昨日、江東シーサイドマラソン(10km)を走ってきました。
走った直後にFacebookページに詳しめな投稿をしましたが、その辺りをさらに詳しめに書くとともに、ガーミン955のトレーニングレディネスの推移についてもふれてみます。
リザルト
39分18秒
10km壮年男子14位
(壮年は50歳以上)
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大会前の状態
坂東将門ハーフマラソン走り、疲労が抜けきらないタイミングで上尾シティハーフマラソンを走り、自己ベストを出すくらい頑張っちゃったから、結構疲労が溜まっていました。ポイント練習はやめて、12月4日の防府読売マラソンまでに良い状態にしたいことからDNSも考えていました。
体調確認のため、木曜日に2000mを3’35/km弱で走り、その後ペースを3’48/kmに落として1000mを走ったところ、意外と身体は動いたので、防府に向けて調子を上げる意味で走ることにしました。
気象条件とコース
気温は上尾に比べて5℃くらい高く日差しが非常に強い。またスタートして2.5kmくらいは結構エゲツない向い風の中を走り、5kmくらいから、何回か短いけどキツめのアップダウンが待ち受けるコースでした。(今回初めて走りました)
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レースプラン
名簿で壮年の部(50歳以上)の参加者を見ると、結構速い方の名前があり、自己ベストを出しても5位入賞は厳しい。
レース前に考えていたのは風がどれだけ強いかは置いといて、5km18’45くらいで通過して、後半5kmは入賞が狙えそうだったり、上げたら自己ベストが出せるようなら防府のことは一旦忘れて攻める。そうでないなら後半5kmは防府に向けてキツイながらもペースダウンを抑えるような走りをしてスパートしないで38分台でフィニッシュしたいでした。
レース展開
スタート前に軽めにアップして、Aブロックに並ぶと周りには顔見知りの方々がたくさんいました。競技場スタートで、スタート直後にコーナーがあるので他のランナーとの接触や転倒に巻き込まれないようにアウトレーンからスタートして、そのまま外側を走って競技場をあとにしました。
スタートすると良い感じで身体が動き、強い向い風の中、先頭集団が見える位置で走りました。先頭集団は若い方々の集団で、大差なくその後ろに壮年男子のゼッケンを付けた7人くらいの集団ができていました。
1km通過は3’37
強い向い風を考えると明らかにオーバーペースなので、壮年男子先頭集団から少し離れてペースを落ち着けるも、2km通過は7’20と速いペースでレースは進みました。日差しは強いけど風が強いから暑さは感じない。
2.5kmくらいで直角に曲がるので風は弱くなると思ったら、曲がっても強い風は変わらない。その辺りから立体交差などの急な下りや上りなどが何度か出現した。序盤から心拍数を上げすぎたから、喉が渇いてくるも中々給水所はない。なくてもフィニッシュまで走れるけど、少し喉を湿らせたい。
5kmの計測マットはないが看板があったので、ラップボタンを押して確認すると19’09(スタートから2kmを7’20なので、2-5kmは11’49)
この段階で自己ベストは狙えないので、心拍数が上がった状態から無理せず大きくペースを落とさず、来週の防府に繋がるように走ることにした。
8kmすぎ女子トップを走る選手に抜かれる。この辺りは心拍数が上がっていたので追わなかった。
9kmの看板でスパートしなくても38分台ではフィニッシュできると思っていたが、それは勘違いで、道路から競技場の敷地に入ってからすぐに競技場に入るのではなく、競技場の外周をグルリと回ってからトラックに入るコースになっていてここがキツかった。
競技場に入ってからややペースを上げてフィニッシュ。
38分台で走るなら、敷地に入ってからスパートしたらギリギリ間に合った感じです。
フィニッシュ後は、もちろんキツかったけど、脚など筋肉へのダメージはさほど感じなかった。
これから1週間は疲労抜きして、防府は今日の後半5kmのペースよりやや遅く走ろうと思ってます。
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良いタイムが出やすいコースかどうか?
タイムは、風や気温は開催日により変わりますが、10kmでこれだけアップダウンがあり、コーナーが多いと、ちょっとタイムは狙いにくいです。感覚的には同じような風や気温の中で、河川敷コースを走るより(40分切るレベルのランナーで) 1分くらい遅くなりそうです。それを加味しても今回の気象コンディションでは自己ベストは出せませんでした。
入賞が狙いやすい大会
本大会は入賞が狙いやすい大会です。一般の部ハーフなら30位まで表彰、一般10kmは10位まで表彰と、女性ならマラソンでサブ3.5程度の走力があれば入賞が狙えるのは魅力です。(壮年はハーフ15位まで、10km5位まで)
今回のリザルトをもとに一覧にしてみました。
種目 | 入賞人数 | 優勝タイム | 入賞タイム |
一般男子ハーフ | 30人 | 1:11:08 | 1:19:07 |
壮年男子ハーフ | 15人 | 1:14:31 | 1:25:36 |
一般女子ハーフ | 30人 | 1:23:34 | 1:46:32 |
壮年女子ハーフ | 15人 | 1:24:47 | 1:41:48 |
一般男子10km | 10人 | 33:55 | 35:42 |
壮年男子10km | 5人 | 35:34 | 37:35 |
一般女子10km | 10人 | 38:45 | 46:35 |
壮年女子10km | 5人 | 42:32 | 45:39 |
女子の入賞は一般より壮年の方が入賞人数も少ないこともあり、ハーフマラソンも10kmも壮年の方が速いタイムが必要という結果になりました。男子も壮年の上位者は一般に入っても入賞できるなど50歳以上で頑張る選手はたくさんいます。
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トレーニングレディネス
さて、ガーミンエンデューロの時も、955を購入してからも睡眠時に時計をするのが煩わしいと感じたので使っていなかった機能ですが、1ヶ月半くらい前から睡眠データを取り始めました。面白いもので睡眠データを取り始めると、スコアをよくしようと早めに寝るようになるなど『良質な睡眠』を意識するようになりました。
睡眠のデータをとるようになると、アウトプットされるのがトレーニングレディネスです。ガーミンの公式ページにはこのような説明がなされています。
睡眠の質、リカバリータイム、トレーニング負荷などに基づいて、今日はトレーニングを頑張る日なのか、それとも休息のために気楽に過ごす日なのかを知ることができます。
睡眠の質、リカバリータイム、トレーニング負荷を計測するためには、大きな要素が心拍数ですが、ランニング時にありえないような高い心拍数などが計測されてしまうと、正しいトレーニング負荷を算出されず、結果としてトレーニングレディネスもいい加減な数値になりますが、私が使用する中では心拍数は稀に正しく計測されないこともありますが、955に変えてからはほぼ感覚通りの数値になっているので、トレーニングレディネスも、感覚と大きな違いはありません。
スコアは最低が1で最高が100です。
高い負荷をかけた翌日のスコアは1になることは多く、リカバリーをしていくことで高いスコアになっていきます。
こちらは私が最近出場した大会の前日・当日・翌日の朝のスコアです。
金沢マラソン、坂東将門ハーフマラソン、上尾シティハーフマラソンともに大会翌日のスコアは『1』です。大会で出し切ったということです。またレース当日のスコアは総じて高いのですが、上尾当日は少し疲れていたというのも感覚と一致しています。元々フルマラソンは2月の別大マラソン、3月の東京マラソンを目標にして、年内は脚作りとスピード強化と考えハーフマラソンを連戦しようと考えていたので予定通りです。
そして江東シーサイドのデータこちらです。
スコアは『12』です。距離が短いもの影響していますが、10kmを出し尽くすように走れば、上記3大会と同じく『1』になると思います。今回は防府マラソンに向けて後半は抑えたことが影響したのでしょう。このあたりも感覚通りのスコアです。
また最低は『1』ですが、考えてみると金沢、将門、上尾は同じようなダメージではなく、ダメージのレベルは異なります。記憶は薄らいでいますが翌日の状態を思い出すと金沢が最もキツかったです。『1』より下があるとしたら、『−10』とか『−20』というくらいのダメージ感もあれば、『0.5』くらいのダメージ感もあります。それを考えると、江東シーサイドの『12』と『1』は結構な差です。
先ほど確認したところ、現在はこちらまで上昇してきました。
防府読売マラソンにはピークをしっかり合わせて気持ちよく走ってきます。