2016年神宮外苑24時間チャレンジ参加ランナー紹介

小谷 修平(おだに しゅうへい)

ウルトラランナー

プロフィール

ウルトラランナー

1988年生れ。愛知県稲沢市出身。 東京大学入学と同時にジョギングを始める。大学4年時にさくら道国際ネイチャーラン250kmを30時間40分で完走し超長距離の世界に魅了される。

2013年24時間走世界選手権日本代表。新卒でスポーツジム本部に勤務。その後独立しスポーツプロダクトの開発、運動指導などを行う。


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主な戦績

大会名
開催年
距離等タイム結果
2016年10月30日現在
さくら道国際ネイチャーラン
2016年
250km 24時間50分 3位
夢の島グリーンチャリティ
2015年
12時間走 123.500km 1位
IAU24時間走世界大会
2013年
24時間走 250.327km 8位
神宮外苑24時間チャレンジ
2012年
24時間走 256.861km 2位

自己ベスト

種目記録大会名開催日
2016年10月30日現在
マラソン 2時間42分49秒 東京マラソン 2013年
100キロ 7時間45分35秒 秋田内陸100kmマラソン 2014年
24時間走 256.861km 神宮外苑24時間チャレンジ 2012年
250キロ 24時間50分 さくら道国際ネイチャーラン 2016年

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ウルトラランナーへの質問

サポートランナー

神宮外苑にエントリーした理由

神宮外苑には2011年からずっと連続で参加しています。最初はさくら道の先輩ランナーに「24時間走やってみれば?」と誘われたのがきっかけです。今では24時間走という競技自体の楽しさ、友人・ライバルとの再会が楽しみで私にとって欠かせないイベントになっています。

なぜウルトラマラソンをはじめたか?

最初は「普通」ではない何者かになりたいという気持ちがあったのだと思います。私の大学時代の友人は自慢ではありませんが、優秀で面白くて人格が磨かれた自慢の友人ばかりです。そんな彼らと一緒にいながらも埋もれない何かが欲しくて異常なほどに打ち込んだ。それが当時の私の無自覚的な行動だったのではないかと分析しています。(今振り返ってみるとかわいい大学生の振る舞いだったと思います・・。)
ただ、最初は手段だったウルトラマラソンでしたが、今では本当に大好きで走っています。それは、社会人になってから不調で全然走れなくなった日々に気づきました。ウルトラランナーであることを心の拠り所にする必要がなくなったというのに、走れない日々がとても辛かったのです。長く付き合っているうちに走ることは私の人生のかけがえのない一部になっていました。これからも自分のペースで走り続けたいと思っています。

好きな距離(たとえ100キロなど)とその理由

24時間走が一番好きです。時間走は周回コースを走るので、多くのランナーの走りを見ることができます。同じコース上にいる他の選手がどんな想いで走っているのか、彼らのドラマを想像することが楽しいです。他の選手の走りに勇気をもらうこともたくさんあります。自分よりよっぽど体力のない選手が懸命に歩いて、止まって、また歩き出してという姿にも私は感動しています。カッコいいのは記録の良い選手だけではないと実感します。24時間という途方もない時間に選手、スタッフみんなで挑む一体感も凄い。ゴールの瞬間はお祭りのようにみんなで讃えあう。本当に24時間走は辞められません。レース中は何度も辞めたいと思いますが・・。

サポートランナー

神宮外苑24時間の目標

①日本代表の資格を獲得(250km以上、4位以内)
②応援してくれる人を盛り上げて感動させる走りをすること
③極限状態でも心穏やかに人格的に正しい言動をすること
(②,③が絶対条件)

レースに向けてのコメント

ここ3回の超長距離のレースで24時間で240km相当の走りをある程度の安定感をもって再現する方法は自分の中で見つけつつあります。10月のえちごくびきの100kmでは8:03のタイムでした。この時点で普通の環境なら245kmくらいの記録が出せる走力はあることが自分の中で確認できました。ただ、240kmと250kmは全然違います。前半から突っ込むか、12,18時間から勝負をかけるかはまだ決めていませんが、今の私の実力ではある程度リスクをおった走りをしなければ250kmは超えられないと考えられます。久々にチャレンジする走りになりそうですが、最高の舞台でライバルと競争できることを楽しみにしています!

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