信越五岳トレイルランニングレース110KM②〜暑さで水切れ、そして睡魔〜

信越五岳トレイルランニングレース110km①〜無事完走〜

信越五岳トレイルランニングレース110KM①〜無事完走〜 から続く

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今回はスタートからフィニッシュまで時系列に書くのではなく、思うがままに書いていきます。

スタートからフィニッシュまで、1箇所でしか水やスポーツドリンクをもらえないハセツネと違って信越五岳トレイルランニングレース(以下 信越五岳)は110kmでも公式エイド9箇所に、私設エイド1箇所の合わせて10箇所で少なくとも水は入手できます。

単純計算だと10kmに1箇所ですが、スタート〜菅川と、バンフ〜熊坂のエイド間は17kmあります。

私はバックパックの胸に差し込む500ccのハードボトル2個と予備のソフトフラスク(中身なし)を持ってスタートしました。予備のソフトフラスクはボトル破損や想定外の暑さの時への備えです。ハードボトルなら破損することは滅多にありませんが、ソフトフラスクやハイドレーションは水漏れリスクがあるので予備は持った方が良いです。

スタート時は、モルテンドリンク320を500ccと、塩分多めのスポーツドリンク500ccを身につけて走りました。

天気予報から暑くレースになることは分かっていて、さらにスタート時間が走りやすい時間帯である5時30分予定が30分遅れたことなどにより、いつもより水分消費は激しくなると考えていました。

しかしスタートから17kmの菅川ウォーターエイドで補充が必要なかったのでスルーしました。斑尾山を登って下ったスタートから22kmのバンフでも、モルテンドリンクは半分以上残っていたので、17km先の熊坂エイドまでは、ここまでと同じ量があれば大丈夫と、モルテンドリンクはそのままに、もう一方のボトルに500cc入れて素早くスタートしました。

ゲレンデ登りや斑尾山登りがある22kmを750ccで足りたのだから、後半は下りの林道区間のある17kmだから750ccで足りると判断したのです。

しかし、袴岳に登る区間から日差しが強くなりグングン気温が上がり、木陰になってる場所はまだしも、そうでない場所は暑い。

水を被りたいところが、足りなくなるので被れない。喉の乾きを潤す欲求のまま水分補給すると胃腸障害を起こすので少しづつ飲むも減っていくのが分かると焦りが出てくる。

下山してからは砂利道の林道なので、通常であればガンガン走れる場所ですが、今回はそのような走りは出来ず、走ったり歩いたりしながら先に進んだ。また暑さから睡魔に襲われ始めたのもこの区間だった。

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このレースの100マイルや、ONTAKE100などのように夜間・深夜スタートのレースでは、スタートしてすぐ眠くなることはあるが、明るい時間にスタートする信越五岳110kmで過去この時間に眠くなったことはなかった。

長時間に及ぶウルトラマラソンやウルトラトレイルではレース前の睡眠は非常に重要な要素です。

今回は、宿泊が妙高エリアになったことは仕方がないと思ってましたが、そこに予期せぬ出来事が重なり、7時間睡眠を確保したいところを4時間少しになってしまいました。

自分自身の不注意でもなく、まさか?の出来事ですが、変えられないことを考えても仕方がないので、受け入れるしかありません。また過去にこれより短い睡眠時間だったことはあるので気にしないことにしました。

そもそも完走も厳しい状況だったので、トラブルを楽しんじゃえって気分でした。

こちらはスタート前の画像ですが、こうして見ると既に眠そうでした。

したがって睡魔が来た時も、なぜ睡魔が?と慌てることもなく、眠くなって当然と焦らず対処を考え実行しました。

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アスリチューンのカフェイン入りや、ガラナエキス由来のCNC(Catalyst Natural Caffeine)は持ってますが、水切れに近い状態で摂取したくないので、熊坂エイドで水を被ることにして、ここは耐えることにしました。

水もラスト2kmくらいで飲みきりましたが、なんとか間に合いました。

熊坂エイドに着くと、水を被ってから水分補給をしてから、酵素サプリメントのCAE(Catalyst Athlete Enzyme)を飲んでからフルーツやトマトを食べて、それからカフェインのCNC(Catalyst Natural Caffeine)を飲みました。

今回は、喉が渇いた状態でエイドについて一気に水分補給をしましたが、以前同じような状況で胃腸障害を起こして気持ち悪くなった経験があったので、消化吸収をよくするために酵素サプリメントを飲みました。

また、カフェインは胃腸を荒らして、気持ち悪くなることもあるので、私は何かを食べてから飲むようにしてます。

この酵素サプリメントCAE(Catalyst Athlete Enzyme)は、それからも定期的に消化吸収がよくなるように摂取しました。胃腸の強さには個人差があり、全く胃腸障害など起こさない人はいますが、私は気温の高いレースではかなりの確率で不調になります。そこで日常生活に加えて、今回レース中にもCAEを使いました。終盤の瑪瑙山周辺で急に気温が下がったことから少し気持ち悪くなりましたが、この寒暖差の激しい21時間以上のレースで終盤まで食欲があったことは収穫でした。

ちなみに笹ヶ峰エイドでは、カレーライスをしっかり食べることができました。

また、今回のように歩く時間が増えると睡魔との戦いになりますが、黒姫まではカフェイン量を調整できるCNCで行きましたが、そこからはアスリチューン・ポケットエナジーのカフェイン入りを飲むことにしました。

ある程度のスピードで走るレースでは、飲みやすいように事前にゼリーを潰しておきますが、今回はゼリー感を楽しみました。睡魔に襲われそうになったら、カフェイン入りのポケットエナジーにして、そうでないときはオレンジ味のポケットエナジーと使い分けました。

飲みやすさにこだわったアスリチューンオススメです。

トレランレースでの補給量に関しても今回気づきがありましたが、それは別に書きます。

信越五岳トレイルランニングレース110km③ に続く(近日公開予定)



信越五岳トレイルランニングレース110km①〜無事完走〜

2019年9月15日6時00分スタート(選手輸送トラブルにより30分遅延)制限時間22時間の信越五岳トレイルランニングレースを走ってきました。2012年に初めて参加して、2017年の100マイル(台風接近により104km)を含めて5回目の参加になりましたが、いろいろ経験することができました。

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今年は7月中旬のみちのく津軽ジャーニーラン177kmまでは過密スケジュールでウルトラマラソンを走りましたが、それ以降はリカバリー期間として大会も入れず調整してきました。

この大会に向けて、トレラン対応の練習はしてませんが、長時間動くための練習はできていたので、そこそこ走れると思っていましたが、大会直前に不用意な走りから足首を捻り軽い捻挫をしてしまいました。

状況としては、下り基調のトレイルの段差を走り下りる時の接地面が左右に傾斜していたのだと思います。段差で分かりませんでした。さほどスピードは出てないのでその時は痛かったけど、そのあと軽く走れる程度の状態でした。

大会中ならテーピングをしているので、多分問題なかったと思いますが、トレイルを軽く走るメデイア向け試し履き会だったので、緊張感が足りなかったのが原因です。

翌日、予定していたケッズトレーナーでの治療時に、状態を相談すると、少し熱を持っているのでアイシングをして、大会に出るなら無理せず走ってほしいとのこと。私が無理しないのを知っているのでさほど心配はしていませんでしたが、トレーナーの口調や雰囲気で芳しくない状態は分かりました。その後、ウルプロ練習会でトラックを軽く走り、本当に走れるのか確認しました。

(アイシングは、スポーツ用アイスケアセットを使っています。アイシング以外にも色々活用できます。Amazonのリンク貼っていますので詳細はそちらをご覧ください。)

今年の秋冬はウルトラマラソンのエントリーはしないで、フルマラソンで自己ベストを出すために、このレース後は練習していく予定にしていたので、出場するかどうか迷いましたが、宿泊含めて全て済んでいるのでマイルールを決めて走ることにしました。

それは、痛みが出たらリタイアできるポイントまで自力移動できる程度の余裕を残して止めるというシンプルなルールです。

今回走ったランナーの多くはそれぞれ大なり小なりトラブルを抱えていると思います。また万全な状態でも長距離、長時間のレースになればさまざまなトラブルに襲われるので、当然といえば当然の決め事ですが、要は通常時と比較してリタイアするハードルをグッと下げたというコトです。

スタートしたら健康な状態で諦めずにゴールすることを大事にしている私にとってはかなり厳しいハードルのレースになりました。

整地を走るロードのウルトラマラソンでも、歩道の継ぎ目や段差で転倒や脚を捻ることはありますが、今回の110kmはほぼそのリスクをずっと抱えて走り(歩き)続けねばならないのです。

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少し話を戻しますが、私の足首はしっかりしているので捻挫しにくいと自覚したのに、なぜ今回捻ったかを分析しました。

ロードだと接地の直前まで力を緩めて、接地の瞬間に力を入れています。足音が小さいと言われていますが、それは直前まで力が入っていないからだと思います。ただ不整地の場合、自分が想定した位置より早く足が着いてしまうこともあれば、思ったタイミングより遅れて接地することもあります。早く地面についてしまうということは力を入れる直前になり支える筋肉が稼働する前ですから、落下エネルギーを支えきれません。

トレイルをメインに走っているランナーは予想より早めに接地しても足首を捻らないように、力を加えるタイミングを無意識に早めているのか?なんて思いました。

このようなことは頻繁に山に入ってトレイルを走っていれば、身体が反応できるように変化していきますが、2017年の信越五岳を走ってから2年間で練習含めてトレイルに入ったのは今年の阿蘇ラウンドトレイル122km以外にイベントで1、2回あったかどうかというほど山の経験不足が招いたアクシデントでした。

ただし、大会前に捻ってなければ、大会中にもっと大きなトラブルになりリタイアしたかもしれないので良い勉強になったと思ってます。

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話を戻して、今回も完走するという強い気持ちはありましたが、合わせて止め時を見逃さない冷静さをもって、路面状況や身体の状態にいつも以上のセンサーを働かせて走ることにしました。

長時間のレースであれば、何も考えないで無意識に近い状態で走ることありますが、センサーを効かせ続けると非常に疲れます。速いウルトラランナーがトレイルになると非常に疲れると感じるのはこれが大きな理由だと思います。

そんな長時間集中力は保てないので、集中力が保てなくなった時は歩くもしくは止まることにしました。

捻挫する少し前にザックリとこんなレースプランを立てました。自分としては過去何度か走ってきた経験の中で、例年並みの気象状況ならいけるタイムで、内心はもう少し上を考えていました。

週末は信越五岳トレイルランニングレース

ただ、今回の暑さだと、万全な状態でスタートしても、このタイムはよほど頑張って走らないと難しかったと思います。

(こちらにもう1枚追加しました。)

テーピングをいつもの2枚から3枚にして足首を固定してスタートしました。迷いや不安があるからかスタートしてゲレンデを登り始めてすぐに身体の動きが悪く息は乱れてきました。コースには目に見えるアンジュレーション以外にも、草や落ち葉に隠されたアンジュレーションもあり、数kmの間に何度か捻りそうになり、こんなので110km走れるのかと不安になってきました。

不整地は気をつけても凹凸に足を取られバランスを崩すのは仕方がないので、ほぼ舗装路に近いくらい整地された緩い登り・下りを走った以外は基本歩くことにしました。

歩き続けてでもゴールする諦めない気持ちは持っていますが、今回は諸事情により予定していた睡眠時間を確保出来なかったこともあり、序盤から睡魔に襲われるタイミングがあり苦戦しました。

ただ、いろいろ乗り越え、万全な状態でも負う程度のダメージの範囲内でゴールしました。

110km走って(歩いて)尻をつく転倒はなく、手をついたのも2回くらいです。そこだけは神経質になるくらい気をつけました。

制限時間は22時間のコースを21時間20分27秒かけましたが、関門時間や制限時間はほとんど気にしませんでした。

レース後のダメージは、筋肉や関節などに関しては、主に尻と太もも周り、そしてバックパックを背負ったことによる背中の張りが中心で、捻挫した箇所は大丈夫でした。ただ強めにテーピングを貼ってもらった箇所の皮膚は痛みましたが、これは仕方がないことです。しかし長時間集中して動き続けたことから全身の疲労は大きいです。

今日はハイアルチリカバリーでウオーキング中心の低酸素トレーニングを予定していましたが昨日のうちにキャンセルしました。今日はやはり予定していたケッズトレーナーで身体の状態確認とケアをしてもらいました。これから少なくとも1週間はリカバリーに徹して、マラソンに向けたトレーニングを開始していきます。

今回の気づきはこれから少しづつ書いていきますが、エイドステーションやコース誘導のボランティアの方々に励ましてもらい大きな力になりました。ありがとうございます。またマーキングだけではなく危険箇所を知らせる案内も非常に多く準備に相当な手間暇をかけたことは伝わってきました。

妙高エリアからスタート地点に向かうバスがどのような事情かは分からないが時間になっても来ないというちょっと驚くような出来事はありましたが、ミスはミスとしてなぜこのようなことが発生したのかを検証して次回に活かせば良いと思います。

信越五岳トレイルランニングレース110km② に続く

信越五岳トレイルランニングレース110KM②〜暑さで水切れ、そして睡魔〜



サロモンSPEEDCROSS 5 メディア体験会

今日は発売したばかりのサロモンのトレイルランニングシューズSPEEDCROSSの第5世代SPEEDCROSS 5を体験できるメディア体験会に参加してきました。

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週末信越五岳トレイルランニングレースですが、考えたら最後トレイルを走ったのは、阿蘇ラウンドトレイルで、その前はたぶん2年前の信越五岳トレイルランニングレース100マイル。昨年長めのウルトラマラソンやジャーニーランに出るためにトレランレースには出なかったこともあり、ほとんど山に入らなくなりました。

大会前にちょっとトレランの感触を思い出したかったので、ちょうど良いタイミングでした。

ただ、昨日は昼間から練習会2回と二人のメンバーとのパーソナルレッスンがあり、自宅に着いたのは深夜だったので、睡眠不足のまま御嶽に向かいましたが行ってよかったです。

自宅から車だと1時間少しですが、電車だと乗り継ぎが多く、2時間30分かかり御嶽駅に着くと私を呼ぶ声が聞こえ、顔を上げると打越さんと吉田香織さんがいました。

集合場所に集まると、DogsorCaravanの岩佐さんや、南井さんと久々にお会いできて、いろいろお話しさせていただきました。

防水タイプもあります。

綺麗な山を歩いたり走ったり。

写真撮影をする打越さんを後ろから撮影しました。

滑りそうな石の上を走っていく吉田香織さん。

気持ち良いトレランでした。

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マイナスイオンがたっぷり降り注いでいました。

スピードクロス3は持っていてロードでは硬いシューズという印象がありましたが、スピードクロス5はロードでも硬くはなく違和感ありません。

フィット感は素晴らしく、また下りでスピードを出しても爪先がシューズに当たることはありませんでした。

今回はアールエル ワイルドペーパーを履きましたが良いマッチングでした。

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走り終えて、シューズを返すと時に撮影しました。

これだけ、ゴツゴツした深いラグだと通常は硬い接地感になりますが、気持ち良い履きごごちでした。

サロモン特有のシューレースは心地よいフィッティングを作り出してくれます。今回は結構強く締めたのに包み込むようなアッパーだからか痛みなどありません。吉田香織さんも同じことことを言っていました。

動物の蹄のような力強さを感じました。

ソールの耐久性も高そうに感じました。

もう少し前に試していたら、信越五岳で使っていたと思います。今日は泥濘んだ場所は走ってませんが、そのような場所で一番威力を発揮するシューズですが、今回のようなコースでもストレスなかったからです。

こちらはニュースリリースの一部です。

今回履いた黒もいいけど、やはり赤がいい!

重量は私の履いた25cmはたぶん300g前後だと思いますが重いとは感じません。

また、ドロップは10mmと私が好きなナイキヴェイパーフライ4%やズームフライSP、アディゼロジャパンブースト3と同じです。

価格は税抜き15,000円です。

試し履きイベントなどあれば、ぜひ試して欲しいシューズです。



読者限定〜アスリチューン ランナー応援企画〜


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飲みやすさにこだわって開発したアスリチューンは、世界トップレベルで戦うアスリートも愛用してます。それは通常時にストレスなく飲めるだけではなく、過酷な状況下においてもストレスなく飲めることが重要だからです。

そのアスリチューンシリーズに、カフェイン入りのポケットエナジー・ブーストが5月に追加されました。カフェインは眠気を感じた時の対策だけではなく、集中力が途切れそうになった時や、ネガティブな思考に支配されそうな時にも有効です。

今回、短期間になりますが、9月に開催されるウルトラマラソンやトレイルレースなどランニングイベントに参加される選手限定で、アスリチューンが増量される応援企画を開催します。

距離に関係なく、リレーマラソンなども対象です。

*この記事以外にはアップされていませんので、大会にエントリー済みの友人に教えてあげてください。

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企画内容

□期間

2019年9月11日23:00〜2019年9月17日 23:59

□対象者

ウルトラ・トレイル・フル・ハーフ、リレーマラソンなど距離に関係なく、現在ランニング系の大会にエントリーしているすべての方

□特典

10本購入につき、ポケットエナジー1本プレゼントされます。

(例)30本セットであれば3本

□特典を受けるため

注文画面の自由記入欄に下記事項を記載ください。

『“ウルトラランナーへの道”を見た。そしてエントリーしている大会名とゼッケン番号を記載ください。(ゼッケン番号がまだ決まっていない時は未定と記入ください。)複数の大会にエントリーしている方は一つで構いません。』

メーカー公式販売サイトはこちらです。

アスリチューン販売サイト

この機会にまとめ買い、もしくは友人とシェアして使ってください。

注意事項

継続サポートなどその他の特典との併用はできません。

週末のレースで使われる方は、9月12日AM11:00までの注文であれば、通常9/13に配達できます。(関東の場合)また、宿泊する宿などへの配達も可能です。お急ぎの場合は、必ず自由記載欄に配達希望日をご記入ください。

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サブ4.5ランナーが、灼熱の白山白川郷ウルトラマラソン100km完走

今年の白山白川郷ウルトラマラソンは例年以上に暑く最高気温は34℃まで上がりました。遮るものがないコース上は40℃を超えていたかもしれません。

白山白川郷ウルトラマラソン(100km)の完走率は39%

こちらで書きましたが、今回は特例で59.8kmを超えたら完走になりましたが、100km走りきった完走者は39%と非常に低い数値になりました。

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もともと累積標高が大きくタイムを狙いにくい大会ですが、さらに暑くなったことで、上位選手も苦戦しました。ゴール後に救護されるランナーも多かったように聞いています。

今回紹介するのは、8月からウルプロ®︎に入会した徳田さんです。徳田さんは北海道マラソンてPB更新しましたが、それでもサブ4.5ギリギリのランナーです。

その走力の徳田さんが制限時間内にゴールしたことを、一緒にオーバーナイトランをしたメンバーは自分のことのように喜んでいます。

徳田さんはウルトラセミナーに申込んだのですが仕事で参加できなかったので、40ページ程度の資料を渡し、大事なところを短時間アドバイスしました。この画像のペース目安はフルマラソン4時間半の徳田さんが完走するにはこのくらいという設定を一緒に考えました。第3関門からはキロ7では行けないと思いましたが、キロ8に落ちても制限時間に間に合うから、本人が考えたここのペース設定には特に異議は伝えていません。

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以下徳田さんの振り返りです。

レース前に高低表を眺め、5キロ毎の区間ペースと予想時間を書いた紙をポッケに入れてスタートしました。

スタート直後ですでにかなりの暑さでしたが、序盤の登り坂は、想定していたよりもなだらかでした。今回心拍数が170になったら歩く、150に下がったら走る。と決めていました。

ただ、赤坂御所など走って登りに慣れたのか、心拍数はそこまで上がらず160前後で走り続けました。前半の登りは10’00/kmを想定してしましたが8’30/kmで走れました。

20キロ付近からの下りは、前太ももや膝に大きな負荷がかかるほど急な傾斜でしたので、予定ペースの6’10/kmよりキロ20秒落とした6’30/kmで下りました。

視界に飛び込んでくる山や白川郷の景色は本当に素晴らしかった。

ここまでの40kmは予定よりも早いペースで通過しました。

ここから、川沿いに入ると、日差しがキツく感じ始め、また気温もぐんぐん上がり始めました。

でも、まだ余力は十分残っていたので、予定通りのペースで進みました。

途中にあった予定外の坂道のみ歩きを入れて、60キロでドロップバックを受け取り5分休憩してからスタートしました。ここまで予定していたタイム+5分と順調でした。

ここから地獄が始まりました。

脚はアップダウンでほぼ終わっていたところに、猛暑と厳しい日差しが突き刺さり、ここはハワイ、ハワイ、と瞑想しながら進みました。ガーミンの温度計は39℃を表示していたので、おそらく気温は35℃前後だったのでしょう。

今回は特例ルールがあり、60kmを超えたら途中で辞めても完走なので、ここで辞めても完走と何度も頭をよぎりました。

あまりの暑さに気持ちが切れ始めたらペースもガタ落ちして9’00/kmまで落ちてきました。

でも、100kmにエントリーしたのだから、制限時間で止められるまでは諦めずに走ろうと頑張ったというよりも、その時は、数キロ先のエイドで早く水をかぶりたい、というその思いだけでした。

今回は全てのエイドでかけ水をしました。多分これだけ暑いのだからエイドで氷がもらえると思ってジップロックを用意したものの、数カ所を除き氷はなくガッカリしました。

キツかった。暑かった。でもここまできて歩きたくなかった。

気づいたら70キロを通過していた。

80キロで止められるかな。と思い走っていたら、気付いたら80キロを通過していた。

90キロ手前で、地獄の川沿いから抜け出した。日差しも少し弱まり、日本海に向かって走りだし90キロを通過。

もう夕日になっていて、綺麗に海を照らしていた。

あとたったの10キロじゃん!と思ったら、100キロまで走り切りたいと思った。

それまで、もうしばらく時計を見ていなかったので、タイムを見て計算しはじめた。

やっぱり、私は海が好きらしい。

テンションあがる 笑

海がゴールなら飛び込みたい!!

(ウルプロ®︎オーバーナイトランの画像)

暑さが少し和らぎ、日差しがなくなった。あと10キロだけ。

と思ったら、急に脚が動きだした。

このペースでいけば絶対完走できると確信してからは、脚は止まらなかった。

ラスト3キロ、海から街へ入ると信号待ちで止められた。

ヤバイ、と思ったらもっとペースを上げられた。

なぜ中盤走れなかったんだ?なんて笑いながら、時間内にゴールすることだけ考えていた。

1日で何人の人と話したんだろうと思ったりしていた。

あっという間で長かった、楽しく苦しい100キロだった。

全てのエイドで、おもてなし食材を食べた。

ステキな大自然の景色、美味しいエイドとおもてなし。またパワーアップして帰ってこようと思った。

前半の山越えがポイントだと思っていたが、本当にキツイのは後半の日陰のない単調なコースだった。

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初めて徳田さんが練習会に参加した時、スピードのあるランナーではないけど、コツコツと同じ動作を続けるのが得意で、力の抜けたランニングフォームを持っているランナーだと思いました。

最初はキロ6を切るとキツそうでしたが、1ヶ月後には5km24分台を出すなどスピードも付いてきました。

またウルプロ®︎オーバーナイトランにも3回参加しましたが、その時のことをこう話しています。

オーバーナイトランは、脚力をつけるというよりも、普段とちがう環境や状況の中で走り続けること。想定外の局面やどうしようかなと思った時に、自分自身で答えを見つけること。など勉強になりました。

また、暑い中、長時間動き続ける練習は、今回のレースにも役立ちました。

 

徳田さんは、秋冬のフルマラソンでサブ4を狙いますが、一歩一歩楽しみながら力を付けて欲しい。そしてこんな過酷なレースを走った直後に楽しいと話せる徳田さんには、魅力あるウルトラマラソンがたくさんあるのでチャレンジして欲しいです。

こちらは参加したメンバー10人全員が完走し9人がPBを出した今年のサロマ湖について書いた記事です。

ウルプロメンバー全員完走〜サロマ湖100kmウルトラマラソン〜

10人のメンバー全員が完走した野辺山ウルトラマラソン100kmについて書いた記事です。

野辺山ウルトラ100km完走率100%〜ウルプロメンバーが意識したこと〜その1

ウルプロ®︎練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はfacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

また、この秋冬にサブ3.5やサブ4にチャレンジする方に向けた座学セミナーを開催予定です。日程が決まり次第こちらのページにて紹介します。



週末は信越五岳トレイルランニングレース

この週末に信越五岳トレイルランニングレースを走りますが、この日はいろいろ選択肢がありました。

一つは昨年走った、うつくしま、ふくしま。ジャーニーランです。昨年は250kmコースの前半122kmを走る部門に出て、前半暑さから体調不良になりましたが、後半復活して4位に入ったレースです。

うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン122km完走①〜レース結果〜

今年は後半129kmを走る部門が出来たので、その部門や、全コースを走る251kmにも魅力を感じていました。
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もう一つの選択肢は、全日本マスターズ陸上です。春先から気になりマスターズ登録して参加したいと思ってましたが、そのままになっています。

その中で信越五岳にエントリーしたのは、やはり好きな大会だからです。また5月に開催された阿蘇ラウンドトレイル122kmがあまりにも不甲斐ない大会になってしまったこともあり、その直後にエントリー開始となったこの大会に反射的に申込みしたのも事実です。

上記3大会のどれに出るかかなり迷っていました。

阿蘇ラウンドトレイル①〜素晴らしい景観だった〜

また、その時は考えていませんでしたが、9/15はMGCが開催されます。このレースは見に行きたかったです。

トレイル、ウルトラ、トラック、観戦と贅沢な選択肢がある中で、信越五岳トレイルランニングレースを選んだのだから楽しんできます。

予報だとこの週末も暑くなりそうですが、それを含めて楽しんできます。

過去何回か走ったことがあるレースなので、コースのイメージは浮かびます。

数年前ですが、2012年、2013年に走った時の区間タイムをベースに対策などまとめた記事を書いていました。

信越五岳トレイルランニングレース〜完走対策その1〜

 

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当時とチェックポイントが変わっているので、参考にならない部分もありますが、久々に読み返すと、当時の記憶が蘇ってきました。

また2017年は100マイル(104km短縮)を完走しましたが、この時は序盤から気持ち悪くなりましたが、その時の原因はわかっているので、その辺り準備していきます。

信越五岳は素晴らしいコースなので、楽しく最後まで走れたらタイムなど関係ないのですが、最後まで気持ちよく走るためには、やはりペース設定や補給など準備が必要になります。

ちなみに2013年大会は17時間19分42秒で115位でした。当時はもうちょい走れると感じていました。

当時も山に入る頻度は少なかったですが、今よりは確実に多かったです。ここ2年間は軽登山も含めてほとんど山を走っていないので山力が上がってるわけはありませんが、当時より少し速い16時間台を一つの目安にして走ります。

下記表は実際は縦横にもっと長く、細かくタイムを考えて積み上げた数値です。結果的に16時間台になりました。また積み上げた結果、AD3まではほぼ2013年大会の区間タイムと同じようなタイムになりました。

昨年のリザルトをみて少し驚きました。

私の感覚は17時間だと100位前後でしたが、昨年のリザルトを見ると50位くらいなのです。

こちら比較してみてください。

2018年リザルト

2013年リザルト

2018年はコンディションが悪かったのか?と考えましたが、理由は2017年から100マイルが出来たことで、2016年まで110kmに出ていた強いランナーがかなり100マイルにシフトしたのでしょう。特に2018年は前年が短縮になったことから2年越しの100マイル挑戦のランナーが多かったのかもしれません。

私がタイムスケジュールを作ったのは、補給食や水分がどれくらい必要になるかを把握するためであり、順位などの目標はなく、ケガなくゴールすることが一番の目標です。

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さて、2017年に走った時とエイドステーションが同じであることを想定して、今年はスポーツ麦茶や、スポーツドリンク、コーヒーやスープの粉末を持っていきます。というのも、その時はスポーツドリンクがほとんどなかった記憶があるのです。もしかすると速いランナーが通過した時点で売り切れたのかもしれません。前半は水とメダリストコンクしかありませんでした。メダリストドリンクは好きな味ですが、この時は胃が受け付けませんでした。途中からコーラがあったので、これを飲んでしのぎましたが、脱水気味で塩分を欲していたのでしょう。

今年の阿蘇も前半はやはりスポーツドリンクが売り切れましたが、暑い時には塩分補給がエネルギー補給以上に大事ですから、自分で必要な量を持っていくようにした方がよいと思います。

また初めて走る方も少なくないと思いますが、レース中のハチ被害が結構ある大会です。いつだったかスタートしてゲレンデを登って下って菅川に向かう林道で、周りからアチっ、イタッという声や悲鳴が聞こえたので、一瞬何か分からなかったけど、前後のランナーがハチに刺されたようで、私は慌ててその場を走り抜けました。その先に大勢がポイズンリムーバーで応急手当をしるランナーがいました。また走っていて羽音が追いかけてくることも何度か経験してます。

蜂の巣を駆除したりしているようですが、大勢の足音に驚いた蜂が攻撃してくることはあります。特にコースを外れて走ることは自然保護の観点でもダメですが、自分の身を守るためにもコースを守ってください。

そしてポイズンリムーバーはバックパックの奥にしまうことなく、取り出しやすい箇所に入れて、塗り薬も持参しましょう。



上体の力が抜けない時は”スマイル”です。

パーソナルレッスンなどで、上体に力が入っているから力を抜いてとアドバイスを受けるけど、どうやって抜いたらよいか分からない。と相談受けることあります。

そもそも力が入る原因は人それぞれですが、速く走るには一生懸命腕を振らねばならないとか、肩甲骨を寄せねばならないとか、その方にとって間違った認識が原因のことは少なくありません。

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肩甲骨を寄せるとか肘を引くとかの意識が必ずしも悪い訳ではありませんが、そのような意識を持つことで、上体に力が入ってしまう方は、そのような意識はしない方が良いと思います。そもそも、なぜ肘を引こうという意識を持ち始めたのか考えてみてください。もしアドバイスを受けたのを実践しているのなら、なぜそうしたら良いのか聞いてみてください。

昔は気持ちよく走れたのに、いつの頃からか思うように走れなくなった。という方と、それは、いつ、どんな時だったのかを思い出すために質問をして、記憶を遡っていくと、肩甲骨を寄せる意識をもった時が、その始まりだったなんてことに気づいた方もいます。

肩や背中など上体に力が入ると、肩甲骨の動きが悪くなり、下半身との連動が阻害されるなどさまざまな悪影響が出てきます。

そのため力が入りにくい腕振りをパーソナルやウルプロメンバーには伝えてますが、それだけでもかなり改善するメンバーはいます。

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金曜日のウルプロ®︎練習会は400m×4-6本を3セットしましたが、練習前に力が入る傾向のあるメンバーを中心に、走行中に意識して笑ってもらいました。

キツくなれば歯を食いしばるように走るメンバーもいますが、その時はかなり上体に力が入っています。

毎回このような表情になるHさんには、セット間リカバリーの時に念押ししました。

動画を確認すると笑っていました。本人に聞くと笑いながら走るといつもよりペースが上がり結局いつもと同じくらいキツくなりました。と答えましたが、いつもよりキロ10秒くらい速いペースで走れたのです。

動画を見ると、脚の動きがかなりよくなっていました。

Kさんは終始笑顔で走っていました。力はかなり抜けたみたいです。

Nさんは初めて400m×18本を速いペースでやりきりましたが、最後まで身体の動きは良かったです。

Sさんも脚がスーッと前に出ていました。話を聞くと常に笑うのは難しいから私がいるとこだけ笑うようにした。と話してますが、力が入ってきたとか、ペースが落ちたと感じたら笑えばよいと思います。

こちらはウルプロ®︎練習会前にパーソナルレッスンをしたHさんです。

力が入って走るとキツイのに400mは2分かかりました。

こちらは笑って走ってもらった時のキャプチャーです。

タイムは1分54秒と6秒(キロ15秒)速く、しかも楽に走れたのです。

本人に聞くと、笑って走ると奥歯の噛み合わせに隙間が生まれて、力が抜けるとのこと。

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走る時に、全身脱力すれば良いかと言えば、そんなことはありません。接地の瞬間には脚には力が入っているし、姿勢を維持するために体幹に力が入っています。

力を抜くから、力が入る。

接地の瞬間に力を入れるためには、その前の段階で力が抜けていないとダメです。

入れどころと抜きどころは難しく、あまり意識すると、余計に力が入ってしまいます。

上体に力が入っていると自覚もしくは、周りから言われているなら、一度笑みを浮かべながら走ってみてください。そして、1周ごとに笑う周回と、歯を食いしばる周回など決めて、時計を見ないで、ラップタイムをとってみてください。走り終わって確認してみて、笑った方がタイムが良かったり、タイムは変わらないけど少し楽に感じたのなら、今後も試したら良いと思います。

また、上体の力を抜く以外にも、笑顔で走ると、ネガティブな感情になりにくかったりと良いことはたくさんあります。

走り終わった後に、一人一人感じたこと・気づいたことを一言話してもらいます。メンバーそれぞれが試行錯誤していることを話すことで、自分自身の整理になります。

練習後にはアスリチューン・スピードキュアで素早いリカバリーを狙います。

ウルプロ®︎練習会日程はこちらです。参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。



白山白川郷ウルトラマラソン(100km)の完走率は39%

酷暑の中、昨日開催された白山白川郷ウルトラマラソンの速報が大会ページに公開されました。

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今回の特例の完走者を加えると90%以上の完走率になりますが、100km完走者は1,104人の出走者のうちわずか431人で完走率は39.0%と極めて低い完走率になりました。

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大会前日のこの記事を書きましたが、予報通り厳しい暑さが参加ランナーを苦しめました。

白山白川郷ウルトラマラソン特別ルール〜60km走れば完走〜

今回のレースに参加したウルプロメンバーによると、ボランティアなど地元の方のおもてなしは最高だったと投稿していますが、ランナーが暑いのは当然ですが、ボランティアの方だってかなり厳しい暑さだったと思います。

速報掲載の区間タイムなど見ると、まだ先に行けそうなランナーもいますが、そこは厳しい状況での葛藤の末に決めた勇気ある決断だと思います。

誰だって100kmレースにエントリーしたのですから、やはり100km完走したい。でも今回の暑さは命に関わるような危険な暑さですから、これから先に行けるのか?の自問自答の末にやめ時を判断したのでしょう。

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82km過ぎに自主的に辞めたウルプロメンバーは初めての100km挑戦でしたが、スタート前に自分自身で決めたマイルールに従って辞めました。レース前にできる準備は全部して、レース中も自らの体調を考えながら暑さとの戦いを続けました。残り時間を考えれば100kmまで行けたかもしれないと本人も投稿に書いていますが、今回の経験を生かして、また100kmにチャレンジしたら良いのです。健康な限り何度でもチャレンジできます。

また、フルマラソン4時間半の女性メンバーは、完走するか自信がないと話していましたが、60km以降も10km90分ペースで進み、これは100km行けるか?と思っていたら、80-90kmで105分を超えて、これは制限時間に間に合わない。とランナーズアップデートを見ていると、最後の10kmを85分に上げて完走しました。

本人は途中100kmは難しいと思ったらしいですが、90kmでまだ間に合うかもしれないとダッシュしたそうです。

今回参加した全てのランナーにはそれぞれの物語があると思いますが、このような過酷なレースに挑んだことは素晴らしい経験になったと思います。

次のチャレンジに向けてしっかりリカバリーしてください。

また、参加者の多くが、素晴らしい運営だったと話す、この大会に私自身興味が湧いてきました。



安曇樹香 佐渡国際トライアスロン大会Aタイプ三連覇〜変わったことと変わらぬこと〜

アスリチューン・アグレッシブデザイン サポートアスリートの安曇樹香が2019佐渡国際トライアスロン大会Aタイプで3連覇しました。

(画像提供:安曇樹香)
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また男子合わせた総合順位で初めて10番台に入るなど、本人も自分の成長を実感してます。

タイム 11:18:06(総合順位 15位)
スイム  1:31:48(スイム順位 204位)
バイク  6:18:39(バイク順位 55位)
ラン   3:25:00(ラン順位 8位)

リザルトはこちら

(画像提供:安曇樹香)

今回の記事では、昨年までと変わったことと変わらぬことを紹介します。
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変わったこと

◎今年から日焼け対策をはじめた。

昨シーズンまでは日焼け止めを使ったことがありませんでしたが、今シーズンは、スタート前に首や肩に塗るなどの対策をするようになりました。今回の佐渡では、暑さが予想されたので、二度塗りするなど入念に塗ってレースに臨みました。

特に効果を感じられたのはレース後です。身体の火照りやダメージが少ない。そのためいつもよりレース後の疲労感がなく、回復が早いです。きっとレース中も体力の消耗を抑えてくれていたのだと思います。

(安曇選手はレース3日後に60kmジョグをしてます。)

(画像提供:安曇樹香)

トライアスロンレースではよくバイク中に、ボトルの水をかけて身体を冷やしたりします。また水の中でも、発汗量が多いので、それらで流れたりしない、どんなときでも効果を得られるアグレッシブデザイン ファイターは心強いです。

普段から使用することで練習の質が高められ、パフォーマンスの向上につながると感じたので、今後は練習でも試してみます。

◎エナジージェルを使い始めた。

アスリチューンを使うようになって、レース前のコンディション調整や、レース後の疲労回復のことまで考えるようになりました。目的に応じたアスリチューンを摂取することで、レースだけでなくトレーニング全体の質が上がった気がします。

(画像提供:安曇樹香)

レース中の摂取タイミングについては試行錯誤していますが、内臓への負担が少ないのは嬉しいです。

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変わらぬこと

(画像提供:安曇樹香)

このレースが大好きなのは変わりません。

何といっても素晴らしい景観です。バイクは佐渡島をぐるっと一周するコース。大佐渡の「Z坂」と「大野亀」を登り切った後に見る海は本当に最高です。雄大な自然に、この後も頑張ろう!と背中を押されます。

アップダウンあり、風あり、暑さあり。国内で開催されるロングディスタンス・トライアスロンの中で最も距離の長い大会です。過酷なコンディションだからこそ、挑む価値があると思っています。

そして、佐渡全体で大会を盛り上げてくれますが、毎年、佐渡の皆さんの温かい応援とサポートには感謝の気持ちで一杯です。

安曇 樹香 アスリチューン・アグレッシブデザインのサポートアスリートへ

安曇樹香 茨城100K優勝〜不安の波に怯むことなく前を向き走り切った〜

安曇樹香 長良川ミドルトライスアロン102 優勝

安曇樹香 サロマ湖100kmウルトラマラソン3位入賞〜できなかったことは伸びしろ〜

アスリチューン オフィシャルサイト

アグレッシブデザイン オフィシャルサイト



白山白川郷ウルトラマラソン特別ルール〜60km走れば完走〜

明日開催の白山白川郷ウルトラマラソンの主催者より参加者にこのような案内がありました。

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要約すると

・台風の影響により、最高気温 34℃、スタート時 25℃、夕方18時 30℃と大変な気温上昇が予想される。

・レースは開催予定。

・安全の為の特別ルールを適用するので、無理するな。

・100kmに加えて、59.8km、66.3km、85.3kmの関門を特別ゴールにする。

・それぞれのフィニッシュ地点の制限時間は関門閉鎖同時刻とする。

・完走メダル・記録証は後日発送する。

ランナーの安全面に配慮し考えた対応だと思います。最高気温34℃は直射日光があたる場所ならさらに高くなるので暑い中で練習したランナーでも体調を崩すリスクは極めて高くなります。

ただ、エントリーしたランナーの多くは、途中にできた特別ゴールではなく、本来のゴール目指して、100km完走したいと思うのだから、59.8kmでも完走扱いになるから無理するな。と言われて止めるのかは疑問です。

それより、ちょっと危ないかな?と思うのはスタート5時で25℃、最高気温34℃と言うことは、9時、10時の時点では30℃を超えるでしょう。例えば40kmでもう一杯一杯になってしまった場合、通常ならあと60kmは絶対に無理とリタイアを決断するところを、59.8kmまであと20kmもないのだから頑張ろう。と無理するランナーが増えるのではないかということです。

そもそも、まだ暑いこの時期のウルトラマラソンにエントリーした時点で多少の無理は承知していると思いますが、自分の体力を過信しないで、できる準備をしっかりして、レース中は水かぶりや適切な塩分・水分補給をし、体調悪化を防ぎ最良の走りをしてください。そして、それでも自分の身体が危ないと感じたら、特別に設けられたゴールや完走メダルのことなど気にしないで、リタイアしてください。自分の身体は自分で守るしかありません。

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一つのレースに複数のゴールがあるレースはあります。例えば、野辺山ウルトラは42km、71km、100kmが基本同時スタートです。100kmの部に出て、71kmの関門を通過後にリタイアしても71km完走にはなりません。もちろん完走メダルももらえません。

少し事例が異なりますが、今年のUTMFはレース中の急激な悪天候によりレースを打ち切り、救済措置として、一つのレースにいくつかのゴールを作る特例を設けました。

そのためレース打ち切り以前にリタイア申告したランナーもその地点までの完走者として、フィニシャーズベストなどもらうことが出来ましたが、この時はフィニシャーズベストより、ITRAポイントを得ることができたことが嬉しいと話す参加者が多かったように感じています。

*ITRAポイントとは、UTMFやUTMBにエントリーするために必要な資格ポイントです。

身の危険を感じるレベルの寒さだった〜UTMF2019〜

私はUTMFのこの臨機応変な対応は素晴らしいと感じましたが、今回の白山白川郷ウルトラマラソンの特別ゴールについては、ランナーがより無理してしまうリスクがあるように感じました。

例えば、安全面を担保するのであれば、一つもしくは複数の観測ポイントの気温が○℃を超えたら(もしくは○℃が○分続いたら)その時点で大会を中止にし、次の関門でレースを終える。その時に、59.8kmを超えていたら完走扱いなどの方が良いのではないかと個人的には思っています。

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今からでもできることはありますので、いくつか書いておきます。

・帽子、サングラスはかけましょう。

・水かぶりや汗で落ちない日焼け止めを重ね塗りしましょう。

・エイドでは水でなくスポーツドリンクを飲み、また経口補水パウダーなど持参して適切な塩分補給をしてください。

・少し暑いと感じたら、早めに身体に水をかけてウェアを濡らし冷やしてください。

・多分、氷が準備されると思うので、ジップロックなど袋を準備して頭や首筋、脇の下など冷やしてください。

・ウルトラマラソンになると身体を冷やさないインナーウェアをTシャツの下に着る方はいますが、インナーウエアによっては熱がこもります。

・水かぶりをすることから、股擦れや靴擦れしやすくなるので、対策をしてください。

・オーバーペースはダメですが、無理にペースを落としすぎると、フォームを崩し、普段痛くならない箇所が痛くなったりします。またペースが遅いということは、走行時間が長くなり暑さに晒される時間が伸びるので、適切なペースで走ってください。

・水かぶり用のボトルは準備した方が良いです。2016年や2017年の野辺山では、途中からボトルの水をかけながら走りました。

こちらは2017年野辺山ウルトラ前に書いた記事です。

今年の野辺山ウルトラは過酷なレースになりそうです。〜対策その1〜

この年の野辺山は過去最低の完走率の大会となりました。完走率は49%でした。

2017年野辺山ウルトラマラソン完走率は40%台

ちなみに、この時の最高気温は25.3℃です。

日差しや湿度、風などにより、体感温度は変わってきますが、スタートの5時時点で、過去最低の完走率だった2017年野辺山の最高気温と変わらないのだから、どれほど過酷なのかは分かると思います。

とにかく体温を上げないこと・電解質をとることを意識してください。

繰り返しになりますが、大事なことなので書いておきますが、日差しのない夜間であっても30℃に近づくとかなり暑いです。日差しがある日中ならなおさらです。特別ゴールに関係なく危ないと感じたらやめましょう。



昨日までの自分を超えるために。