*念のため、今年はチャレンジ富士五湖には出ません。
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初めての100kmはチャレンジ富士五湖
私が初めて100kmを走ったのは2010年のチャレンジ富士五湖でした。中盤はかなり苦しみました。70km手前で既に7時間を経過していてサブ10はかなり困難で11時間くらいかかってもおかしくない状態でしたが、後半復活して9時間54分で走りました。
初めて10時間を超えたのもチャレンジ富士五湖
その後、初100kmから6回連続サブ10し、サブ9もしましたが、初めて10時間を超えてしまったのもチャレンジ富士五湖でした。
2013年大会です。4月後半なのに前夜に雪が降り、当日は終始冷たい雨にうたれました。軽い低体温症になりお腹も壊すし厳しいレースでした。
コースベストは2015年
チャレンジ富士五湖のコースベストは2015年の8時間54分。完走者1254人中28位だったので自分自身会心のレースでした。
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結局11回走ったが全て100km
大会が中止になる2019年まで10年連続で100kmを走りチャレンジ富士五湖は卒業と2020年はさくら道国際ネイチャーラン250kmにエントリーしましたが中止。チャレンジ富士五湖も中止。
卒業したつもりでしたが、大会中止期間を経ての現状確認として2022年に出場。序盤から身体が動かず苦戦しましたがサブ10はしようと上手にコントロールして9時間56分で走り切りました。
そして、昨年も今年もエントリーしていません。今年の100kmは弘前とサロマです。
チャレンジ富士五湖には初めて出た頃から3種目ありましたが、100kmという区切りの良さが好きなのと、毎年同じコースを走った方が現状確認できるので100kmにこだわっていましたが、来年以降出るなら118kmや120kmに興味があります。
新種目の120kmについて
昨年まだ詳細が出ていない時に120kmの部について書きました。
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120kmのペースイメージを作ってみた
120kmは制限時間12時間ですから相当な走力が必要です。信号待ちが合計20分以上ありアップダウンもあるので、フラットなコースで開催される12時間走なら130km近く走れる走力が必要です。
今年は走りませんがイメトレとしてタイムスケジュールを考えてみました。
従来からある118km(実際は118.6km)のゴール直前に1.4km足すだけなので、118kmの結果を調べてみました。
良いデータになると思ったのが2022年大会で大会記録となった曽宮道選手の区間タイムです。
チャレンジ富士五湖118kmの区間タイムは90-100km区間がほぼ全員速いタイムになっていますが、これは計測地点の関係から90-98.6kmのタイムなのです。それ以前も、それ以降も10kmのタイムになります。
念のため曽宮選手に聞きましたが間違いありません。
こちら、エクセルに曽宮選手のタイムを打ち込み、フィニッシュタイムと区間タイムの比率と、区間平均ペースを出しました。
まず、曽宮選手の最初の10kmは41:05で入り、次の10kmは38:57で走っています。ウルトラマラソンとは思えないハイペースですが、曽宮選手にしたら最初の10kmはジョグで、次の10kmから速めのジョグの感覚だと思います。
曽宮選手のフルマラソン平均ペースは3:13/kmで3:55/kmペースは1.215倍です。
これってサブ3ランナーのマラソンペース4:15で考えると5:10/kmペースなのです。最初の10kmに至ってはサブ3ランナーが5:25/kmで走るようなペースなのです。
なぜ、曽宮選手の区間記録を参考にしたかというと、大きなトラブルなく走ったからです。このタイムには高低差や信号待ちなども含まれています。そのようなタイムを基準にして区間タイム比率を出した上で、自分の個性を織り込んでいけば良いのです。自分は曽宮選手と同じくらい後半落ちないタイプならそのまま区間タイム比率を利用すれば良いし、そうでない方は後半もっと落とせる余裕あるペース設定をしたら良いのです。
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118km(118.6km)を11時間50分
話を120km完走ペースに戻すと、118.6km+1.4kmなので118kmの分を11時間50分で走れば120kmを12時間以内で完走できます。
そこで、11時間50分に曽宮選手の区間ラップ比率をかけたのが右側です。
身体が目覚めていないスタート直後で、標高が高く、またいきなり登りになる最初は心拍数を上げないように59:18で走り、次の10kmは56:13という感じになりました。
ただ、曽宮選手は24時間走の日本代表であり、246kmのスパルタスロンでも歴代上位記録をもつランナーなので終盤も落ちにくく、このラップ比率ではとても走れません。
特に、ラストの長く厳しい登り、その前の河口湖からのダラダラ登りと信号待ちがある10kmを66分はかなり難しいです。
そこで後半落とせるように30分間の余裕を見て、11時間20分で計算してみると、最初10kmは56分台、次は53分台、50km通過4時間33分、60km通過5時間29分とほぼイメージ通りのラップになりました。
区間タイムは11時間20分で計算してますが、前半60kmまではエクセル数値を目安にして、そこからはエクセル数値のタイムに4分づつ足すイメージで良いと思います。60-70kmは58:08なので62:08とエイドロス、信号待ちを考慮して走行中はキロ6。最後の坂のある10kmは63:27なので67:27です。そのように走ると1.4km含めないで11時間44分となり、1.4km9分としても11時間53分と制限時間まで7分余裕ができます。
序盤は信号待ちなど含めて10km53分なので、走行中はキロ5少しで走らないといけないラップになりますが、今回120kmにエントリーした方は、おそらくサブ3の走力はあると思うので問題ないでしょう。
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118km完走を目指す方の目安
118kmの制限時間は15時間ですが、制限時間ギリギリになりそうな方は14時間に曽宮選手の区間タイム比率をかけて出した区間タイムを前半60kmまでの目安にして、60kmからは計算された区間タイムに8分くらい足すとよいかもしれませんね。
既にペース予定を考えている方は、曽宮さんの区間タイム比率で計算してみて比較すると何か気づきがあると思います。試してみてください。
また過去記事に100kmの区間タイム目安など掲載しているので検索してみてください。
GPSウオッチの設定
ガーミン965などGPSウオッチを大半の方は使うと思いますが、チャレンジ富士五湖のようにアップダウンの多いコースを走るのであれば、表示する項目に『高度』はあった方が良いです。また自動ラップはかなり狂うので手動ラップにして5km看板や10km看板でラップボタン押してください。
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