スピードは順調に戻ったきた〜1000mと3000m〜

昨日は過去11回完走したチャレンジ富士五湖、マラソンを始めたこと2回参加したかすみがうらマラソン、そしてスポーツエイドジャパン主催のもろやまトレイルランなど開催されました。

今回、チャレンジ富士五湖はレース日程などを考えてエントリーをやめました。もちろん11年連続で出場している大会なので迷いはありましたが、思い起こすと2019年で10回完走し、2020年はチャレンジ富士五湖にはエントリーせず、さくら道国際ネイチャーランに出場予定でしたが結果的に両大会とも中止。そのため昨年の出場はオマケみたいなものと考えています。今は走りたい距離の幅が広がっているので大会は時期など勘案して選ばないと全てが噛み合わなくなってしまいます。

現在の課題は絶対的なスピードアップ

現在の課題は絶対的なスピードを戻していく、高めていくことです。

フルマラソンシーズンが終わり、100km以上の距離を走れる現状確認をしてから、リカバリーを経てその期間に入っています。50代後半に入って最も落ちていくのは筋力だから、そこをカバーするにはスピードを高める技術とトレーニングです。

3月30日から3回1500mを走りましたが、マスターズでは800mも走るので、その練習として昨日は1000mを走りました。

800mベストタイムは2022年関東マスターズ陸上選手権大会で出した2分21秒05ですが、今年は2分20秒切りを目標にしています。そのためにはイーブンペースでも1周70秒(2分55秒)を切らねばならないので結構なスピードです。その目標に向けて、まずは昨年の中距離シーズンの時のスピードに戻して、そして高めていくことです。

そのため1500mを3回走ったことで中距離のキツさと楽しさを思い出してきたタイミングでさらに短い1000mを走ったのです。

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1000m走って30分後に3000mスタート

昨日は久々にパワーブリーズカップに出場しました。エントリーしたのは1000mと3000mです。エントリー時はレース間隔がどれだけあるのか分からなかったけど、1時間は開くだろうと思っていたら、なんと30分・・・。

流石に全力で1000m走って、フィニッシュ後にゼッケン付け替えなどし、スタート前招集し3000mを走るのはちょっと厳しいので、まず1000m走ってから3000mはどうするか考えることにしました。

ブルックスの中長距離用スパイク

スピードを出すのだから故障防止のためにもしっかりアップをしようと早めに会場に向かいました。そしてアップを開始するとブルックスのスパイクを試し履きできることを知りました。昨年ブランドの展示会で拝見しこれかなり良さそうと思ってたスパイクでTHE MIDDLEで館澤選手らが履いていたスパイクです。

2種類ありカーボンプレート入りの400mから1500mに向けたモデルのエリミネイト 7と、カーボンプレートなしの1500mから5000mに向けたモデルのワイヤー8の両方を履き、100m流しをしました。履く前は踵のホールドが弱そうに見えましたが、フィット感はまずまずで、どちらのモデルもとにかく前に身体を運んでくれます。

レースで履くアルファフライで2本流しをした後で、レース直前にそんなたくさんの流しをするのはよくありませんが、1000mが終わってすぐに3000mがあり、その後だと疲労が大きく良い悪いが分かりにくいだろうと思い、ニューモデルを試せるせっかくの機会だと使ってみました。今回の1000mもタイムを狙うけど、大きな目標は東日本マスターズや全日本マスターズです。

*しっかりタイムを狙いたいレースでは、感覚も変わってしまうので、少なくともレース前にはやらない方が良いです。

1000mのスタートのスピード感で流しをしたタイムは、アルファフライが17秒7と18秒1とほぼ感覚通り。その後、長距離用スパイクで同じ感覚で走ると17秒0、少し力を加えると15秒9が出ました。もちろん短距離を走るように全力ではありません。中距離用スパイクに履き替えて、1000mのスタート時の感覚で走ると16秒8、知り合いと一緒にもっと負荷を落とすも同じタイムの16秒8が出ました。この感覚だと800mで足が終わる感じもなく、800m、1500mで使ってみたいスパイクに急浮上してきました。

結果的に、6本も流しをしてしまいましたが、良い経験ができました。

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また、今回もスタート前にアスリチューン・エナゲインを2個飲みました。1個でももちろん効果は感じますが、時間を20分ほど開けて追加すると良いと感じています。そして時間のある限り、ルコエランで身体を良い状態にしようと電気刺激を与えました。

1000m展開と結果

1000m2組目のペーサーは2分29秒、2分40秒、2分50秒、3分00秒の4人です。私は3分ペーサーについて走ることにしていました。スタート後に接触による転倒などしたくないので位置取り争いには加わらずに最後尾につきました。200m通過は36秒を少し越えたあたりです。スタートはやや速く入って35秒前後を考えていたので少し遅いけど焦らずそのまま最後尾で走ると前を走る2人がペーサーから遅れて間隔があいてしまうので、これはまずいと2人をすぐにパスしてペーサーに詰める。600m通過の掲示板は1分48秒(3分ペース)をちょうど過ぎました。3分切りには1秒弱遅い感じでしたがラスト400m上げることができる余力を感じたので、これは3分切りはできるとその時は感じていました。

そのままペーサーについていくと、ペーサーは予定通りだと思うのですが800mで離脱。タイム読みが聞こえて800m通過は2分25秒と1秒遅れ。ラスト100mから上げれば大丈夫と思いつつも、ペースは落ちないけど切り替えができず、タイム読みの3分という声をフィニッシュライン直前で聞きました。

タイムは3分01秒2でした。

ラップは 36秒4 - 1分12秒5 - 1分12秒3 と各ラップとも微妙にキロ3を切れていないまさにイーブンペースでした。

普通、走り終えると立っているのがキツくなるのですが、今回はそんなこともなくスタスタと歩いて行けるのです。心肺的には少し余裕はあったようだし、ラストの直線で脚が終わりそうな感じもなく、明らかに出し切っていないのです。もちろん相当キツイことはキツいのですが、いつものフィニッシュ後の疲労度を100とすると90くらいなのです。あと1秒少しなんとかならなかったのか?って感じでした。

この感覚なら、このままのペースであと500mは走れないにしても、多少ペースダウンして走れば1500m自己ベストは出せたように感じています。

タイムは残念ですが、この負荷でこのタイムが出せることが分かったことは大きな収穫です。

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30分後に3000mスタート

1000m走ってやや余力が残っていたのは3000mのためにセーブしたのでありませんが、結果的にこの状態なら設定ペースをやや落とせば30分後に3000m走れそうと思いました。時間は短いけど可能な限りコンディションを整えます。

アスリチューン・スピードキュアを飲んで、ルコエランでマッサージをしていると、同じく1000mから3000mを走る知人からゼッケンの付け替えを忘れないようにと声がけがありました。すっかり忘れていたので危なく付け替えを忘れるところでした。

また朝方は涼しかったけど、1000mのスタート前から日差しが強くなり、この時間帯はかなり暑くなってきました。これは熱中症も気をつけねばならないとスマッシュウオーター入りの塩タブレットを2粒食べて、そして水道でウエアをビチャビチャに濡らしました。

3000m展開と結果

2組目のペーサーは9分30秒、10分00秒、10分30秒、10分50秒です。エントリー時の目標タイムは10分30秒にしていましたが、この時はとても3分30秒で走れる感覚はなかったので一番遅いペーサーについて10分台で走ることを目安にしました。

真夏であればさほど暑くない気温ですが、まだ暑さに慣れていないこの時期としては結構厳しく、スタート前の招集時間に参加者が皆トラック外側の日陰に入るほどでした。

身体の疲労度はもちろんあるけど、それ以上に心の疲労度が大きく、そこに暑さが重なりスタート前にはいやーな気分しかありませんでした。

スタートして1000mのスピード感覚が残っているので、ゆっくり目に入ってもそれなりの位置に入って10分30秒ペーサーより前にしましたが、200m通過前にそのペーサーに抜かれそのままついていきました。記録証のラップは明らかな誤りで最初の200mが1:43になっていますが1分は間違いで実際は42秒1と思われます。

その後、10分30秒ペースはやや速いと感じて、3000m大きく失速しないで走れるペースでしばらく単独走になりました。終盤に10分50秒ペーサーに抜かれ少し付くもやや速いのでここもスルー。2600m時点で11分は切れることが分かったがラスト150mだけやや上げてフィニッシュ。

タイム 10分49秒5

ラップは42.1 – 1:25.8 – 1:27.2 – 1:27.4 – 1:28.0 – 1:27.6 – 1:28.0 – 1:23.4 でした。

ほぼ単独走で自分の時計でラップなど取らず、とにかくギリギリ嫌にならないペースで走ったところほぼ1周87-88 秒だったのには驚きました。

3000mに関しては、先々9分台を出したいので、タイミングをみて10分10秒以内を目標に走りたいと思っています。現時点の自己ベストは青梅マラソン30kmを走って疲労が溜まった状態で刺激いれとして中3日で走った時の10分32秒なので、1500mなどしっかり走れるタイミングで走れば10分10秒以内は十分可能なタイムだと思っています。

1000mフィニッシュ後は余裕がありましたが、3000mフィニッシュ後は出し尽くした感じでした。

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今後のレーススケジュール

6月25日に久々に開催されるサロマ湖ウルトラマラソンを走ります。その前週に関東マスターズ陸上がありますが中距離に出場する予定です。現在ならサロマへ向けて良い刺激入れ程度の負荷で走れます。

サロマに向けての脚作りはフルマラソンシーズン+神宮外苑12時間走(116.5km)である程度できていますが、5月26日の弘前100kmで仕上げます。弘前100kmの前に距離走をしたいのだけど、ゴールデンウイークにはM×Kディスタンス公認1500mやマスターズ陸上で中距離種目を走るので、この中で走るのは厳しく、翌週にはOTTで1500m自己ベストを狙いたいので、その当日と翌日に少し長めの練習をしようと考えています。

速く走るためには、身体の左右バランスなど整え、前に無理なく進めるランニングフォームが必要です。そのことはウルトラマラソンでも重要なことです。1km(1000m)と100kmは距離が100倍ですから全く別競技ですが共通することはたくさんあります。そして共通しないことは足して行かないといけないので、その練習は加えます。

記録証など

*最初の200m通過タイムがおかしい(1分が余計)次の周回からはあっている。

 

 

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