中距離からロードへの移行は順調〜東京レガシーハーフ〜

10月15日に開催された東京レガシーハーフを走ってきました。

その1週間前に全日本マスターズ陸上競技選手権の800mと1500mを走っていたので、まさに中距離からロードへの切り替えのレースです。

特に今年は中距離どころか、以前からやりたかった100m、400mにも広げたので、走り込みはほぼ出来ていない。ただ、行き当たりばったりではなく、ほぼ決めたレーススケジュールにそって走っています。

ここまでロードレースに向けた練習ほぼ出来ていないのに、今月末には金沢マラソンを走るので、実際どのくらい戻せるのかは分かりません。

前日は快晴だった。

全日本マスターズが10月初旬開催となり、エントリーを決めた時点で、ロードレースは11月下旬に間に合えば上出来で、自己ベストが狙えるのは来年2月の別大マラソンか、3月の東京マラソンになると思ってます。

東京レガシーハーフも実際どれくらい走れるかは分からないけど、金沢マラソンの設定ペースなどを決めるためにも後半失速しちゃダメ。終盤は余裕あるなし問わず良いイメージで走り切ることが大事と考えていました。

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7ヶ月間、マラソンペースで10km以上走っていない

後半失速しないように抑えて走ると言っても、サブ3のマラソンペースでは走ろうと思っていました。今年3月の東京マラソンを走ってから7ヶ月、そのペースで10km以上走ってないのだから、ある意味チャレンジです。

4’10-15/kmペースで、どれだけ余裕があるかが体感できれば、金沢マラソンの戦略も見えてきます。また、走り終わった時に脚にどの程度のダメージがあるかも把握したいポイントでした。

レース前の調整はなし

今回はロードに向けた切り替え時期があまりにも短く、全日本マスターズの3週間後に金沢マラソンを走るのだから、30kmや35km走などするタイミングはありません。そのため東京レガシーハーフ直前の木曜日にもポイント練習を減らすことなくやったし、それなりに疲労が残る状態で走ることにしました。

ほぼ想定通りの結果

前日寝る前は、意外と身体が動いて今年1月のハイテクハーフで出した自己ベストを狙えるようなペースが楽に感じたらよいな。なんて願望も浮かびましたし、全く走れないイメージも浮かびましたが、まあフルマラソン2時間55分辺りのペースが順当かなと思っていましたが、ほぼ想定したイメージ通りの走りになりました。

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スタート前の雨の中待機はキツかった

レース前から暑いよりは雨の方が良いと思ってましたが、流石に今回の雨は厳しかったです。

私はBブロックでしたが、スタート前にできるだけ濡れないように、ブロック最後尾になっても構わないからギリギリまで屋根の下で待機しようと思っていました。

ちなみにスタートまでのタイムスケジュールはこんな感じです。

7:00 東京レガシー 入場ゲート オープン
8:00 MGC 男子スタート(国立競技場)
8:10 MGC 女子スタート(国立競技場)
8:30 東京レガシー スタートブロック整列開始
9:30 東京レガシー スタートブロック整列締切
9:50 東京レガシー スタート(外苑西通り)

正確な時間は覚えてませんが、MGCのスタートを見てから荷物預けをしてからスタートブロックに向かったのは、整列開始8:30よりやや遅い8:40くらいでしょう。最初はBブロックは屋根がある辺りに待機する選手がいる一方、既に整列地点の道路でアップをしている選手、並んでいる選手もいました。

Bブロックの人数は多いので、前からストレスなくスタートしたいと思えば、冷たい雨に打たれつつ早めに並ばねばならず悩ましいところです。

今回は自己ベストなど狙っていないし、ネットタイムで考えれば良いからギリギリまで屋根の下にいようと思ってましたが、選手が増えてくると本来Bブロックの整列地点は屋根がない道路なので待機場所が狭くなり、係員から一気にランナーが動くと危険なので、悩ましいとは思いますが早めの整列にご協力ください。と言われた。

係員だって、ランナーの気持ちは分かるはず。その上で、協力してくださいと言うのならばと、強い雨が降る中に飛び出しました。

私は、雨予報だから、ウェアの下に、インナーウェアを着て、ビニールポンチョを被り、腕や脚、お腹にはホットクリームを塗りました。

ちょっと失敗したのは、使い捨てポンチョは東京マラソンエキスポでもらったアンダーアーマーのモノですが、大きくて首周りがかなり空いているので、そこから冷たい雨が入ってくる。ロードマラソンをたくさん走っている頃なら、その上に、使い捨てレインウェアを着て、シューズが濡れないようにコンビニ袋や使い捨てのシューズカバーをスタート直前まで身につけるけど、そんなことをすっかり忘れていました。そのため整列した5分後にはシューズもグッショリ。雨が入らないようにポンチョの首周りの締めたりしたけど濡れたウエアで身体は冷えるから、ずっと足踏みしていました。

外に出たのは多分9時前だから、1時間近く冷たい雨に打たれたのは厳しかったです。

私の回りのBブロックランナーはみな同じように震えていましたが、ブロックによっては屋根の下で雨に濡れずに待機しているのだから、何の罰ゲームなんだと思ったのは私だけではないでしょう。

去年のように国立競技場スタートだったなら、スタート直前まで雨に濡れなかったけど、これだけの人数なら道路スタートが望ましいと思う。しかし今回のように冷たい雨が降ることもあるのだから、スタート前整列はBブロックも他のブロック同様、屋根のある場所にして、10分前、15分前くらいから移動する方がアスリートファーストだと感じました。

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スタートはテンション低く身体も動かない

普通スタート時はテンション上がってペースが上がるのだけど、今回は身体が冷えているからか、気持ちも冷えたまま。しかも使い捨てレインウェアをヒラヒラさせるランナーが多いのと、路面が滑りそうだから転倒しないかと慎重になる。

私はスタートの号砲でガーミン965をスタートし、ラインを越えるタイミングでラップボタンを押す。そして表示は、心拍数、ラップタイム、ラップペース、距離、タイムの5項目で、自動ラップにはしてません。またラップボタンを押すのは5kmごとにしている。

この設定だと1km看板でラップタイムを見ればGPSが狂っていてもペースは分かる。

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通常スタート時の混雑を抜けると一気にペースは上がってしまうのだけど、今回は中々上がらない。1km通過はスタートラインから4’20くらい。2km通過も8:35とかだったと思う。ラップペースがサブ3ペースの4:15/kmより速くなったのは4km過ぎてから。スタート〜5km区間は下り基調だから、本来はオーバースピードを抑えるのだけど、スピードは上がらない。

レース後にデータを見ると、この区間の心拍数はかなり高かった。理由は明確で身体が冷えてしまい固まってしまった状態から、いきなりスタートしたからです。身体が寒く首から雨が入らないように背中を丸めていましたから、上半身も固まってしまったのでしょう。

シューズは初代アルファフライを履きました。路面のマンホールなど滑りやすい箇所はたくさんあり、全部を避けるわけにはいかないけど、脚を縦に使って走ると滑る不安はなかった。ただ滑っても転倒しないように多少なりとも気をつかうから結構疲れる。

元々、レース中に周りをキョロキョロしながら走るタイプではないけど、今回は路面や周囲のランナーに注意を払ったから、景色はあまり頭に入っていない。

5km過ぎて、徐々に身体は動いてきたけど、ラップペースは中々4’00/kmより速くはならず、概ね4’05-4’10/km辺りに落ちついた。

もちろん上げる余裕はあるけど、今回はこんな感じで走り切れたら良いと思った。

上り基調の15-20kmはややペースは落ちたが負荷的にはほぼイーブンペースで、トラックに入ってからちょい上げてフィニッシュ。

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平均心拍数は結構低め

平均心拍数154はハーフマラソンとしてはかなり低い。1月のハイテクハーフは1時間22分台だったが、その時の平均心拍数は163。ちなみに東京マラソンも平均心拍数は163だが前半ハーフはだいたい158くらいだから、それより低い。

まだ、高い心拍数になりキツイけど長時間耐えるような練習が出来ていないから仕方がないけど、平均154で1時間28分ならまずまずだと感じた。

レース前に多少の左右差があり、また張りが抜けない箇所もあったけど、レース中不安になる箇所はなかった。

金沢マラソンも今回くらいのペースで走るけど、距離走をしてないのに脚は意外と持ちそうだと感じたし、今回のレースが良い練習になった。

走って自宅に帰ってからはかなり眠かったが、そのまま寝てしまうとリカバリーが遅くなるのでルコエランでコンディショニングをしてから眠った。今回、スタート前にほぼアップはできないので荷物預けをする前に、ルコエランを使ってアップや刺激入れをしたが、長時間の待機で冷えてしまったのでほぼ意味はなかったが、軽量で重宝しているアイテムです。

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補給

今回は、スタート前にアスリチューン・エナゲインを2つ、ポケットエナジーブーストを1つ、そしてCatalyst ZONEを飲んだ。ハーフタイツのウエスト前ポケットにはアスリチューンエナゲインとポケットエナジーを入れ、後ポケットにはエキスポでもらったポカリスエットゼリーを入れた。

ハーフマラソンなのでレース中には必要ないのだけど、寒いとエネルギーを使うのです、念のために持ったのと、ハーフタイツのウエスト収納が揺れないかとかのチェックの意味もある。結果的に使うことはなかったけど、途中でエナゲインを飲んだ方が良かったとレース後に思った。雨のレースだといろいろなことが面倒になってくることも思い出した。

和紙素材のソックスでトラブルなし

ソックスはアールエル・ワイルドペーパー5を履いた。新製品のワイルドペーパーF(5本指)R(ラウンド)は近日メーカーから協賛提供いただくので履いたら感想をアップしますが、廃盤になったワイルドペーパー5でも全く不満はない。今回のようにスタート前からシューズもソックスもぐちゃぐちゃだと靴擦れや不快感が起きやすいが、問題なくレースを終えた。

シューズは、新しいアルファフライ2やヴェイパーフライ3も試したが、アルファフライ2はレーシングシューズには珍しくアーチ部が盛り上がっていて私にはあわず、ヴェイパーフライ3は良い感じだが、旧型アルファフライの方が走りやすい。

もう新品は中々手に入らないので、来年発売予定のアルファフライ3に期待している。またナイキにこだわらずに他のメーカーのシューズも引き続き購入し試してみる。

今回のレースは自己ベストより5分少し遅いが、昨年のロード初戦となった札幌ハーフマラソンは後半失速して1時間28分35秒だから、今回の方が良いタイム。

冷たい雨の中、応援にきていただいた方、ありがとうございました!

 

 

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