の展望はシンプルで、今年よりも全ての距離において自己ベスト更新を狙いたいのと、来年は全日本マスターズ陸上選手権大会が国立競技場で開催されるようなので入賞したいと考えています。

ウルトマラソンに関しては、今年はチャレンジ富士五湖と、弘前100Kを走りました。来年は2021年に走った小江戸大江戸200kの大江戸ナイトラン115kmを走りたいけど、東京マラソンから中5日のスタートは厳しいから、今年同様、東京マラソン2週間後の荒川リバーサイドジャーニーランを走り、チャレンジ富士五湖を走ろうと考えていました。

<スポンサーリンク>

想定外の神宮外苑24時間チャレンジの開催

そんなタイミングで『神宮外苑24時間チャレンジ』開催の情報が入ってきました。2010年に初めて参加し、毎年ではないけど2018年まで7回走った大会です。自己ベストほ2017年の214km。

開催日は小江戸大江戸と同じ3月11-12日

神宮外苑再開発の関係から、もう開催できないかもしれないと思っていたので、ちょっとびっくりしましたが、開催時期など考えるとエントリーすることはないと考えていました。

(大江戸ナイトラン115kmもちょっと厳しいと考えていたのに24時間走の準備はできない。)

思い入れのある大会なので目標もなく出場したくはないのです。ただ世界を目指す選手に向けて情報発信をするなど少しでも大会に関わることができたら良いな。くらいに考えていました。

エントリーは11月1日でしたが、システムトラブルで1週間延期になりました。エントリー開始が伸びたことで自分自身の考えを再度整理してみました。

冒頭書いたことを来年の神宮外苑24時間チャレンジに当てはめると今回は出るという結論にはなりません。初めてのチャレンジであれば未知の自分に出会えるかもしれないけど過去何度も走っていて、気持ちよく周回を重ねた経験も、潰れた経験も、復活した経験も、暑さにやられた経験も、凍えるような寒さにやられた経験もあります。また現在の走力やコンディションであれば最大どのくらいまで走れるかのイメージもできます。そして私の場合は大会にエントリーしたらその大会に向けてトレーニングなど準備をして走れるようになっていく過程も楽しんでいるので、来年の開催日程だとその過程がなく、いきなりレース本番のような状態になるし、大会後に『満足感』を感じることができないと感じたのです。

<スポンサーリンク>

公認12時間走という魅力ある選択

24時間走は走らないと言う選択をする中で、大きく浮かび上がってきたのが同時開催の『12時間走』です。

・自己ベストを狙いたい

過去12時間走は1回しか走ったことがなく、それも2011年と11年前のことで記録は121.905km。私は毎年種目を問わず自己ベストを1回は出することをモチベーションにしていますが、6時間走と12時間走は大会に出ていないこともあり、10年以上自己ベストが止まっている種目です。

・IAU(世界ウルトラランナーズ協会)公認レース

2011年の記録は夢の島12時間走の記録なので非公認大会

・24時間走への再チャレンジへのステップレース

24時間走への再チャレンジを考えているのでそのステップレースには最適と感じた。

そうは言っても、神宮外苑24時間チャレンジは最後になるかもしれないので、理屈抜きに24時間走を走りたい気持ちもあり、エントリー直前まで迷っていました。枠が少ないので日本代表を狙うような選手の枠を奪いたくない気持ちもあり、朝まで待って枠が空いていたらエントリーをしようかとも考えていたが、その時に12時間走も定員に達していたら後悔するかと思って、0時早々に12時間走にエントリーしました。

実際のところ12時間走も結構厳しいレースですが、今の自分にはちょうど良いレースに感じました。エントリーしたからには防府読売マラソンが終わってからも年内にハーフマラソンがあるけど、それが終わってから年末年始にキロ5くらいのロング走を多めに入れていき距離耐性も作っていきます。

冒頭書いた。自分自身が『成長』できた、先々に繋がる『経験』を得られた、記憶に残る素晴らしい『体験』があったと思えるようなレースにしていきたいと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA