東京マラソン2023のスタートブロックの決まり方予測

Facebookを通じてグーグルフォームで作成したアンケートへの情報共有をお願いし、一旦上記記事を作成した上で、実際自分のブロックは違うなどの情報をいただき、またその後もアンケートでの情報共有をいただき徐々に作り上げました。

今回のアンケートはエントリー時のタイムにつき実際のタイムを回答いただくのではなく、2時間台は10分刻み、3時間台は15分刻みで回答いただいたので、ブロック間の境界線を正確には把握することはできませんが、目安にはなると思います。

例えば、4時間以内と回答いただいた方もDブロックとEブロックに分かれますが、おそらく3時間55分などが境界線になっているのでしょう。

また、陸連登録者であれば、過去2年以内のタイムなど主催者はJAAF IDを通じて把握することはできますが、登録者以外は分かりません。今回のアンケートに回答いただいたタイムに関しても陸連登録者の方は過去2年間のタイムを書いていただいた方が多いと思いますが、登録者以外の方はエントリー時に書いた予測タイムを書いた方が多いようにも感じます。

今回、最初にアンケートを作った時には、プレミアムメンバーか否か、TEAM ONE TOKYOのメンバーか否かの質問は設けませんでしたが、途中でこれは関係ありそうと設問を追加しました。その結果加えた後の45人の回答から傾向を読み取りました。

上記のような不確定要素が多いので、今回の記事に関しても、ざっくりこのように決まったんだな。程度に読み取ってください。

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ブロック予測

言葉で説明するより一覧表にした方が分かりやすいと思い作成しました。

エリート・準エリートを除いた方に関しては、大きく3つに分類されます。

それは、①主催者の肝入りプロジェクトである『TEAM ONE TOKYO』のポイント上位者②主催者の事業運営を支援する会費を支払っているプレミアムメンバー③そしてそれ以外です。

実際は、それ以外に様々な区分はあるのですが、今回回答いただいた方の性別、タイムとこれらの区分を見るだけでほぼブロックはわかりました。

上記表をベースにして、アンケートの回答と辻褄が合わない例がいくつかありましたが、共有いただいた情報が増える中で、いくつか見えてきたことがあります。

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今年のBブロックは実質昨年のAブロック

昨年はAブロックの前に、エリートそして準エリートのブロックがありました。そしてAブロックはサブ3.5までの選手でした。今年はエリート、準エリートそして一部のTEAM ONE TOKYOポイント上位選手がAブロックになり、Bブロックは男子はTEAM ONE TOKYOポイント上位選手など3時間15分以内などになったため、今年のBブロックは昨年のAブロック相当と考えても良いでしょう。

人数的にもAブロックは1000人程度ではないかと思います。またBブロックもさほど多くはないので、Cブロックでも先頭に並べば大きなロスタイムにはならないと思われます。

提携大会による推薦枠は大半がCブロック

提携大会による推薦枠による出場の方は私の知り合いにも多く、男子2時間30分台、女子2時間40分台の速いランナーもいます。コロナ禍以前の東京マラソンであれば提携大会による推薦は準エリートとしての出場でしたが、今回は準エリートではありません。TEAM ONE TOKYOポイント上位者で男子2時間50分以内(実際は2時間48分などに境界線があるかもしれません。以下同様)ならAブロック、そのタイムを超えて3時間15分以内ならBブロックですが、提携大会推薦枠の方は、2時間40分を切っていてもCブロックなのです。

今回分からないのは、その推薦枠の方にもプレミアムメンバーがいて、タイムが男子3時間15分以内だからBブロックかと思いきやCブロックなのです。おそらく提携大会による抽選枠は出場確定時期などの関係もありCブロックになっているのでしょう。

チャリティーによる出場枠の大半はCブロック

チャリティーによる出場の方は6名(サブ2.5からサブ3.5)の方から回答いただきましたが全員Cブロックでした。その6名のうち5名はプレミアムメンバーではなくTEAM ONE TOKYOのメンバーです。(1名は不明)

作成した一覧表によると、『TEAM ONE TOKYO』のポイント上位者でもなく、プレミアムメンバーでもないので、Cブロックになるのでここは辻褄が合っています。

プレミアムメンバーになることで、抽選回数が増えるなどメリットがありますが、チャリティーで出場権を獲得するのであれば、このメリットは必要ないとプレミアムメンバー登録をしない。ただTEAM ONE TOKYOは提携大会の結果などにより翌年の出場権を獲得することができるので登録するという方が多いもかもしれません。

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Aブロックからスタートするには

今年のブロック決定方法が来年も継続するか変更になるのかは分かりませんが、特にAブロックからスタートしたい2時間50分以内の速いランナーは、従来提携大会の推薦枠で出場することができたので抽選回数が増えるなどはメリットに感じずプレミアムメンバーになっていない方が多いです。今後は従来のような位置からスタートしたいのであればプレミアムメンバーへ入会するか、エリート・準エリートで出場できるよう力をつける必要があります。

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スタート後は要注意

マラソン大会で最も危険なのはスタートです。止まっている状態から一斉に加速するわけですから、前の選手が転倒すれば避けることもできません。速いランナーから順に整列するのが最も安全ではありますが、同じタイムであっても前半は速く走りたい選手もいれば、前半は抑えたい選手もいるので、スタート直後はスピード差が生じます。

一覧表を見れば分かりますが、今回Aブロックには3時間19分以内の女子準エリート選手がいて、続くBブロックには3時間30分までの女子選手がいて、その後ろのCブロックに2時間30分を切るような男子選手が整列します。平均ペースで考えると3時間19分は4’42/kmペースで、3時間30分は4’58/kmペース、そして2時間30分は3’33/kmペースですから最大キロ1分半ほどのスピード差があります。東京マラソンのコースは広いのでスタートすればCブロック前方あたりは渋滞することはなくスムーズに走れると思いますが、前のランナーを抜く時にも、さらに自分より速いランナーが後ろから迫っていないかを確認するくらいの余裕を持たないと大変危険です。

私はBブロックスタートですが、スタート直後はまずは周りの流れに乗って走ります。周りが速ければランナーの間隔が広くなるまでは速いペースで走るし、遅ければ無理に前のランナーを抜かずに間隔が広くなるまで待ちます。去年のハイテクハーフのスタートなどキロ5の選手を3分40秒くらいで抜きつつ、キロ3の選手に抜かれるなんて非常に怖い場面がありましたが、今回はBブロックの前方に位置すれば、少なくとも前にいる選手は3時間19分の選手ですからストレスなくスタートできると思います。

東京マラソンに『運』以外で出場する方法

こちらは少し前に書いた記事です。あわせてお読みください。

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