昨日4月9日に開催されたM×Kディスタンス(非公認)で1500mと5000mを走りました。1500mは3月30日M×Kディスタンス(公認)、4月2日OTTに続き短期間に3回目となります。
今回は世田谷の大蔵運動公園陸上競技場での開催でした。いつも成城学園前駅から歩いて向かいますが、途中に東宝がありゴジラが描かれています。
今回も記録を狙うなら平日の負荷を落としますが、木曜日に1000m×5本と400mをそれなりに疲労が溜まる負荷で走りました。自己ベストを狙うわけじゃなくて中距離の感覚やキツさを思い出すのが目的です。そして、3回走って掴んだことを元にこれから練習で取り組んでいきます。
<スポンサーリンク>
それぞれのテーマ
- 3月30日M×K→現状確認
- 4月2日OTT→実力値より速く入る(チャレンジ)
- 4月9日M×K→抑えて終盤上げる
<スポンサーリンク>
1500mレース展開
ペーサーは4:35、4:45、4:55、5:05なので、4’45に付いていくことにしました。
序盤はペーサーに付いてリズムよく走るも、私の前を走る2人が1000m辺りからジリジリと遅れ始めてペーサーから少しづつ離れていくのが分かるも、私もキツくなってきたタイミングなので、ほぼ並走している2人の外側アウトレーンに膨らんで抜くのは体力的に厳しいので、そのまま後ろについてラスト300mで抜きました。そこからずいぶん前に行ってしまったペーサーを追いかけました。ラスト1周は少し上がりましたが余裕はなかったです。もうちょい余裕があるなら、前の2人が遅れたタイミングで間髪入れずに前に出ていたと思うので、前の2人が遅れなかったとしても、私がペーサーに付けていたかどうかは微妙です。
こちらはレース中の動画のキャプチャーですが、このような集団になると中々前に出ることはできないので位置取りはすごく大事です。
ラップ 58″-76″-79″-74″
タイム 4:48.5
<スポンサーリンク>
3レースの結果
- 3月30日 M×K → 4:53.14
- 4月2日 OTT → 4:57.7
- 4月9日 M×K → 4:48.5
気象コンディション的には今回が一番キツかったです。
昨年出した自己ベストは4:42.8ですが、その時のラップは54″-76″-76″-76″でした。これは5月に更新したいです。
<スポンサーリンク>
1500mからの5000m
1500m走った後はかなりの疲労感で、5000mスタートはその90分後なので、全く走れる気がしませんでした。そうなることはエントリー時から分かっていますが、エントリーした理由は心身ともに疲労が溜まった状態での5000mは相当キツイけど良い練習になるからです。練習ならそもそもスタートしないし、途中で距離短縮するようなキツさでもレースならばキツくてもなんとかしてフィニッシュします。
ペースメーカーは17:20、17:40、18:00、18:20でした。自己ベストを狙う時なら17:40がぴったしですが、今回はこの状態で18分ペースでどこまで着いていけるか?と走ることにしました。まだ暑さに対応できていないタイミングで今回の暑さを考えるとキツいのは分かっているけど落としすぎたら意味がありません。
1500m終わってから可能な限りリカバリーしようとルコエランを使いました
5000mのレース展開
スタート時は1500mのスピードの感覚が残っているから、かなりゆったりしたペースでリラックスして走れているのですが、後ろの選手が近くて結構気にしながら走っていると、数m後方から罵声を上げる選手がいました。何が起こっていたのかは分かりませんが、言葉の感じから、脚が何回もぶつかったのか、左右に動きすぎるとかあったのかもしれません。
後ろの選手が近いのが気になるので、前に行かせるために少しづつペースを落とすと抜いて前に入りました。これで落ち着いて走れるかと思いきや、今度はさっき罵声を上げていた選手なのかどうか分からないけど、私の足にぶつかるので、やや後ろを振り向きぶつけるなとそぶりをしたら、すみません。と言葉があったのに、またしばらくしてぶつかる。またすみません。と言葉はある。
それぞれ走り方は違うから1回ぶつかることは仕方がないけど、ぶつかったら距離感を修正しないとダメです。浮いているタイミングで脚が交錯すると転倒リスクはかなり高くなります。
ちょっと今回の集団は雰囲気が悪く、こういう時は事故が起きるので、集団から外れて目に見える範囲でついて行こうとしましたが、心肺的にもキツくなったタイミングなので、徐々に遠くなっていく。
しばらくして、18’20ペーサーが近づき抜いていくが、私のペースが落ちてる時だからスピード差が大きくついていく気にもならなかった。
脚が動かないことはないけど、とにかく心肺がキツいレースになりました。感覚的にはジョグのようなペースでしたが、それでも心肺的にはギリギリのラインでかろうじて18分台でおさめました。
18:47.0
3:34-3:36-3:44-3:58-3:53
今回の5000mはタイムを狙うことではなく、とにかくキツイ中最後までフォームを崩さず走ることでしたが、終盤は嫌になりながらも無事フィニッシュしたので目標達成です。
嫌になりながらも走り続けることは、ウルトラマラソンにも繋がることです。距離もスピードも違いますがキツくなった時にペースを落として最後までもたせることは同じことです。
<スポンサーリンク>
4年前の1500mと5000m
こちらは4年前の投稿ですが、1500mと5000mを同じようにリカバリー1時間半で走っていました。
1500m 4:58.81(58-1:19-1:22-1:18)
5000m 19:01.3(2000mまで7:24 4000mまで7:49 ラスト3:39)
その時のタイムと今回のタイムそして、その当時の自己ベストを一覧にするとこんな感じです。
1500m | (PB) | 5000m | (PB) | |
2019年4月 | 4:58.61 | 4:54.70 | 19:01.3 | 18:13.0 |
2023年4月 | 4:48.5 | 4:42.80 | 18:47.0 | 17:42.5 |
1500mに関しては、当時も今回も自己ベストを狙えるような状態ではなくそれぞれ自己ベストからは遅れていますが、当時は5分切れるか切れないかの走力でした。その後の5000mに関しても当時は19分を超えていました。こうやって過去のタイムを改めて見ると、この4年間の成長を実感できます。
今は、前回のようにほぼ潰れることを想定したレースでも1500mで5分は切れるし、今回のように後半ジョグ感覚になっても18分台で走れます。
今がピークではないので、数年後に同じように実感できるよう試行錯誤していきます。