初ウルトラの野辺山ウルトラ100km完走者の準備とレース展開

で今年の野辺山ウルトラは過酷だったと書きましたが、特に女子100kmの完走率は40.2%(出走者数 326人 完走者数131人)と5人中3人はゴールできていないという状況でした。

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その中で、100kmウルトラマラソンに初挑戦するためにウルトラセミナーに参加いただいたSさんは、12時間台の好タイムで完走しましたので、どのような準備をしたのかなど質問しました。野辺山ウルトラにチャレンジしようと思っている方だけではなく、初めてウルトラマラソンにチャレンジする方も参考にしてください。

まずSさんは圧倒的な走力を持つランナーではありません。1月に開催した野辺山対策セミナー参加時のフルマラソンベストタイムは2014年11月 湘南国際マラソンの4:00:30(ネットタイム)でした。

・なぜ野辺山にエントリーしたのか?

八ヶ岳を眺めながら走るのは気持ちよさそうだったのと、アップダウンが大きくやりがいがあると感じたからです。また、初のウルトラマラソンだったので、野辺山なら疲れて歩いても許されるような気がしました。

→歩いても構わないと考えることは、ウルトラマラソンに関しては大事なことです。歩いた方が結果的に速くゴールできることもあります。

・レース前にどのような準備をしましたか?

走り切れるだけの走力を養うことと、トラブルへの対策に気を配りました。ロングの最長練習は、峠走40km+翌日にフラットなコースをゆっくり40km。あとは普段のジョグと、オフトレイルを含む山でした。

→一回で60km程度を走る練習も良いのですが、Sさんのように2日に分けて行う練習も効果あります。

・どのくらいのタイムで走れると思いましたか?

野辺山対策セミナーで教えていただいた、フルマラソンのタイムからの算出タイム(12時間40分)を目標にしていました。

→Sさんはセミナー後のいわきサンシャインマラソンを3時間45分で走ったので、その約3.4倍の12時間40分を目標タイムに設定しました。結果は12時間31分13秒と目標タイムより10分近く速く走りきりました。またレース前に設定した区間タイムとほぼ同じペースでゴールしました。

・気温が高くなることへの対策はしましたか?

日中は暑くなると聞いていたので前もって考えており、ドロップバッグに冷却スプレーなどを用意していました。スプレータイプのミントオイルが効きました。

→事前に相当暑くなることを想定して準備をしていたことも今回の結果に繋がりました。

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・どのようなレース展開でしたか?

スタート〜42kmは、景色を眺めながら、先々の道のりを想像しながらアップダウンを進みました。意外とあっという間でした。

42km〜71kmは、山から里へ移動して、聞いていた通りの暑さを実感しました。すれ違い区間が長く感じられ、エイドが待ち遠しく、この距離は頭に入れておけばよかったと思います。

71km〜フィニッシュは、ドロップバッグに入れておいたレッドブルが効き、馬越峠をがんばれたと思います。話に聞いてはいましたが、フィニッシュ会場近くの音を聞いてからが長く感じられ、この区間は下見しておいてもよかったと思いました。

 

・レース中に意識したこと

特に序盤、心拍数がAT値を超えたら下がるように動きました。下りは飛ばしすぎないように心がけ、疲れてきてからは、フォームをキープできるように意識しました。

→序盤は標高が高いことから心拍数は上がります。ここで無理をすると後半にダメージが残るので正解です。また疲れてきたらフォームを意識するなどセミナーで伝えたことを行ってくれました。

・どこで完走出来ると思いましたか?その時の気持ちは

大きく崩れても制限時間に間に合うと思えた90kmくらいで、確実に完走できると思いました。もう大丈夫だと、安心できました。そしてフィニッシュゲートが見えた瞬間は、達成感があり嬉しかったです。

・その他野辺山を完走して大事だと思ったこと

フォームをキープすること、そのために下りを飛ばしすぎないというのは重要だろうなと思いました。

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・大会中に使用したサプリメントなど

(スタート前)

・アミノバイタル パーフェクトエネルギー×1

・カツサプ×1

・ウィンゾーン エナジーエナジー×1

(レース中)

・塩熱サプリ

・アミノバイタル ゴールド

オルガニックジェル

オルガニックジェルの味は好きです。今回はカフェインに期待して摂り、効果があったと思います。

エナジージェルは、前半ノンカフェインで、後半はカフェイン入りをとりました。私はある程度の量を持つとなると、ウエストポーチよりもザックの方が安定するので、ザックを持つか、ジェルの携行量を減らしてウエアのポケットで済ませるかの二択でしたが、暑さ対策もあり、ザックは持たず、ジェルは保険としてポケットに2つだけ持ちました。また後半使用したカフェイン入りジェルはいつもショッツを使っています。効果は感じています。マグオンのカフェイン量だと効かなかったので、ショッツのカフェイン量を1つの目安にしています。

(その他)

ドロップバッグ地点でアミノバイタル パーフェクトエネルギーとレッドブルをとりました。

・ウルトラセミナーの感想とウルトラマラソンについて

セミナーでは目標タイムの計算方法など客観的な情報がとても参考になりました。実体験をもとにした感覚的なアドバイスで、レースをよくイメージできて、ますます楽しみになりました。レースを走ってみて、ウルトラマラソンの楽しさを実感! いろいろなレースを走ってみたくなりました。





5/30 サロマ湖ウルトラ対策セミナー 〜5種類の武器になるサプリメントが使えます〜

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100キロマラソンなどウルトラマラソンにチャレンジする方のためのレースマネジメントセミナーです。

今回はサロマ湖ウルトラマラソンを題材にしていますが、例えば6月初旬の東京・柴又100Kなど、他のレースにも応用できる内容です。サロマ湖ウルトラマラソンに参加されない方もご参加ください。

◻︎対象者

・ウルトラマラソン初挑戦の方
・過去リタイアしている方
・サブ9、サブ10など目標タイムで完走したい方
・今後、ウルトラマラソンにチャレンジしたい方

◻︎セミナーの内容

・サロマ湖ウルトラマラソンのコース説明 20分

(内容)コース説明やコース特有の注意点をお伝えします。
(目的)どのようなコースを走るのかをイメージしてもらう。

・目標タイム設定、ペース設定  50分

(内容)客観的な複数の数値や考察をもとにして作成した指標を使って目標タイム設定や、ペース設定の考え方を参加者に把握してもらい、各自計算してもらいます。
(目的)自分自身がどう走れば良いかのイメージをしてもらう。

*他のコースを走る際のタイム設定やペース設定の考え方も一緒に考えます。

・目標達成のための準備やレースマネジメント  50分

(内容)100キロ走るために必要な、補給の考え方や必要なアイテムをストレスなく走る観点から説明。また練習やレース前の過ごし方。主なトラブル事例。実践して欲しいことなど伝える。
(目的)可能な限り、苦しくなく痛くなくストレスを小さくして目標達成するために必要なことを知ってもらう。

セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

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◻︎参加費

一般:3,500円
リピーター:3,000円(過去ウルトラセミナーに参加した方)

ウルトラプロジェクト会員価格
レギュラー会員:2,000円
ビジター会員:1チケット+1,000円

*当日入会された方は、会員価格となります。

◻︎サンプル提供

アスリチューン エナゲイン 1本
アスリチューン ポケットエナジー 1本
オルガニックジェル 1本
凌駕スマッシュウオーター 1本
(発売前)凌駕 SHOT-ONE 1本

◻︎セミナー参加者特典

アスリチューン、スマッシュウオーター、オルガニックジェル、アグレッシブデザイン日焼け止め、シトリクスアミノマッサージジェルなど、セミナー参加者特典ございます。

◻︎参加費には1ドリンクが含まれています。
生ビール・コーヒー・ソフトドリンクなど

◻︎募集人数

10名程度(最高15名)

セミナー終了後、ビールを飲みながら質問などお受けいたします。

参加希望者はFacebookページのメッセージにてご連絡ください。

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昨年開催したサロマ湖対策セミナーに参加した23名のうち21名が完走しました。

サロマ湖ウルトラマラソン完走率 なんと91.3%(ウルトラセミナー参加者)





2017年野辺山ウルトラマラソン完走率は40%台

野辺山ウルトラマラソン大会ページに速報記録が掲載されました。

img_9609.jpg

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を書いた際に、予報通り最高気温が27℃になれば、100kmの完走率は43.7%程度になるのではないかと予測しました。

その予想根拠についてはこのように書きました。

2016年    21.9℃    100km完走率    58.7%

2015年    18.9℃    100km完走率    67.7%

気温    +3.0%    完走率    ▲9.0%

1℃の気温上昇で、完走率が3%下がるとしたなら、昨年より5℃上がるなら15%下回る可能性はあります。

したがって、58.7%(前年完走率)-15%=43.7%

そして今年の最高気温は25.3℃でしたので、その数値を使って再計算しました。

前年より最高気温は3.4℃上昇しました。

気温1℃上昇につき完走率が3%低下するという予測の元に実際の最高気温25.3℃で再計算するとこのようになりました。

3.4℃×3%=10.2%

前年の完走率58.7%からこの10.2%を引くと、予想完走率は48.5%となります。

そして実際の完走率は以下の通りです。

100km

出走者数 2,284人 完走者数 1,119人 完走率 49.0%

(内訳)
男子 出走者数 1,958人 完走者数 988人  完走率 50.5%
女子 出走者数  326人 完走者数 131人 完走率  40.2%

ほぼ同じような数値になりました。

 

nobeyama2017

で書きましたが、気象庁発表の気温は直射日光などが当たらない場所で測定しているので、実際のコース上の最高気温は今回発表の数値より10℃くらいは高かったと思いますが、昨年も同じく10℃くらい高いと感じていました。

しかし、そもそも過酷な野辺山のコースを、あの暑さがさらに過酷にしましたが、その状況でも約半分の方が完走したのだから素晴らしいと思います。

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また

フィニッシュタイムをグルーピングするとこのようになります。

2017年

10時間以内 45人 上位比率 2.0%

13時間以内 534人 上位比率 23.4%

14時間以内 1119人 上位比率 49.0%

ちなみに前年の比率は以下の通りです。

2016年

10時間以内 63人 上位比率 2.6%

13時間以内 700人 上位比率 28.5%

14時間以内 1439人 上位比率 58.7%

今年サブ10したランナーは上位2%ですが、この数値を2016年に置き換えると49位相当です。このタイムは9時間46分程度です。また、2017年は上位49%でないと制限時間14時間で完走できませんでしたが、昨年の上位49%のランナーのタイムは13時間46分前後です。

このことから、昨年より気温が3.4℃上昇した影響は、14分程度と推察されます。さらに2015年と比較すると27、8分の影響になりそうです。

もともと完走者の半分以上が13時間の野辺山ウルトラマラソン100kmにおいて、この30分近い影響は非常に大きいです。

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また、71kmも前年完走率55.9%(出走者270人 完走者151人)から5.4%落としました。

71km

出走者数 277人 完走者数 140人 完走率 50.5%
(内訳)
男子 出走者数 180人 完走者数 93人  完走率 51.7%
女子 出走者数 97人 完走者数 47人 完走率 48.5%

42km

出走者数 268人 完走者数 231人 完走率 86.2%
(内訳)
男子 出走者数 144人 完走者数 124人  完走率  86.1%
女子 出走者数 124人 完走者数 107人 完走率 86.3%

また出走者数や完走者数などが発表されていない時点で書いた下記の記事の合わせてお読みください。

 





スントスパルタンウルトラによる2017年野辺山ウルトラデータ分析 その2 〜コース上の最高気温は35.9℃?〜

 

今回の野辺山ウルトラマラソンは大会史上最も過酷にレースになりましたが、最高気温は27℃と言われています。

ただ、天気予報の気温は直射日光を受けない場所で測定するので、実際のコース上はこんなものではありませんでした。

特に日陰がない50−70km辺りは、エイドで給水をしても、すぐに喉が乾くし、直射日光により体温上昇が起こりました。

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実際どのくらいの気温だったのだろうと疑問に思ってはいましたが、先ほどスントスパルタンをPCで同期させると面白いデータが取れました。

nobeyama2017

この白いラインは高低図です。そして黄色のラインがその時の気温です。スタート時が高くてすぐに下がった理由は、スタート前は寒かったのでストーブの近くにいたので時計が温まっていたのだと思います。5.5kmくらいは14℃くらいですから、スタート時の気温は10℃くらいでしょう。

その後ぐんぐん上がり続けていきます。直射日光を避けられる区間はまだ30℃には達していませんが、40kmを過ぎたあたりから30℃を超えるようになり、50km付近からは一気に気温が上昇しました。今回の計測では35.9℃が最高気温だったようですが、体感したのもこの程度であり、この数値には走った大半のランナーが納得するでしょう。

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走られた方のFacebook投稿を見ると、50kmからは給水をしてもすぐに喉が乾く、頭がクラクラする、など熱中症の症状が出た方は結構いますが、35.9℃の中を走ればこうなるのも仕方がないでしょう。

私は30kmくらいからエイドごとに、バケツの水をかぶるとともに、ボトルに水を入れてもらい、走りながら少しづつ首筋や肩などにかけながら体温を下げる努力をしました。また喉が乾かないように走りながら口に水を含ませたりもしましたし、そもそも強い日差しから肌を守るための対策やレース前から体に水分を貯め込むなど準備をしました。このことについては別に書きます。

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今まで使っていたGPSウオッチには気温測定はできなかったので、今後はこの機能を練習会などを安全に開催するためにも活用していきます。

気温だけではなく、最高気温、平均気温も表示できますので、ある気温以上になったら設定ペースを落とすとか、給水回数を増やすとか、場所を変更するなど目安になります。

また、どのくらいの気温になるとパフォーマンスが急激に落ちるかなど把握していきたいと思います。





スントスパルタンウルトラによる2017年野辺山ウルトラデータ分析 その1 〜高度計測と3Dディスタンス機能〜

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昨日の野辺山ウルトラ71kmの走行データはこのような内容でした。タイムは少し押し忘れがあり、実際は7時間07分17秒です。

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今回初めて大会でスントスパルタンウルトラを使いました。

img_9495-1.jpg

スント スパルタン ウルトラ使い始めました。

を合わせてお読みください。

使用中に驚いたことが何点かありますが、まずスタート地点の標高が大会ホームページには1355mとありますが、1356mと表示されました。

また大会最高点は1908mですが、スパルタンでは上の計測データの通り1906mを示しました。

過去GPS時計を何種類か使用していますが、フラットな場所では正確な数値を示しても、高度に関しては誤差が大きく、特に距離よりも次のピークまでどれだけ登れば良いか知りたいトレランでは何度か騙された気分になったものです。

スパルタンを使用してその高度の正確さにまず驚きました。

これは、GPSによる位置・速度・距離・移動の軌跡を計測 し、高度計、気圧計、時計を45度傾けても正確な方向を示す3Dコンパス機能により、このような精度の高い高度計測を可能にしているようです。

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また、距離に関しても何度か驚きました。今まで使用していたGPSもサロマ湖ウルトラのようなほぼアップダウンがなく、直線が多いコースであればかなり正確な距離を示してくれますが、アップダウンが激しいトレイルや、ロードであっても起伏の激しい奥武蔵グリーンラインのようなコースではかなり短く表示されます。

それはGPS信号を取得して距離を計測する際に累積上昇距離と同下降距離を考慮した計測を行っていないことから発生します。

極端な話ですが、はしごを使って水平距離0で垂直距離100m登って100m降りたとしても距離は0mと出るような計測なのです。ですからアップダウンが激しければ激しいだけ計測した距離は実際より短くなります。

このことに関しては初めてGPSを使った際に、なぜGPSで高度も分かるのに、計算して表示ができないのか?と販売元に問い合わせたことがありますが、それができるようになったのです。

スントではこれを3Dディスタンス機能と呼んでいます。

今回のレースでも10キロごとに計測マットがありますが、そこでスパルタンの距離を見るとズレていると思いましたが、その先に小さな距離表示看板がありましたが、10kmも20kmもぴったりでした。計測は安全面などを考慮して計測地点をずらしているのです。実際は距離が進めばエイドステーション内で前後左右に動くこともあり距離は多少ズレていきますが大きな誤差はなく今回もフィニッシュ時点で71.3kmを示していました。

先日ウルトラプロジェクトの練習会で奥武蔵グリーンラインを走りましたが、鎌北湖から顔振峠に向かう際の最初の登りはかなりキツイのですが、しばらく走って他社製品を使っているメンバーに距離を聞くと、私が使っていたスパルタンの距離より10%以上短い数値だったので、どちらが正しいのだろう?と思いましたが、これが3Dディスタンス機能による測定の違いなのでしょう。

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次は、スントスパルタンウルトラでは気温が測定できますが、面白いデータが取れたので紹介します。





過去23回で一番過酷だったらしい2017年野辺山ウルトラマラソン

まだ完走率など発表されていませんが、5/19に書いた今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その1〜 で、天気予報が変わらないなら100kmは43.7%と予測しましたが、近い数字になりそうです。

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今回、100kmには男子2185人、女子365人の合計 2550人がエントリーしたと友人が投稿しました。

また、大会公式Facebookに全種目の出走者は2827人だったと書かれています。

そこで、このように100kmの出走者を仮定しました。

今年の全種目出走者数 2827人 ÷ 昨年の全種目出走者数2976人 =95%
→出走者数は5%減少しています。

昨年の100km出走者数 2452人 × 95% =2329人

また、昨年の出走率は約90%です。

今年も同様とすると、2550人×90%=2295人

だいたい2300人程度になりそうですが、低い方の2295人で計算してみます。これが出走者数と仮定します。

私は大会関係者ではないので完走者数については、このように調べました。

ランナーズアップデートの検索ページに応援naviを見つけてこれでウルプロメンバーなどを登録して、確認していましたが、この機能を活用しました。

制限時間14時間ギリギリにゴールしたランナーのゼッケン番号をこの応援naviに入力すると順位が出るのです。

最後にゴールした方の順位は男女合わせて914位でした。

今回は2ウェーブでセカンドウェーブの制限時間は20分後でしたが、寒くなってきたのと予定があり、こちらは確認できませんでしたが、ラスト20分で100人程度だと思います。100人とすると完走者数は1014人となります。

1014人÷2295人=44.2%

となります。

実際は非常に暑くなるので走るのを辞めようという方も少なからずいるので、100kmの出走者数はもっと少ないかもしれませんが、50%には届かないでしょう。

今回は予測であり、どの程度過酷なレースだったかのイメージをお伝えしたいだけなので、正確な数字や分析は、大会ページにアップされたら行います。

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ウルプロメンバーのゴールを待つ間にも20回完走者の表彰などされていましたが、みな口々に過去一番厳しいレースだったと話していますし、過去リタイアなく20回以上完走している方が初のリタイアになったことを考えたら間違いなく一番過酷なレースだったのでしょう。

男子は、昨年のIAU100km世界選手権を6時間18分台で走り優勝した山内英昭選手が8時間04分18秒で優勝しました。しかしその山内選手の力を持ってしても、近年の優勝タイムの中では遅い部類に入るになったことからも過酷さが分かるでしょう。

そのような過酷なレースであっても、しっかり目標タイムで走ったり、初100kmで完走したランナーはいます。その辺りについてどのような準備をして大会に臨んだかや、どのようなことが有効だったかを紹介していきます。

ちなみに、私はタイムこそ昨年より遅いけど、周りのランナーほど暑いとは感じませんでした。

それは準備をしたからです。どのような準備をしたかと言えば、今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その2〜 スタート前に出来ることで書いたウォータローディングと、アグレッシブデザインの日焼け止めを顔や首だけではなくシャツの下にも塗り、またボトルに入れた水を首筋にかけながら常に冷やし続けたからです。

その辺りについても別に書きます。

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今回、完走出来なかった方に、厳しい気象条件だったから仕方がないと言っても悔しさは晴れないでしょう。また仕方がないで終わらせたなら勿体ないです。記憶が鮮明なうちにリタイアした原因を分析してみてください。

暑かった。とか、根性がなかった。で終わらせないで、暑かったのが理由だとしたら、そもそも天気予報で暑いのは分かっていたけど、どのような準備をしたのか?足りなかったのか?などを考えたり、同じ条件でまた走るならどのような準備や走り方をしたら良いのか?など考えることで、貴重な経験になります。

でも、参加した全てのランナーに言えるのは、そもそも過酷な野辺山ウルトラマラソンが、さらに過酷な状況になったレースを経験できたこと、またそのレースにチャレンジしたことは素晴らしいことだと思います。

お疲れさまでした。





今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その4〜 レース中にして欲しいこと

 


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会場に着きましたが、日差しが強く歩いてるだけで疲れます。現在25℃ですから明日はもっと暑くなります。ただ日陰に入ると涼しいので山区間は比較的耐えられると思います。厳しいのは50-70km区間になりそうです。

光と陰のコントラストを見ていただいたら、日差しの強さが分かるでしょう。

肌に直射日光が当たると焦がされるような強い日差しです。

今回はレース中にして欲しいことを書きます。当初はウルトラセミナーでお伝えしているような内容まで踏み込もうと思いましたが、ちょっと時間がなくなってきたので大事なことだけ書きます。

スタートは速すぎない遅すぎない

ウルトラマラソンはゆっくり走るイメージがありますが、スタート時点ではフルマラソンの平均ペースの115〜120%くらいのペースが効率よく走れるペースです。

例えば3時間のランナーなら平均4’15/kmペースですから、その115〜120%は4’53/km〜5’06/kmペースです。だいたいキロ5ですね。気持ちよくジョグするとこのくらいのペースになると思います。

もちろん、アップダウンがあれば勘案しないとダメです。

これより速い弊害は省きますが、遅すぎるのもダメです。上の例のランナーが6’00/kmで走ろうとすると疲れます。ゆっくり過ぎると大半のランナーはフォームやリズムを崩します。こんなことも発生します。合わせてお読みください。

フルマラソンでは痛くならないのに、ウルトラだと30キロで痛くなる理由

ペースに関しては、ご自身に当てはめて計算してみてください。イメージより速いと感じる方が多いと思います。

標高が高いから心拍数が上がる

気をつけて欲しいのはスタート地点も標高1300mを越えていて、最高点は1900mを越えます。標高が高いと心拍数が上がるので、上記ペースだと少し呼吸が乱れると感じたら少しペースを落としましょう。

野辺山の坂は積極的に歩く

一歩でも歩いたら完走とは言わない。と思っている方は野辺山は苦戦すると思います。馬越峠を歩く方はほぼ全員ですが、最初の登りもキツイと思ったら積極的に歩いた方が良い結果に繋がると思います。もちろん歩くとリズムが狂うならばゆっくりでも走れば良いと思いますが、歩くのと変わらないスピードなのに苦しんで走るのは体力と気力を無駄に消費します。2015年に100km走った時、序盤積極的に歩きを入れたことで、馬越峠はほぼ歩きかと予想していましたが、2/3くらいは走れたのでサブ10できました。

序盤から歩くのは格好悪いと思わないで体力を温存してください。フォーム的にも、歩くのとスピードが変わらない人の走りは腰が落ちたフォームのケースが大半です。それより腰高で歩いた方が、平地や下りになった時は楽に走れます。

ただ歩き続けるのではなく、心拍数が戻ったら走るなどメリハリをつけましよう。

いろいろ書きたいことはありますが、そろそろ寝る時間なので、あと何点か。

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暑いと少し感じたら水を被る

ただしシューズには可能な限りかからないようにしてください。

熱い時間帯はボトルの水をかける

エイドの水かぶりで間に合わなくなったら、ボトルに水を入れて首筋などにかけながら走りましょう。

水でなくて、スポーツドリンクを飲む

水が中心の方は、別のもので塩分補給を考えましょう。蕎麦やうどんの汁は飲み干しましょう。

水分補給より意識すべきこと

『喉が乾く前に水を飲め』は危ない 〜運動関連低ナトリウム血症にご注意を〜

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無理にペースキープをしない

フルマラソンでは終盤無理してペースキープを試みますが、100kmマラソンは無理しないでください。ラスト10kmなでで無理をするのは良いですが、50kmでキツくなったなら、残り50kmを根性でペースキープできません。10kmキープして潰れるケースが多いと思います。

苦しくなったら少しペースを落として潰れないように走りましょう。特に明日は健康のためにも気をつけてください。

もう無理と思ったら

もうこれ以上は先に行けない。とリタイアを決めた場合も、緊急の場合でなければ、すぐにバスに乗らずにエイドで休んだり、寝たりしてみて下さい。20分くらい涼しい場所で休めば、再び走れるかもしれません。休んでも回復しないで関門アウトなら仕方がありませんが、簡単に収容バスにのらない方が後悔しないと思います。

ウルトラには復活があります。

書き足りませんがこれで終わります。

明日は頑張りましょう!





スント スパルタン ウルトラ使い始めました。


画像はSuunto公式ページ  のキャプチャーです。

発売から気になっていた、スント スパルタン ウルトラを使い始めました。

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最近のGPSウォッチでは定番になりつつある、カラー液晶タッチパネルを搭載してますが、私自身はタッチパネルはあってもなくても構いませんが、アップルウォッチなど含めて時代の流れでしょう。

なぜ、スント スパルタン ウルトラが気になっていたかと言えば、バッテリー持続時間が非常に長いことです。

GPS補正レート1秒のバッテリー持続時間は二種類から選択できますが、パワーセーブモードなら26時間なのです。

フルパワーモード使用時で18時間(GPS精度:Best)

パワーセーブモード使用時で26時間(GPS精度:Good)

また1分間隔測位であれば65時間ですが、これは登山や、真っ直ぐな道をひたすら真っ直ぐ進むレースでないと誤差が気になると思います。

例えば1分間隔測位だと測位して30秒走って、30秒戻ると移動距離は0mと出ます。Uターンは大袈裟としても、トレランにはスイッチバックのコースは当たり前のようにありますが、斜め前に30秒進んでから、鋭角に折り返して30秒進むと、移動距離は数mなんてことになります。

私がそれほど長時間走るレースには出ないので、1秒間隔のモードでも十分です。

まだ、長時間使ってないので、週末の野辺山ウルトラで使ってバッテリー持続時間について調べてみます。

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その他、気になる機能はたくさんあるので、実際使ってみてから紹介しますが、バッテリー持続時間の次に気に入ったのはシンプルなデザインです。

私は、以前大ヒットしたスント コアを普段使いしていましたが、スパルタン ウルトラのデザインもシンプルで普段使っていても違和感ありません。

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3年前からSEIKOの時計を使っています。

今までは、走るときにはこの時計を外して、持参したガーミン920XTJに付け替えました。

付け替えることで何度か仕舞った場所を忘れてロッカーに置いてきたと焦ったことがありますが、最近は自宅に戻るまで外さないので、その心配はなくなりました。

最近、スーツはほとんど着る機会がありませんが、違和感ないと思います。また撮影のためにバックライトONにしてますが、OFFならさらにシンプルになります。

ウォッチフェイスは複数の数字表示や針表示から選択でき、それぞれカラーも選択できますが、私は針が見やすいのでこんな設定にしています。

重さは、このチタンモデルだと73gですから、見た目より軽く感じます。また厚みも許容範囲です。

ただ、操作方法に関しては、スントユーザーは違和感なく使えるのかもしれませんが、長年ガーミンユーザーだった私は少し戸惑いました。

機能が多過ぎて使いこなすには時間がかかりそうですが、まずは今まで使っている機能を使いこなせるようにしてから、ナビゲーション機能など使って行こうと思います。

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ちょっと大事なことを書いておきます。

不具合や新機能などは随時アップデートされますが、このアップデートについてです。

時計の形をしていますが、スマートフォン同様小型のパソコンと思ってください。アップデートしないと不具合が改善されないままです。

スントスパルタンに関しては、購入したらまずパソコンに繋いでアップデートしてください。と取扱説明書に書いてあるので、指示通りに繋いで、またSuunto Movescountにアカウントを作って機能の設定なと行っていました。

問題に気付いたのは、練習会などで、スタートを押しても動き始めるまでにタイムラグがあったのです。

画面のスタートを押すか、真ん中のボタンを押すとスタートするはずが、数秒経ってから動きだすのです。これはまずいと販売元のアメアスポーツに確認したところ、この不具合は発売当初に改善されているはずであり調べたらアップデートされていないことが分かったのです。

私はすぐにパソコンにも繋いだし、おかしいと思ったらこのような顛末でした。

sun5

SUUNTO MOVESCOUNTのしくみは上記画像の通りですが、まずは以下のことをしないといけないのです。

sun4

このMOVESLINK2をダウンロードしてから、時計を接続しないと、パソコンは繋いだ時計をただの時計と判断し、充電しかしません。

この作業をすれば、パソコンに繋ぐとデータが同期されます。

スマホアプリで便利に使えてしまいますが、パソコンに繋がないとアップデートされないのでご注意ください。

もし、私のように、スタートボタンを押した際にタイムラグを感じたり、パソコンに繋いでもデータの同期がされない方は、そもそもMOVESLINK2をダウンロードしないで使用しているかもしれませんのでご確認ください。

私くらいかな・・。

念のため、他にもMOVESLINK2ダウンロードにいくやり方はあるようですが、私は以下のように作業しました。

sun1

Suunto Movescountの『私』の『時計』ー『時計同期ソフトウエア』をクリック

sun2

スントスパルタンのところをクリック

sun3

MOVESLINK2をクリックしたらスタートします。

最新の状態にアップデートしたら、スタート時のタイムラグなども解消しました。

せっかくなので、スント初心者の目線、ガーミンユーザーの目線で、覚えたことを少しづつ記事にして行きます。





今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その3〜 スタート前に出来ること

 

その2で書いた以外にも準備することはまだあります。

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【サングラス】

私自身、濃いカラーのレンズは好きではなく、普段はクリアか薄いピンクを使っていますが、今回は一番濃いカラーのレンズを使います。目から入る日差しの情報によっても体感温度は変わってきます。また目を大事にする意味からも必須でしょう。

【メリノウールソックス】

なぜ暑いのにメリノウール??と思う方が多いでしょう。理由は大半のランナーは相当量水かぶりをしないと走れない状況になりそうだからです。

シューズにかからないように気をつけて水かぶりをしても、ある程度はかかりますし、走りながら水を被るなら脚を伝わってソックスやシューズを濡らします。靴擦れの理由はシューズやソックスが合わなかったり、履き方が悪いなどいろいろ理由はありますが、ソックスが濡れることも大きな要因です。

メリノウールソックスは、水に濡れても比較的サラッとしているので、同社のナイロン・綿などで作られたソックスより靴擦れはしにくくなります。

ただ履いたことがない方がいきなり履くのは良くないので、お手持ちのソックスにメリノウールがあればオススメします。もし新品を履くなら一度洗ってから履くと良いと思います。

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【ソフトフラスク・ボトル】

ウルトラセミナーでも使わないときには小さく嵩張らないソフトフラスクをポーチに入れて、暑くなりエイドでは給水が間に合わない区間ではドリンクを入れて使うよう薦めていますが、予報通りの暑さであれば、ボトルが良いと思います。注意して欲しいのはチューブを噛むと飲めるタイプではなく、もっと簡単な作りのボトルを押せば出るタイプが良いです。理由は水を身体にかけるためです。

私は42kmのドロップバックまではソフトフラスクを持って、そこでボトルに変えて行こうと思います。

またチャレンジ富士五湖同様、マイカップ、マイボトル推奨です。

【擦れ防止クリーム、ワセリンなど】

大半のランナーがスタート前に擦れる箇所にワセリンなどを塗り込みますが、汗をかいたり、水をかぶっていると段々落ちてきます。擦れ出すとかなりのストレスになるので、小さなビニール袋にワセリンなど少量入れて念のためにポケットなどに忍ばせてください。そして擦れが出たら我慢しないですぐに塗ってください。

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【ウェア】

普段はウェアの下にファイントラックを着るのですが、今回は着ません。普段着る理由は水かぶりしてウェアが濡れてお腹を冷やすといろいろトラブルの原因になりますが、今回はすぐに乾きそうなのと、可能な限り熱がこもらないようにしたいからです。

ただ、100kmに出る方で12時間以上かかる方は、日が落ちると濡れたウェアでは厳しいので、71kmエイドに着替えと、念のためにウインドブレーカーを置いておくことをオススメします。

事前準備はまだありますが、気付いたら追記します。

次はレース中にした方が良いことを書きます。





今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その2〜  スタート前に出来ること




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その1で今年の100kmの部完走率予想は40%強と書きましたが、その予想が外れるよう願ってます。

私自身、7月末・8月初旬に開催していた時期の奥武蔵ウルトラを走っていますが、真夏のオクム最後の年になった2014年大会は酷かったです。朝のスタート前から既に蒸し暑く、今日は頑張ったら命に関わるかもしれない。と感じました。

また、2014年のサロマ湖も非常に暑く完走率は著しく下がりましたが、暑さに慣れている6月下旬以降のレースと違って、この時期はまだ身体が暑さに慣れていません。

画像は2016年大会71kmの部を7位(6位入賞逃す)でゴール後に、温泉に入ってからウルトラプロジェクトメンバーや、ウルトラセミナー参加者などの応援をしていた時の画像で、時間は13時くらいです。

見て欲しいのは光と影のコントラストです。応援していてもクラっとくるような日差しです。

ウルトラセミナーでは日差し対策、暑さ対策をいろいろと話していますが、今から出来る準備をこちらに箇条書きにします。

また、レースで使うアイテムなどは事前に十分試してからと書いていますが、今回も同様です。以下に記載する項目を全て参考にするのではなく、参考にする部分と、参考にしない部分をご自身で判断いただければと思います。

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【日焼け止め】

・汗や水に落ちない日焼け止めを顔や腕など露出している場所ではなく、肩や背中などはウェアの下にもしっかり塗る。

私はアグレッシブデザインを使いますが、今からでは通販では間に合わないので、ドラックストアやスポーツ店で可能な限り汗に落ちにくいのを購入してください。

ちなみに白いボトルはクレンジングオイルですが、これを使わないと綺麗に落とせません。そのくらい落ちにくいと思ってください。

ランナーには馴染みが薄いと思いますが、自転車やオートバイなどのレースをしている方ならWAKO’Sを知らない人はいないでしょう。そのWAKO’Sが作ったアスリートのための日焼け止めです。

日焼けは皮が剥けたり、黒くなったり、後々皮膚ガンのリスクが高まることを知らない人はいませんが、レース後のトラブルだけではなく、レース中も日焼けすると大きな疲労になるし、痛みが出たり良いことはありません。ウェアにはUVカット加工をしてあるものもありますが、薄い生地のウェアだと、ウェアをとおして日焼けします。

日焼け止めは、疲労対策と考えてください。

サハラ砂漠マラソンを走ったウルトラプロジェクトメンバーと、ウルトラセミナー参加者が、アグレッシブデザインを使いましたが、肌トラブルはなかったそうです。

【サンバイザーではなく帽子など】

・『頭皮も焼ける』という意味もありますが、エイドステーションで氷をもらって帽子に入れて走るとかなり頭や首筋などを冷やせます。サンバイザーだとこの技は使えません。またBUFFやネックウォーマーなどは折り返しを下にすれば氷を挟めるので、首筋を冷やすことができます。

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【体内に水分を貯える】

・明日、1日かけて体内に水分を貯め込みましょう。私はスマッシュウォーターを1リットルくらい飲みます。

スマッシュウォーターの使い方についてはこちらをお読みください。

レース当日朝は500ccくらい少しづつ飲みます。トイレに行きたくなったら飲みすぎなので、余っていてもそれ以上飲みません。

今、新宿ですが、暑くてこんな中を走るの嫌だな。と思って気温を見ると驚きの24℃でした。

もっと暑いのですよね。





昨日までの自分を超えるために。