ランニングを始めた頃は、大会データを集約していましたが、途中から面倒になり、フルマラソンそろそろ100回?なんてのも分からないので年内にまとめようと遡っています。コロナ禍で大会中止が相次いだ2020年まで終わりましたが、多少漏れはあるかもしれないけど、一覧にしてみるといろいろ思い出します。
また、まとめる理由は過去はこんなタイムで走れていたのか?と懐かしむためではなく、過密なレーススケジュールがどのくらい影響するかなどは、コーチとして大事なデータになるし、またこの頃タイムが落ちていた理由など、今客観的に分析するのもスキルアップに繋がります。
ただ、最大の理由は目標が明確になればやる気が高まるからです。
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2020年12月中旬に開催された関東10マイルの10kmは久々に交通規制をしたロードレースでしたが、スタート前に前後左右に選手が密集し、空気越しに体温を感じたり、緊張感が伝わってくる感じは、とても懐かしかったです。やっぱり大会はいいな。と思いました。
あれから2年が過ぎ、最近では大会が普通に開催されるようになってきましたが、あの時の感動は今でも覚えています。
こちらは2022年に参加したい大会の一覧です。まだ2大会残していますが、既に28大会・36レース走っています。
レースカテゴリーは100mから100kmまで
色分けした方が見やすいので、トラック、ロード、ウルトラ、トレイルに分けました。(2022年はトレイルはなし)
こうやってみると5月20日の弘前100km以外は、時期をしっかり分けていることがわかります。弘前は大会役員も兼ねていて、2023年は公認大会にするために自分が走ったら分かること、気づくことがあると走りました。
直前に中距離で自己ベストを出して、調子が良い時に、ちょっともったいない気持ちもありましたが、来年以降は100kmでも自己ベストを狙いたいので、そちらのレース感を思い出しておくことも大事なことです。
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自己ベスト13回!自己ベスト率36%
私は年に1回は自己ベストを出したいと取り組んでいますが、今年は13回とちょっと出来過ぎな1年でした。
13回と言っても、自分の中でかなり嬉しい自己ベストと、自己ベストであることも気付かなかったような記録もありますが、種目ごとに分けるとこんな感じです。
また、公認と非公認に分けていますが、それまでの非公認を公認が上回ったら、それ以降の自己ベストの扱いは公認に1本化していきます。非公認大会でその公認記録を上回ったらPB(非公認)としますが、過去PBだった公認より遅い非公認記録を持ち出して、それを超えたからとPBにはしません。
この辺りは、自己満足でしかありませんが、自分で基準を明確にしておかないと、満足度が低下します。
- マラソン(公認)・・・2回
- ハーフ(公認)・・・2回
- 5000m(公認)・・・1回
- 5000m(非公認)・・・1回
- 1500m(公認)・・・3回
- 1500m(非公認)・・・1回
- 800m(公認)・・・2回
- 100m(公認)・・・1回
5000m(公認)の自己ベストは札幌マラソンに向けての脚作りとして2日連続で走った2日目でしたが、そもそも5000mの公認大会にはほとんど出ていないので自己ベストになったもので、走った後もまさか自己ベストとは思っていませんでした。来年は公認5000mにも参加して、非公認記録の17分42秒に近づけていきたいです。
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47歳は限界年齢ではない
私は39歳で初めて大会に出て、56歳の現在まで毎年自己ベスト更新をしてますが、47歳の時の自己ベストで現在残っているのは6時間走、12時間走、そして30kmといずれも、それ以降走っていない種目です。それ以外は1500mなど中距離、5000mや10km、マラソンなど長距離、そして100kmや24時間走などウルトラマラソン全てにおいてそれ以降に出した記録です。
さすがに例の記事を読んで47歳超えたら自己ベストが出せなくなると思っている方は少ないと思いますが、そもそも自己ベストを出す要素って何?って考えたら、心肺機能だけではないのです。
例の記事は心肺機能が47歳でピークだという試験結果に基づき話を進めています。そもそも試験結果についても、日本人ランナーの心肺機能が47歳でピークになるとは思えないけど、自己ベストを出すための要素はホントたくさんあるのです。
種目によっても違うけど、ざっくり書くと、心肺機能、全身各部位の筋力など自分の身体能力を高い水準に引き上げること、レース当日良いコンディションでスタートラインに立つこと、レース中の様々な体調変化に臨機応変に対応する経験、など自分自身の内からなる要素を目一杯高めたとしても、レース当日の気象コンディションが厳しければ中々自己ベストは出せません。またシューズやサプリメントなども年々進化しているので、自分に合ったものを選ぶ能力なども要因の一つです。
非常にざっくり書きましたが、例えばレース当日に良いコンディションでスタートラインにつくためにもさまざまな要素が影響します。
また、全てに関して、ある点においては効果があるけど、ある点においてはマイナス効果があることだってあります。したがって様々なことをどう組み合わせていくかのコーディネーション能力も必要になるのです。
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市民ランナーのコーチに求められるもの
トップアスリートのサポート体制(コーチ、トレーナー、栄養、メンタル、アイテムなど)は完全に分業され、それぞれの分野の専門家が対応していますが、市民ランナーをアドバイスするコーチもそれら様々な分野における知見は必要だと思ってます。全ての分野の専門家などいないと思いますが、それぞれの分野の専門家へアクセスできるルートを持つことでも補完できます。またそれぞれの専門家と話が噛み合う程度の知識は必要です。
シューズなどアイテムが変われば、そのアイテムを生かすランニングフォームは変わってくるし、そのために鍛えなくてはならない身体の部位も変わってくるし、重点的にケアしないといけない部位も変わってきます。そんな意味からコーチはアイテムにも興味をもった方が良いと思っています。
私が中距離からウルトラマラソンまで走っているのも、さまざまな距離を走らないと気付けないこともたくさんあるからです。またそのようなことをするコーチは少ないので実施することのメリット・デメリットも何となくのイメージ止まりになってしまうのです。
やっぱり市民ランナーのコーチは自らが競技に本気で取り組むことが大事だと思っています。
昔速かったではなくて、今現在、どうやったら速くなれるかを考え取り組むことが必要です。常に知識や経験をアップデートしていく。ランニング知識だけではなく、どのように伝えたら良いのかなども大事だし、私も徐々に取り組んでいますが、画像や動画の撮影や編集の能力も今のランニングコーチには必要になっていると感じています。
今年13回自己ベストを出せたのは、そのような積み重ねからです。そして、それをウルプロメンバーに伝えています。
フルマラソン後半に失速したあとに、根性がない、練習不足で終わらせたら、多分次も同じか、さらにタイムは落ちます。なぜなら失速した理由に本人が気づいていないケースが多々あるからです。
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ガッカリするほど走力が落ちた方へ
今年の秋からフルマラソンなど本格的に再会し、久々に走った方は多いでしょうが、投稿をみてびっくりするくらい走力が落ちてしまっている方もいます。
コロナ前から、5分落ち、10分落ちだとどうすれば戻せるかのイメージはできると思いますが、20分、30分落ちとかになると何が悪くてどうしたら良いかイメージも漠然としているように感じます。
そのような方を対象にオンラインでパーソナルレッスンも可能です。いろいろお話を聞いて、私から質問をして掘り下げていくことで、何が原因で走れなくなっているかを明確にして、いつまでにどうやって戻していくかを一緒に考えていきましょう。
ランニングフォームなどをアドバイスするパーソナルレッスンと組み合わせてリアルで実施も可能ですが、オンラインであれば遠隔地の方も可能です。
ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。