【サポートランナー報告】〜星野和昭選手 スカイランナーワールドシリーズ ランタオ2ピークス 9位〜
香港で開催された2015 Skyrunner®World Series Lantau 2 Peaks 23km Hong Kong において、アスリチューン・サポートランナーの星野和昭選手が9位入賞を果たしました。
今回の結果により、スカイランナーワールドシリーズランキングは14位の浮上しました。
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大会結果
【result】 9位入賞 2時間33分30秒
【top10】
1 Remi Bonnet/SUI/SALOMON/10
2 Manuel Merillas/ESP/MAMMUT/2
3 Tadei Pivk/ITA/CRAZY IDEA/1
4 Gregory Vollet/FRA/SALOMON/48
5 Aritz Egea/ESP/EMF/5
6 Rullan Pere/ESP/FEEC/7
7 Marco De Gasperi/ITA/SCOTT/8
8 Dai Matsumoto/JPN/SALOMON/9
9 Kazuaki Hoshino/JPN/JSA/14
10 Daniel Jones/NZL/?/?
2015スカイランナーワールドシリーズランキング 14位 126ポイント(10/14現在)
大会直後のコメント
まだ興奮が覚めません。ですがレースは鮮明に覚えていません。無我夢中過ぎて所々よく覚えてません!
2015スカイランナーシリーズは、日本と世界の二本立てとスカイランナー1年生にとってはあまりにも過酷で無謀なチャレンジ、でもこの原動力は自分が出会ったスポーツの何よりも自分に向いてるからやらなきゃと思った。本当は10年くらいかけてここに立つべきものを全て今年かけた感じ。残りの最終戦のリモーネエクストリームとりあえず全てかけます。
そのあとに残るものでまた今後は考えます。
今回の入賞は群馬出身の松本大くんとでき、今回負けたけど2人で入賞は本当に嬉しかったし、仲間への恩返しになったのではと勝手に思ってます。この歳に、この環境でこんなチャレンジさせてくれる全てに感謝です
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レース詳細
星野選手のブログ 【Kazuakiのブログ 】の書き出し部分のみ紹介しますが、ぜひ全文を読んでください。
2015シーズンは不調に続く不調でしたが、こんなご褒美が待っていたとはなんて浮かれています。2月の香港での成績をうけ(アジア選手権3位)、SJSとSWSを両立しようと覚悟を決め、ランタオとリモーネ参戦を決意。
不調過ぎて訳がわからなくなりそうな中、SJS4戦目の蔵王で復調の兆し、これはもしかしてと挑んだランタオこれが見事にヒット、これでもまだ上がっている途中な感じです。失うものがない奴は攻めれるし、台風なんてクソ食らえ。
でも本当にこんな気持ちで走って登って下ってやりました。ワールドシリーズだからトップは集まるだろうが、アジアで開催だからそこまではなんて甘い考えでいたら、わんさかトップ20がほとんどいるんじゃないかってくらい参戦。
松本大くんがいうワールドランキングを誇りに思うスカイランナーが終盤戦にきて、ポイントを取りにアジアまできている。これはやばい。本当にすごい舞台で走らないといけないとここで覚悟を決めました!(トップ選手を見なきゃいいんだ作戦決行)
【スタート~ロード】
駅前広場からゆるい感じの会場セッティング。だけどありえない顔ぶれのギャップの激しい大会。天気は大荒れ。時折土砂降り、蒸し暑い香港にはちょうどいい気候でした。多分日本だったら100%中止。そんななか、松本くんが大会役員に説明をしてくれて招待選手と一緒に最前列に並ばせてもらいスタート。不幸中の幸いにしてロードが得意なのですぐ先頭集団。思ったよりきつくなく前に3人ほどいったがレミ君の所で2kmほどキープ。少し登り始めペースを緩めガスペリさんと1km並走。アジア選手権を思い出しながら憧れのガスペリとまた走れてウキウキ。
【最初のピークからCP1】
ロードが終わりここから階段山へ登山。ここで待っていたのが山なのに川。沢登り地獄。地表に染み込まなく、泥とならない地質のせいで登山道が川となっていました。
ここで3人ほど抜かされ2人ほど抜く。並行移動の時に出てくるおそらく普段沢だろう沢は滝と化して、道をふさぐほど(のちに崩壊したそうです)。
グレッグに追いつかれあっという間に置いていかれる。ここからグレッグ選手と抜いたり抜かれたり、一緒に中盤行くことになる。最初のピーク手前ででグレッグをとらえる前にIonut Alin Zinca(SWS4位)が、後ろから追いつかれ、彼の後ろに張り付くようにウォークを観察。岩場をすり抜けながら進む独特な地を這うようなウォークに感激。自然と猫背の自分も真似できて、ものすごい感覚をつかむ。
しばらくついてくとグレッグ選手に追いつきここで一度抜かす! Ionut Alin Zinca選手とピークまで一緒に進む稜線に出ると、台風の影響で暴風雨。2人でよろけながら川と化した登山道をすすむ。ピークから濡れた岩場セクションへ。そこまでテクニカルではないけど濡れた岩場と水が流れているせいでテクニカル度があがる。少しIonut Alin Zinca選手とリズムが合わなく、抜きたいけど抜けない感じが続いた。そこにグレッグ選手猛スピードで俺らを抜き去り"come on Dai"・・・。
続きは、 【Kazuakiのブログ 】をご参照ください。
アスリチューンは世界で戦うランナーを応援しています。
星野選手は10月16日にリモーネへ移動して試走を行い、10月17日12時にスタートです。距離23km、累積標高2000mの舞台で世界の強豪選手と戦ってきます。世界の舞台で活躍する星野選手を応援ください。