先週金曜日に湘南国際マラソン事務局から、エントリー締切まであと7日というPRメールが届きました。

4月8日から募集し既に5ヶ月が経過しているので、まだ募集していることに驚きました。
2009年、2011年はフルマラソンを走り、2014年はハーフマラソンを走りました。
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『湘南国際マラソン=クリック競争』
その当時は湘南国際マラソンは非常に人気のある大会で、2013年には湘南国際マラソンと手賀沼エコマラソンのランネットでのエントリー開始時間が被ったため、システムトラブルが発生したことなどもありました。
RUNNETのシステム障害に関するお詫びと今後の対策について
『湘南国際マラソン=クリック競争』という時代を知っているランナーからすると驚きです。
前の週に開催される、つくばマラソンは30分ほどで今年のエントリーは終了しましたが、10年前は湘南国際マラソンにエントリーする方が大変だった記憶あります。
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2023年定員と参加費
最近は出場してないので募集定員なども分からないので調べてみました。
2023年のフルマラソン定員 19,500人
参加費 15,000円
私が走った10年前も定員はこのくらいだった記憶あります。参加費は随分高くなりました。
昨年は何人走ったのか?
大会ページに掲載された前年の結果をみると
フルマラソン募集人数 20,500人
出走者数 13,082人
参加費 14,000円
正確なところは分からないけど、エントリーして走らなかったランナーが10%いたとしてもエントリー数は約14,500人です。
定員の約7割なので、かなり少ないようにも感じますが、フルマラソンの参加費収入だけでも約2億円ですから相当な収入です。
主催者は参加費や協賛金などの収入から、警備や計測など大会運営にかかる費用をひいた金額が利益になります。当然ながら定員を大きく下回ると赤字になり大会継続はできなくなります。
その意味では今年も開催できているのだから、エコ化を進めることで運営スタッフの大幅削減や、紙コップなど資材削減などコストダウンが進み採算分岐点となる人数の圧縮は進んでいるのでしょう。
しかし、「湘南国際=クリック競争」という時代に走っていた世代のランナーからすると、定員を大幅に割り込んでいるのは驚きです。
その理由はいろいろあるのでしょうが、大会参加費の高騰も大きな要因でしょう。
比較として、開催時期の近い他大会の参加費を調べてみました。
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大会参加費比較(10-1月開催)
開催月 | 大会名 | 参加費 |
1月 | 勝田全国マラソン | 8,000円 |
10月 | 水戸黄門漫遊マラソン | 9,000円 |
11月 | 大田原マラソン | 9,000円 |
12月 | NAHAマラソン | 9,800円 |
11月 | つくばマラソン | 10,000円 |
10月 | しまだ大井川マラソン | 10,000円 |
12月 | 青島太平洋マラソン | 11,800円 |
11月 | ぐんまマラソン | 13,000円 |
12月 | 防府読売マラソン | 13,200円 |
11月 | おかやまマラソン | 14,000円 |
10月 | 金沢マラソン | 15,000円 |
12月 | 湘南国際マラソン | 15,000円 |
11月 | 神戸マラソン | 16,200円 |
時期は違いますが、東京マラソンは16,500円です。
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1万円以下の大会も少なくない
大会参加費が高騰しているといっても10,000円を下回る大会は関東にもいくつもあります。
また上記大会は、湘南国際マラソン以外は全て日本陸連公認大会ですが、河川敷などで開催される非公認大会なら5,000円で走れます。
大会参加費が1万5千円や2万円でも気にならない方もいるでしょうが、1万円を超えると高いと感じるランナーが多数派だと思います。
また、私はフルマラソンを走るなら公認大会を選択しますが、そこにこだわりのない方も少なくありません。
そして、湘南国際マラソンが大々的にPRしているマイカップ持って走ることに対して好む・好まないは一人一人違うでしょうが、そのような観点からも運営費を下げる努力をし大会参加費を下げる大会が出てくることを期待しています。
以前のような人気大会ではなくなりましたが、東京・神奈川にお住まいの方なら交通アクセスの良い大会であり、また私自身まだサブ3をしていないランニング経験の短い頃に走った、思い出深い大会なので長く続いて欲しいと思っています。