坂東市将門ハーフマラソン

11月12日は全国で様々な大会が開催されましたが、私は坂東市将門ハーフマラソンを走ってきました。金沢マラソンから坂東市将門ハーフマラソンの流れは昨年と一緒です。中距離を中心にしたトラックレースからロードマラソンへの移行が1ヶ月遅れたことを考えると順調です。毎回課題が明確になっていますが、当初の予定通り2月の別大マラソン、3月の東京マラソンで自己ベストを出せるよう引き上げていきます。

さて今回の結果やレース中に気づいたことなど残しておきます。

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結果

タイム 1時間25分34秒(ネット 1時間25分31秒)

直近の状態から考えると、ほぼ想定通りのタイムでした。

レース前に考えていたのは3:55/kmが楽に感じるなら自己ベスト更新を狙って走る。それがきつければ比較的平坦な前半は4:00/kmで走る。そして2週間後つくばマラソンを走るので、終始サブ3ペースより落ちるような走りになって悪いイメージを残すことは回避する。

5kmごとラップタイムは大会側での計測はないので自分の計測ですが以下の通りです。(ロスタイム込み)

19:57-20:05-20:34-20:40-4:16(1.0975km)

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レース前の状態

木曜日に抑えめに3000m+2000mを走り、実質3:50-3:55/kmペースでそれなりの余裕を持って走ることができました。しかし金曜日にゆっくり目のペースで走るも左尻の張りがひどく接地に左右差が出ているのを感じるとともに疲労感が非常に大きく、とてもじゃないがハーフを走れる気がしない。風邪を引いているわけではないが気を抜くと一気に悪化するような嫌な予感がする状態でした。

土曜日に直前予約したケッズスポーツマッサージでほぐしてもらうと、過去ないくらい酷い張りだと言われましたが自覚通りです。背中・お腹の張りも非常に強く、それが疲労感の原因になっているのも予想通り。このあたりと尻の張りを可能な限りほぐしてもらうと少し楽になりました。

上体の張りは練習量が増えたこともあるとは思うけど、大きくは急激な気温の寒暖差が原因と感じています。

自宅から車で会場に向かうためスタート会場近くの駐車場に停めたいので早めに到着して、アップをしました。野球場の周りを周回して身体を温めようとするけど、左尻の張りが強くうまく地面を押せないのでアップジョグは諦めて、まずは速めのウオーキングで身体を動かしました。手足を連動し、尻周りを動かすことで徐々に体が動くようになってきます。その間、トイレにも何回かいきました。

スタート地点の向かう前に、アルファフライに履き替えて走ってみると左右バランスや接地のタイミングは整ってきたのでなんとか走れそうと言った感じになってきました。

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レース前補給

レース直前の補給はアスリチューン・エナゲインを2つとポケットエナジー、そして本日発売のCatalyst ZONEです。ZONEは少なめの水分で飲みました。(トイレ対策として)

また、レース中は、給水のみです。

どちらの製品も少しお得なキャンペーンをしているのでチェックしてみてください。

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レース展開

Aブロックスタートで、参加者数も少ないので場所取りなど殺伐とした雰囲気は全くなく、みんなリラックスしてスタートを待ちます。

スタートロスは3秒。2025年東京マラソンの参加資格を得るためのポイントはネットタイムなので、もっとかかっても良いのですが前に並んだ責務として安全に流れるまでは周りのペースを乱さないよう速めに走ります。400mほど走りランナーがバラけてきたあたりでペースを落として身体の状態をチェックします。ガーミンのラップペースを確認するとペースを落とす前は3:40/kmくらいでペースを落とすと徐々にそのペースは4:00/kmに近づいていきます。ラップは手動で5km表示ごとに計測しましたが、5km通過は19:57とほぼキロ4。最初速かったことを考えるとそれ以降はキロ4を超えている。途中3:55/kmくらいで走ろうとするも中々ペースを維持できない。

そのまま10kmも同じようなペースで走り、10km通過は40:02であった。10.5km過ぎにある中間地点という看板でタイムを見ると42:15で、2倍すると1時間24分30秒になるなんて考えた記憶がある。自己ベストは無理でも後半少しペースアップできれば1時間23分台は十分可能だった。その時は15kmか16kmまではこのままペースを維持し、そこからペースアップしようと考えていたが、想定外にキツかったのは10kmから13km手前までの直線が向かい風になり、冷たい霧雨により顔が麻痺してきたことです。

(画像は3km地点の動画ですが、このようなウエアリングで走りました。)

アームカバーと手袋をして、ウエアの下にはインナーを着用し、膝下にはスポーツバルムのホットクリームを塗ったので身体は寒さを感じなかったのだけど顔は冷たかった。真冬のレースであれば皮膚も慣れてくるだろうけど、今年初めての経験なので驚きました。序盤は風よけのためにサングラスをしていましたが、ちょっと見にくいので外したのも影響していると思います。瞬きするのも大変なくらいで視覚が乱れてバランスを崩すんじゃないかと心配な場面もありました。

その辺り10人くらいの集団になっていたが、向かい風の影響からかペースが落ちてきた。13km手前で右折したあたりで前に出る人がいたので一緒に出ると集団のペースも合わせて上がった。その先の給水所(13.8km)はちょっとミスりました。喉は渇いていないのでパスしても良かったのだけど、給水を取ろうとするも集団になっていたのでペースダウンしないと取れず、しかもそこは上り坂の途中なのでそこで大きくペースダウンし集団との差が開いてしまった。(次回はここで給水は取らずに短い上りなので一気に登り切ってしまいます。)

15kmでラップをとると、10-15kmは20:34まで落ちていたが、向かい風とアップダウンが多い区間であることを考えると、そこまでと同じような負担感だと思う。

今回は気温が低いこともあり心拍数は低めだったが楽なわけではなかった。ただもっとペースを上げることができなかったかといえば一杯一杯ではなかったので上げることはできた。15-20kmは20:40だったが、このペースであればしばらくは走れそうな感覚はあった。2025年東京マラソンの参加資格を得るためのポイントは15秒で1ポイントなので、最後は1時間26分は切ろうとペースアップしてゴールしました。

こちらはペース推移です。ガクンと落ちているのは折り返しです。終盤急激に落ちている箇所は、おそらく19kmで左折してすぐに給水所があった場所です。曲がる際にペースダウンしたのと、給水所で前のランナーが手が悴んでしまったのか、中々コップが取れずペースを落とした箇所だと思います。

最後2回上がっているのは下り坂で上げたのと、トラックに入ってからです。

ハーフマラソンでこれだけ心拍数が上がらないのは珍しく、前半結構キツイなと感じて心拍数を見ると151とかで、後半もきつい場面で161など普段ならさほどキツくない心拍数でした。急激に気温が下がった場面だとこれほど心拍数が上がらないと良い経験になりました。

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ガーミンの指標

ガーミンのリアルタイムスタミナの結果を見るとこのような推移でした。フィニッシュ地点で45%残っていたというデータですが、そこまで残っていたかどうかは分からないけど感覚的にはラストペースアップしなければ、そのままのペースで30-35kmくらいまでは走れる感覚はありました。

最近は、心拍数とともにパワーをチェックしていますが、平均で340wでした。同じくガーミンのパフォーマンスデータのランニング乳酸閾値のパワーは369wなので、ある程度余裕を持って走っていたのが分かります。

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昨年との比較

今回のタイムは昨年とほぼ変わらず、気象コンディションを考えたら2分落ちくらいの感覚ですが、レース前の体調を考えたらそれなりに走れたと思っています。

ロードレースに向けた練習開始が昨年より半月遅いので仕上がりも遅れていますが、そのあたりを表にしてみました。

2023年2022年
春先のフルマラソン東京マラソン
2:57:25
東京マラソン
2:59:03
中距離シーズン10月初旬まで9月中旬まで
シーズン初ハーフ10/15 東京レガシーハーフ
1:27:57
10/2 札幌マラソン
1:28:35
シーズン初フル10/29 金沢マラソン
3:05:42
10/30 金沢マラソン
3:01:00
坂東市将門ハーフ1:25:311:25:21
次のフル11/26 つくばマラソン
?
12/4 防府読売マラソン
2:58:41
別大マラソン?2:59:15

レース後のダメージは小さいか?

結果的に無理せず疲労感も少なくレースを終えたので悪いイメージはないのですが、もう少しタイムに貪欲になってせめて1時間24分台には捩じ込むような走りはしたほうが良かったと思います。

画像は18キロ付近です。

レース後の身体の状態は左右差は出ていないと思います。また胃腸の調子も悪くはなく、ランチは豚カツにしました。

 

 

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