昨日、Facebookページにこちらの投稿をしました。
内容的に興味ある内容だったようで、リーチ数はさほどでもありませんが、エンゲージメント率は他の投稿より高めになりました。参考までに現時点の数値を公開します。
- リーチした人数 4188
- 投稿のエンゲージメント 1213
- エンゲージメント率 28.96%
今回もGPS関連の記事を作りますが、こちらは作りながらも、『これは反応薄いだろうな・・・。』と思いながらも、役立つ方がいればと紹介します。
また、24時間走など知らない方が、この記事を通して24時間走について興味を持っていただけたらとも思っています。
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時間走でのGPSウオッチ設定
そもそも周回の時間走でGPSは必要ありませんが、GPSウォッチには様々な機能が付いているのと、あえてGPSなしの時計を使う必要もないので、私が使う際の画面など紹介します。
画面サイズにもよりますが、情報量が多いと疲れてるので、多くて5項目くらいが良いです。
私はこんな画面にします。
上から
心拍数
ラップタイム
ラップ数と気温
時刻
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ラップ数を表示する理由
『心拍数』と『ラップタイム』は他のレースでも一番使う項目です。ラップは大会本部の計測地点で押します。
押すことにより『ラップ数(=周回数)』が分かります。誤って2回押してしまったことに気づいたら、次の周回ではラップを押さない。押すのを忘れたことに気づいたなら、途中であっても押す。
時間走は周回数(=距離)を競う競技なので、この数値を正しくカウントする必要があります。
また、画面に『距離』は表示しません。
神宮外苑であれば、そもそも1周約1325mと決まっていて、点字ブロックの外側を走ることで1330mになろうが1周の距離は変わらないのです。またエイドステーションに入ったり、トイレに行った際の移動距離も含まれてしまうので実際の競技記録より嵩上げされた距離が表示されてしまい、これはデメリットにしかなりません。
具体的には、200kmを目標に走っていたが画面上で超えたので安心してしまい、ペースダウンしたところ実際はまだ足りなくて目標未達に終わったなど十分あり得ます。
これは、フルマラソン走って3時間3分だったのに、GPSの42.195kmではサブ3だった。みたいな話です。
今回のコースは1周約1325m(1324.56m)だから3周で約4km(3.97368km)
距離把握は、30周で40km、90周で120km、180周で240kmに少し欠けるくらいと暗算すればよいのです。1時間ごとに記録が貼り出されるのと、1周ごとにちょっと見にくいけどモニターに周回数と距離が表示されます。
また24時間で何周走れるかという心構えより、目標距離を決めて○周を24時間かけて走り切る、といった方が走りやすい方もいるでしょう。
200km=150周と1316mなので、ほぼ151周です。250km=188周と983mなので189周を目標にしたら良いのです。イーブンペースで行くなら24分割すれば良いけど、後半はキツくなるので前半多めにする選手が多いです。
何キロ走ると考えるより、何周走ると考えるなら、不正確な距離を画面に表示するより、正確にカウントできる周回数だけの方が良いと思いませんか?
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気温変化は結構大事
『気温』は長時間走る大会なので、目安として何度を越したら1枚脱ごうとか、1枚着ようなど決めておいたらよいです。また気温計測は体温の影響を受けるのか実際よりやや高く表示される場合がありますが、下がっている、上がっているか分かればよいのです。集中してると暑さ・寒さに気づかず、気づいた時には脱水になったり、身体が冷え切っていたなんてこともあるので、たまに見るくらいの感じで良いです。
タイムより時刻
最後を『タイム』ではなく、『時刻』にするのは普段の生活は時刻をベースにしているので、時刻表示の方がいろいろイメージしやすいです。
そろそろ陽が落ちるとか、晩飯の時間だから固形物食べようかとか、そろそろ眠くなる時間だなとか、そろそろ陽が出るなとか大事な情報です。
2画面にしない・・・情報を絞り込む
GPSウォッチは画面切り替えでたくさんのデータを把握することできますが、2画面、3画面と増やしていくと、たいして必要ではないデータを表示することになります。また瞬時に欲しいデータを把握できず、ボタンを押さねばならないなど、誤操作の原因にもなります。
必要な項目は個人差があるので、自分はだいたいの距離が見えた方が走りやすいなら距離を追加したらよいし、左右差が気になる方なら『左右バランス』走行時のリズムをチェックしたいなら『ピッチ』を加えるなど自分仕様の画面にしてください。
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バッテリー稼働時間
使用しているGPSウォッチのスペックによりますが、GPS精度を高く設定しても余裕で24時間計測できるなら良いけど、ギリギリならGPS精度を落としてバッテリー稼働時間を伸ばしましょう。距離が大きく狂っても、そもそも表示しないなら問題ありません。
また、バッテリーに余裕があるなら、夜間はバックライトを常時オンにすると安全面や見やすさが高まりますが、照度が高いとバッテリー消費が激しいので、ストレスなく見える程度が良いです。今使用しているGARMIN955など、手首の動きでバックライトがオンになる仕様にはなっていますが、夜の練習会で使うとワンテンポズレてバックライトが付くのも、小さなストレスです。
レース中はラップボタンだけ押す
またレース中にあれこれ調整するのもやめた方がよいです。誤ってストップさせたり、フリーズさせると結構ストレスになるので、レース中はシンプルにラップボタンを押すだけがよいです。
今回は1周1km程度の周回コースの大会についてのセッティングを書きましたが、アップダウンが大きいウルトラマラソンや、トレランなら高度表示や、スタートからの獲得標高は表示したい項目です。何が必要なのかを考え1画面に絞り込んでみてください。
また、表示する位置も工夫することで目に入りやすさは変わってきます。
2023神宮外苑24時間走(男子)注目選手
国内外で活躍するウルトラランナーがたくさん集まりました。