アディゼロ アディオス プロ エヴォ 1 / ADIZERO ADIOS PRO EVO 1
興味ある方は、上記アディダス公式ページを見て欲しいのですが、流石に驚きました。
なんと、82,500円のランニングシューズが発売されるのです。
製品の特徴をいくつか書いておきます。
・アプリ限定抽選販売 抽選締切予定 10 / 9(月)午前 9 : 30
・価格 82,500円
・重量:138g(27 cm片足重量)
・ミッドソールドロップ 6 mm(ヒール:39 mm / 前足部:33 mm)
価格にも驚きましたが、27cmの厚底カーボンシューズの重量が138gにはもっと驚きました。同じアディダスのカーボン厚底シューズ アディオスプロ3は同サイズで215gですから2/3未満にしてしまったのです。アディオスプロ3もエリートランナーのレース使用モデルですから無駄な重量は削ぎ落としています。どこをどうすれば1/3削れるのかメーカーの方に聞いてみたいです。
手に取ってもいないので想像でしかありませんが、アッパー素材にしても限界まで薄くするなどして、エリートランナーがレースで結果を出すために作ったシューズです。もちろん通常のランニングシューズに求められる耐久性などは考えていないと思われます。
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1km あたり1,955円??
限定とはいえ、一般ランナー向けに販売する製品なのでフルマラソン1回しか使えないなんてことはないでしょうが、仮に1回しか使えないのであれば1kmあたり1,955円もかかることになります。
実際、ナイキヴェイパーフライなども新品の状態が最も反発が強く、徐々に落ちていきます。これはカーボンプレートとミッドソールが劣化していくので仕方がないことです。
8万円台のランニングシューズを高いと思うか、これだけの軽量化に成功したプロトタイプが8万円で手に入るのは安いと思うかは、その人の金銭感覚などによりますが、価格が高くても良いパフォーマンスを出せるなら欲しいと思う人にしても、そもそも数量限定で2足目を購入できるか分からないとなると抽選に当選して購入できても使えないです。
ランニングシューズの高騰
しかし、量産型のシューズが26,400円で販売しているのに、82,500円で販売するのは話題作りの一面もあるのでしょうが、近年ランニングシューズの高騰が続いています。
こちらは各メーカーのトップモデルですが、初代ヴェイパーフライが発売した時は2万円台で驚きましたが、最近は3万円台のシューズが増えてきました。
海外メーカーと国内メーカーで色分けしましたが、円安の影響が大きい海外ブランドの高騰が目立ちます。ランニングシューズに限らず『円』の価値がどんどんなくなっているのを感じます。
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ナイキ ヴェイパーフライ3など元々29,700円で新しいカラーが出ると、従来のカラーはセールで4割引などで買えたので 1万円台で買えたのに、モデルチェンジでもないタイミングで6,000円ほど値上げし、セールでの値引き幅を抑えたのはだから、ランナーの懐を直撃しています。
しかし、高いですね。
アディオス プロ エヴォ1の次のモデルも準備中?
こちらはWAの承認シューズリストのキャプチャーです。
先ほど確認すると、『Adizero Adios Pro Evo 1 v2』というシューズが既に承認リストに入っています。こちらがどのようなシューズなのか、今後発売するのかは分かりませんが、先々このプロトタイプを元に量産型のシューズが販売されるでしょう。どのくらいの価格になるかは知りませんが半額でも4万円以上です。
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アシックスはどう動くのか
メタスピードスカイ+やエッジ+など発売してからそれなりに時間が経過し、またWA承認リストを見てもいくつかのプロトタイプが掲載されているので、近い将来トップモデルも発売されるのでしょうが、今月発売したマジックスピード3はシューズのパフォーマンスは相当向上したのに価格は据え置かれました。その流れでメタスピードスカイ+などの後継モデルも価格据え置きになると、ナイキ製品と 1万円ほどの差がつくので一気にシェアを拡大するかもしれません。
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