50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践11〜

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑩〜

前話ではJ.OさんとI.Hさんを紹介しましたが、今回は名古屋ウィメンズマラソンでサブ3.5(グロス)を達成したM.Oさんを紹介します。

(画像提供:M.Oさん)

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M.Oさん(52歳)ランニング暦:8年(ウルプロ在籍期間:2017年10月から1年半)

□月間平均走行距離

入会前も入会後も距離は変わらずだいたい200km〜230km

ただし、ここ数ヶ月はUTMFに向けてのコース試走などにより330km

□フルマラソンタイム

ウルプロ入会前3時間35分10秒2013年 東京マラソン)
ウルプロ入会後3時間28分35秒2019年 名古屋ウィメンズマラソン)

2013.2東京で3:35:10を出したあと、2014.3の名古屋でサブ3.5をねらうも走り過ぎて左膝半月板損傷で膝が腫れ2014.6半月板の手術。リハビリして走れるようになってきた頃には右膝も痛くなり2015.12には右膝の手術。その後のフルのタイムは4時間切るのがやっとで、同じように走っていたのではこれ以上速くならないと思い2017.10にウルプロに入会しました。

(*入会前はサブ4ギリギリだったのです。)

□目標達成のためにしていること

新澤さんのパーソナルを受けてからウルプロに入会しましたが、それ以前もランニングフォームについては色々な場所で教えてもらっていましたが、前傾姿勢とか骨盤を動かすとか丹田に力を入れるとか、そんなコト言われても結果的に何も変わらなかった。

新澤さんにパーソナルや練習会でみていただきアドバイスを受け、動画をくりかえしみるだけではなく、具体的にどうしたらフォームが良くなるかの意識の持ち方を教えてもらったことからフォームが変わりました。

日々『どうしたら楽にスピードが出るか?楽に走れるのか?』を意識して走るようになりました。

具体的には、おなかを伸ばすとか、胸とおなかを前に出す、肘をコンパクトに降ることで楽に肩胛骨を動かすと骨盤が動く、左右の脚の出方が違うので右腕を少し後ろにひく意識、その他様々なことを、その時々で考えながら走るようになり次第に定着していきました。

一番驚いたことは、以前はシューズのかかとの外側がすぐにすり減ってしまっていたのが、今はかかとは全く減らなくなり、真ん中から前がすり減るようになりフォームが変わってきたことを実感しました。レース中もフォームを意識して、スピードが落ちてきたときにフォームの立て直しを意識するとぐっとスピードが上がる(もどる)のを体感してます。

また、毎回の練習会で目的や目標を考えてから練習会に臨むこと、振り返ってどうしたら良かったかとか、なぜ走れなかったのかとか色々考えることで次につながる練習ができるようになりました。練習が点と点ではなく、目標に向けて線でつながる練習になったと感じています。

仕事や家事、育児をしながら走るので、思うように走る時間がとれなかったり、くたびれていて思うようにスピードが出ないこともあり、がっかりすることもあるけれど、振り返ってみれば速く走れなかったときには理由がありました。

ただ距離を走ればタイムが伸びたのは最初のウチだけで、どうすれば速く走れるのか考えること、見直すこと、振り返ることが大事だと思います。

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□ランニング始めて変わったこと

もうタイムを伸ばすのは無理かなあと思いかけてたけど、今回の結果でまたやる気が出ました。諦めなければ夢は必ず叶うって、マラソンを通して思ったんです。

それってマラソンだけでなく仕事でも人生でも一番大事なことかなあと思うんです。夢や目標を持つことが一番大事で、目標を達成するためにどこをどうしたら良いのか、具体的に実現可能なプランを立てること、プランを実行すること、努力すること、振り返って修正することで目標が達成できるんだと思いました。これがマラソンを始めて学んだこと、変わったことでしょうか。

そして一番大事なのはやはり気持ち、モチベーションで、それを支えてくれるのが仲間だと思います。

□これからの目標

私のトップスピードは400m95秒より速くはどんなに調子がよくても出ないし、1kmも4’12″がPBです。どうにか1km4分を切ってみたいと思うけれどなかなか速くはなりません。ただフルマラソンを走るには1km4分で走る必要はないわけで、4’50″や4’45″で淡々と最後まで粘れれば3’20前半で走れるわけで、今回3時間28分35秒で走れたことがモチベーションとなり、また来シーズンはペースアップして別大マラソンで3時間25分を切るのが目標です。

□サブ3.5challengeについて

昨シーズンのサブ3.5challenge参加させていただき、同じ目標に向けてみんなでがんばったことが大きかったです。そして去年は果たせなかったグロスサブ3.5の悔しさがあったからこそ今年も頑張れたし。

本当はフルだけの練習をすれば1年かけてもっとスピードアップしていたかもしれないけど、4月から10月までウルトラやトレイルが続いたことから貧血で走れなくなりました。10月末の手賀沼ハーフは1時間47分かかり、つくばは苦しすぎて20キロでDNF。そこから鉄剤を飲んで体調が戻ってきて館山若潮マラソンは3時間39分と復活しました。そこからの名古屋ウィメンズマラソンでした。

直前まで山の練習が多くてスピード練習が少し足りなかったのが不安だったけど、自分を信じて、また新澤さんに教えていただいた補給もうまくいき目標達成できました。

□ウルプロについて

ウルプロは年齢も、それぞれの目標もいろいろな人たちが集まっていて、自分と違う考えの人やすごい人たちがたくさんいて本当に大好きです。走力が違ってもお互い励まし合ったり応援したり、仲間がいるからがんばれると思います。

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今回、M.Oさんは42.195kmをほぼ同じくサブ3.5を狙った諏訪さんと近い位置を走り苦しい場面で励まし合い二人で目標達成しました。

諏訪さんの紹介はこちら

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑦〜

M.Oさんから前日に補給やシューズのインソールを変えた方が良いかどうかなど質問がきましたが、緊張しているのだと思いました。直前にあれこれ足したいという気持ちになるのは仕方がないのですが、少しでも不安が消えるようアドバイスをしました。

M.Oさんは集中力があり本番の強さがあるから何とかすると思っていましたが、結果に繋がり嬉しいです。

今まで50代、60代の20人のウルプロメンバーを紹介してきましたが、結果を出しているということだけではなく、そこに至るアプローチにも多くの共通点があります。

まだ、紹介は続けていきますが、合わせてその共通点など紹介していきたいと思います。

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践12〜に続く(随時発信していきます。)



50代のサブ3は1%程度〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト④〜

様々な事態を想定した補給〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト③〜

様々な事態を想定した補給〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト③〜 から続く

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ランナーズへ2018年7月号別冊付録の全日本マラソンランキングによると、1年間にフルマラソンを完走した男性のうちサブ3をしたランナーは3%(同様に女性のサブ3は0.4%)です。

それを50代のランナーに限定すると1%程度に下がります。

その50代にしても50歳は2%程度と推測されますが、55歳で1%になり、59歳では0.2%と年々減少していきます。

なぜ減少していくかと言えば、人間の身体の機能は年々低下していくからです。加齢とともに筋力も落ちていきます。

もちろん個人差は非常に大きいです。皆さんの周りを見回してください。職場にも50代の方はいると思いますが、健康そうな方もいれば、不健康な方もいるし、若く見える方も言えば、お爺ちゃんみたいな方もいると思います。

でも、全体的には年をとるごとに身体の機能は衰えていきます。

昨年、私は2時間59分27秒で51歳の100位でしたが、52歳になった今年は2時間58分39秒と1分弱速くなりました。

年齢が上がってタイムが伸びたのだから多分100位以内は大丈夫な気もしますが、50代になって初めてサブ3するランナーもいるので、結構際どいと感じてます。

ただ、このランキングに関係なく、毎年1分でも1秒でもタイムを上げていきたい。

肉体的な衰えの兆しを感じたことはなく、やればやっただけ鍛えられる感覚はあります。

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そもそも高校や大学、社会人で陸上に限らずスポーツに本格的に打ち込んでいない私がマラソンを始めたキッカケはメタボになりかけたという市民ランナーにありがちなことからです。

初フルは40歳の時でタイムは4時間56分。そして初サブ3は45歳の時だから5年間かかりました。いろいろ回り道もしました。

そんな点からも普通のランナーです。

心肺機能が高くない私にとって3時間を切るためには少ない力で効率よく走る必要があるので、今シーズンはフォームを継続的に見直すことで、スピードが徐々についてきました。

12月のさのマラソン10kmの37’03は距離が100m少し短い感じがしたので、自分の中では37分30秒が私の力だと思ってます。

それでも昨年2月より50秒くらい短縮しました。

VDOTに10km37分30秒を当てはめるとこのような予測タイムが出ます。

1500m 4:52

5000m 18:05

10km 37:30

ハーフ 1:22:58

マラソン 2:53:16

実際、過去1年に出したタイム(全てPB)はこちらです。

1500m 4:54

5000m 18:13

10km 37:30

ハーフ 1:24:13

マラソン 2:58:53

フルマラソン含めて多少下回っていますが、どの距離もコンディション次第で出せそうなタイムです。

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しばらくはウルトラマラソンシーズンになりますが、また来シーズンは短い距離から全ての自己ベストを塗り替えるよう挑戦していきます。

具体的にどのくらいのタイムを出したいという数値はなく、とにかく過去の自分を超えていきたいのです。

つまり、自己ベストです。

市民ランナーの大半は、優勝や入賞など他のランナーと競うような走りではなく、自分自身と勝負をしていると思います。

私自身も同じです。誰に勝ちたい。負けたくない。という気持ちより、過去の自分に負けたくないのです。

もう、何をやってもタイムが伸びない。という場面になったら、また違うモチベーションになることを見つけますが、当面は自己ベスト更新が私のモチベーションになります。

若い頃に競技者として1秒を削り出すような走りをしてきた方は、その時の自分を超えることは極めて困難なことでしょう。

ただ、私にはまだまだ伸ばせる余地はたくさんあります。

それは月間走行距離を伸ばすとか練習量を増やすことなく、可能なことはたくさんあるのです。

いつまでこのような状態が続くかは分かりませんが、自分自身を成長させたいと思って行動していれば、私のアンテナはさまざまな情報をキャッチします。

それを試行錯誤することで気付いたことを、ウルプロ練習会やパーソナルレッスンに活用することが出来ます。

ランニングコーチとしてメンバーの目標達成に向けたアドバイスをするためにも、自分自身のモチベーションを高く保つことは凄く大事なことだと思ってます。

40代、50代そして60代のランナーで、タイムが伸びなくなった方もアプローチを変えればまた成長局面に入ることができる可能性はあります。ウルプロにはそのようなメンバーがたくさんいます。

とにかく故障しないように決して無理はしないで、自分の体と向き合い、どのようにすれば目標達成できるか試行錯誤することを楽しむことが大事だと思っています。

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑩〜

50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト⑤ に続く(近日更新予定)



アシックス メタライドをキロ4で走ってみた〜800m×9本〜

古河はなももマラソンを走り、昨日はウルプロ練習会2回とパーソナルをしましたが、身体に嫌な張りなどありません。

今日は、ウルプロメンバーを対象とした、ケッズトレーナーの福島さんによるセルフケアセミナーに参加したあと、ケッズトレーナーで大会後2回目のケアにしてきました。

筋肉疲労は小さいと過信することなく、客観的な視点から身体の状態を見てもらい、主観と一致させることで故障の未然防止をしています。

別大マラソン→静岡マラソン→古河はなももマラソンと5週間で3本走るのは、それなりの負荷はありますから、身体の状態は常に注視しています。

ただ、負荷のかからない効率的な走りを模索し、身につけてきたことからダメージは小さくなったように感じています。

今回のマラソン翌日も、ポイント練習翌日のような心地よい筋肉の張りがある程度でした。

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夜は織田フィールドで、体調確認、動作確認をしてきました。

800mのインターバルだと通常は3’30/kmくらいで走りますが、今回は4’00/kmで走りました。無理せず脚を使わず上体の動きでどれだけ楽に走れるか?の確認です。

繋ぎが200m2分と長いこともあり、ジョグのような感覚で走れました。

ラップ

1’36-1’36

1’37-1’35

1’35-1’36

1’36-1’36

1’36-1’36

1’36-1’36

1’36-1’36

1’35-1’35

1’36-1’36

ほぼキロ4で走れました。

後ろを走るランナーからリカバリー中に、重そうなシューズだけど実際どうですか?と聞かれましたが、今日のペースで走る限りさほど重くは感じませんでした。

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私はウィメンズ25cmを履いてますが、このサイズでも267gあります。私がマラソンで履くシューズは200gを基準にしているのでかなり267gはかなり部類です。

ただ走ってると、さほど重いとは感じません。

その理由はこのソール形状にあります。直立時に、爪先部分にこれほどの空間が生まれるので、母指球辺りで接地すると前方に倒れ込みます。水曜日に母指球よりも後ろで接地してみましたが同様に前方に倒れ込みました。

感覚的には身体が前に進み、上げた足を下ろすだけでこのペースを刻みました。もっとスピード上げようと思えば苦労なく上がります。

今回もお腹を伸ばすことを意識することで腰を高い位置に保てたのもスピードが出た理由でしょう。

ソールはかなり固めですが、このダイレクト感は嫌いではありません。ただ柔らかいソールのシューズに慣れてしまっている方は固く感じると思います。

こちらは水曜日に撮影したものです。

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今回、疲労が抜けてない状態で、楽に走ってキロ4ですから、ソールはこのままでアッパーやガードを簡素化し軽量化したモデルが発売したらサブ3前後のランナーがまたアシックスに戻ってくると思います。

特に速いランナーに向けてとか、カーボンプレートを入れたりなどしなくて良いので、ホールド感や耐久性が多少落ちても良いので、このサイズで200g程度にして価格も抑えて欲しいです。

この分厚いアッパーを薄くし、ヒールについたプラスチックのガードを外したら50gくらいは軽くできると思います。

話題のシューズについてこちらにまとめています。合わせてお読みください。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜



ヴェイパーフライエリート フライプリントのスペック〜81,000円 限定31足〜

東京マラソン翌日にナイキ原宿店で31足販売されたヴェイパーフライエリート フライプリントは81,000円というランニングシューズとしては突出した価格設定と、購入希望者の中からマラソンタイムの速い順に販売するという販売手法、そして転売防止のために箱に購入者の名前を印字し、購入者の名前を公表するなど、いくつか新しい試みでランナーを驚かせた。

販売前のナイキ社の発表はこのような記事にしました。合わせてお読みください。

81,000円のシューズ登場。どこまでシューズは高くなるのか?〜ヴェイパーフライエリート フライプリント〜

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まず購入するためにはフルマラソンで男性3時間以内、女性3時間30分以内のタイムを証明できるものがないと応募も出来ません。

その上で、希望するサイズ順にタイムを並べて、用意された数量を割り振るのです。

私も応募資格はありましたが、仮に行っても購入権を得ることはできませんでした。

このシューズは1cm刻みなので、私が購入するなら25cmになりますが、そのサイズを買うには実業団選手レベルのタイムが必要だったのです。

(画像提供:植村雄一郎さん)

なんと25cmは3足しかなくて、女性に1足割り当てられたので残る2足を購入出来たのは、2時間14分台と15分台のランナーでした。

今回女性が3人購入していますが、どのように割り当てられたのかは分かりません。応募資格が男性より30分遅いので、30分のハンデキャップを付けると予想していましたが、タイムを見ると女性枠があったように思います。

サイズ別の数量と購入できたタイムはこちらです。

サイズ 数量 男性タイム 女性タイム
24cm 1 3:06:22
25cm 3 2:15:57 3:03:46
26cm 6 2:24:03 3:02:33
27cm 8 2:35:28
28cm 7 2:42:41
29cm 4 2:42:59
30cm 2 2:49:01

 

25cmほどではないけど、26cmも男性なら2時間24分03秒の持ちタイムが必要でした。

(画像提供:植村雄一郎さん)

アクリルの箱はかなり重量感があるもので、箱にローマ字表記で購入者の名前が印字されています。この名前の印字は転売防止対策のようですが、この印字がどの程度の抑止になったかは分かりません。

また、タイムの速い順に販売するなど、販売する側がユーザーを選別するような方法に違和感を感じている方も少なからずいると思います。ただそれを含めてメーカーの戦略であり、そのような販売方法に違和感を感じるなら買わなければよいのです。ランニングシューズメーカーはたくさんあります。

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さて、フライプリントを手にしてまず驚いたのは想像を超える軽さです。今回のシューズは29cmの大きいサイズですが、ペーパー製か?と思うくらい軽く感じました。

29cmは190gですが、私の履く25cmは147gという未確認情報があります。

サイズによりますが、ヴェイパーフライ4%フライニットより10g以上軽量化されています。

また、アッパーに水を吸わない素材を使うことで雨天時に重くなることを防いでいるようです。東京マラソンでヴェイパーフライ4%フライニットを履いたランナーはシューズが重たくなったと話していますが、重量が変わると走りの感覚も変わります。

踵の形状はエアロダイナミクスを追求しているのかかなり尖っています。

アッパー素材は光の当たり方で玉虫色のように変わります。個人的には綺麗だと感じましたが強度はないように感じました。

そもそもフルマラソン2回でダメになると言われているので耐久性を求めていないシューズです。

ソールはヴェイパーフライエリートと同じだと思いますが、踵を着くランナーを拒絶するかのような作りになっています。

この分厚いソールを初めて見た時はカッコ悪いと思っていましたが、最近見慣れてきたのか違和感はなくなりました。

購入した何人かが話すには、指先辺りはかなりタイトな作り(キツイ作り)になっているようです。

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今回81,000円という価格が話題になりましたが高いか安いかは人それぞれです。

私はランニングシューズに81,000円は高いと思いますが、世界記録を出した選手と同じスペックのシューズが81,000円で手に入るなら安いと感じる方もいるでしょうし、MGCに出る選手レベルになればタイムにも影響するのかもしれません。

仮に私が81,000円という値札に驚かないような財力を有し、購入権を得ることができる走力があり、手に入れたとして、どのタイミングでこのシューズを使うかというと中々使えないような気がします。財力があれば何足でも購入できるシューズであれば、練習で慣らして、様々なレースで使いますが、シューズがダメになったらもう手に入らないわけですから・・・。

今年の東京マラソンを2時間30分、40分で走るレベルの大半のランナーが履いていたヴェイパーフライ4%は、年内にヴェイパーフライ5%にバージョンアップされ発売されるという情報があります。

どのような点が変わるのか情報が入り次第、こちらの記事でも紹介します。

こちらは東京マラソンの上位入賞者が履いていたシューズです。

東京マラソン2019上位選手のシューズ

また、シューズについての記事はこちらにまとめています。合わせてお読みください。

話題のシューズのスペックや感想〜sub2やヴェイパーフライ4%など〜



様々な事態を想定した補給〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト③〜

古河はなももマラソンの天気は当初は雨予報だったが、前日には晴予報になり気温も高くなってきた。

(気象庁発表データのキャプチャー)

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スタートの10時時点で12.2℃だが、日差しが強いのでもっと暑く感じる。

今回は寒さや雨にも対応できるよう準備をしてきたが、手袋もアームカバーもスタート前に外した。

秋なら14、5℃は気持ち良い気温だけど、身体が寒さに慣れてしまっているこの時期は結構暑く感じる。

ちなみに東京マラソン当日の天気はこちらです。

(気象庁発表データのキャプチャー)

10時時点で気温4.5℃、北西の風3.8m/s、そして2mmの雨はかなり厳しい。雨でなくても体感温度はマイナス7.7℃相当で、雨で身体が濡れたらさらに下がる。そのような中を走られた方お疲れ様でした。

話を古河に戻します。

前日の天気予報でも多分暑くなると感じたが、今回はスマッシュウォーター500ccは使わずに、スマッシュウォーターと同じ成分の入っているサプリメントでウォーターローディングするとともに、通常より少し多めの食事+モルテンドリンク320を500ccのみカーボローディングした。

その他、毎日飲んでるCC(Catalyst Conditioning)と、CCP(Catalyst Cardio Performance)はレース前日、当日関係なく使っている。

当日の朝は自宅で軽めの食事をした。たくさん食べる人もいるが、私は普段と変わったことをするとお腹を壊しやすい。

そしてモルテンドリンク320を手に持ち会場に向かう電車の中で飲み干した。

今回は、なぜかスタート前にトイレに何回行っても出たから、昨日から水分を摂りすぎたかもしれないが、レース中に尿意はなかったから緊張感からくる尿意だったのかもしれない。

レース中の補給はつくばマラソンからほぼ変えていない。

モルテン320 500ccを2つのソフトフラスクに分けて、nakedランニングベルトに入れるのだがスタート前に200cc×2くらいになるように飲んでいる。nakedは身体に密着しているのでこの程度の重量では気にならない。

nakedのもう一つのポケットにはアスリチューン・エナゲイン(赤)とポケットエナジー(白)、ポケットエナジー+カフェイン、そして下痢止めなど万が一の薬を入れておいた。

また、暑さで身体から電解質が出てしまうことへの備えとして、経口補水パウダースティックと、スマッシュウォーターの携行型スティック、そしてガラナエキスでできたCNC(Catalyst Natural Caffeine)4粒を小さな袋に入れたのを2つ作り、これらをゼッケンの裏などに両面テープで貼っておいた。

以前はホッチキスで止めることもあったが、穴が開くのと落ちる不安、針が肌に刺さる恐れから、今回は両面テープにした。

粘着力のある両面テープなので落ちる心配はないので試してください。

公認大会などではゼッケンの表に貼ると番号が隠れなくても注意されるかもしれませんので、基本裏がよいでしょう。

ジェルなど重量物は揺れたり落ちるかもしれないのでやめた方が良いが、小さなスティックなどは、ポケットやポーチに入れておくと取り出しにくいのと、落としやすいので、これからもこの方法を試していきます。

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スタート前にアスリチューン・エナゲインを飲みました。そして少し気持ちを高めるために、ゼッケンに貼っておいたCNCを2粒飲みました。今回使ったCNCは1粒のカフェイン量は10mg程度なのでこのように少量とることでジワリと気分を高める時など調整がしやすい。

また、当初予定では20kmくらいまで混雑するエイドステーションでの接触やペースダウンを避けるために給水を取らずにモルテンドリンクで行く予定でしたが、スタートから暑いと感じたので、低ナトリウム血症を避けるために、スポーツドリンクを取っていきました。また早い段階から水を身体にかけて冷やしました。

また、スマッシュウォーター携行用スティックを保水のために15km付近で飲み、低ナトリウム血症や脱水予防のために30km付近で経口補水パウダーをゼッケンから外して飲みました。

ポケットから探すのは面倒になりますが、ゼッケンに付いてるから簡単に間違いなく取れます。

エネルギー補給としては、前半はモルテンドリンク400ccで250kcalほどは摂取し、中間点あたりでアスリチューン・エナゲインをとり、30km辺りでアスリチューン・ポケットエナジーを取りました。

今回エナゲインがかなり良くて、ちょっと弱気になった時に気持ちを保つことが出来ました。またその1kmくらい先で念のため、CNC2粒を残っていたモルテンドリンクで飲み干しました。

これら早め早めの補給をしたことで、脱水やガス欠にはならず走れました。暑さから気持ち悪くなったり足攣りした人はたくさんいましたがその気配もありませんでした。

ポケットエナジーのカフェイン入りは終盤キツくなったら飲もうとお守りのように持っていましたが、今回はこのまま行けると思ったので、摂取しないでそのまま走りました。

ただ持っていたことで安心感は絶大でした。

食べたいと飲みたいを調整できるポケットエナジー(+カフェイン)の使用感

 

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私はレース前日にカーボローディングのためにモルテンドリンクを使っていますが、ウルプロメンバーにもお腹が張ってしまう方もいるので、くれぐれもレース前に使うなら、それ以前に試してください。それはカフェインの入ったサプリメントも同様です。

レース前に書きましたが、練習が出来てる、出来てない関係なく、レース前には走れるか心配になります。私も毎回不安になります。

十分に力をつけてレースに臨む方も、不安要素が次々と浮かんできて、プラスαしようと考えてしまいますが、それが上手くいくこともありますが、よくない状況になることも少なくありません。

もう自分の力を信じるだけ。今から足そうとしない

今回、自己ベストを出すことが出来たのは、あれこれ足そうとしないで、その時点で自分が持っている力を信じて、その力を阻害するさまざまな状況に対してトラブルになる前に早め早めに手を打つことが出来たからです。

50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト④ に続く

 

50代のサブ3は1%程度〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト④〜



今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。後編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト②〜

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。前編 から続く

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。前編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト①〜

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ハーフ通過は予定通り1時間27分台。この時点では余裕はあった。そして25kmで5kmラップを見ると21’16。頑張ることなくサブ3ペースが刻めていた。

静岡マラソンでは、20-25kmで余裕がなくなったが今回は大丈夫そうと感じた。このまま30kmまで頑張らずにサブ3ペースを刻めたら、ほぼサブ3はいけると思った。

そして25-30kmは21’18とサブ3を保てた。ここからは多少落ちても構わないが大失速は避けたい。少し推進力は落ちてきたが30-35kmも21分台でカバーした。

この辺りにくると周りのランナーのペースが落ちてきて、同じようなペースで走ると4’30/kmまで落ちてしまう。そしてペースが落ちるとフォームが崩れてくるのを感じた。

この区間はちょっと楽をしてしまい、22’17と初めて22分を超えてしまった。

40km通過は2時間49分37秒だからサブ3はほぼ手中にあるが、ここで安心したらサブ3を逃しかねない。また昨年はトラックに入ってスパートしたらドックンという異常な鼓動があり危ない思いをしたので無理なスパートはしたくない。

そこでこの表示を見てから気持ちを切り替えてジリジリとペースを上げていった。

競技場に入り、ほぼ400m走るが第3コーナー辺りからスパートではなく、しっかり地面を押して走ってゴールした。

久しぶりのPBだけど、特に感動はなかった。

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ただ、過去のフルマラソンで一番楽に走れたのは間違いない。

レース中に痛い、苦しい、キツイと感じながらも気合いと根性で乗り切ることがほぼなかったのだ。ほぼと書いてるのは、記憶はどんどん上書きされていくので、レース中の苦しい場面を忘れているからだ。

レース翌日の今日も太もも周りと尻に多少張りはあるが、それはポイント練習した翌日に出るような質の良い張りで嫌な痛みではない。

私には何度となく繰り返し攻撃してくる肉体的、精神的なキツさに負けないような強い精神力はありません。

ハーフ辺りでキツくなっても最後まで落とさない方もいますが、そんな走りは私には出来ません。

そんな私が理想としているのは、根性とか気合いとか使わずに出来るだけゴール近くまで走れるようなレース展開です。ゴールが近くなり目標達成が可能な位置にいれば頑張れます。そこからどこまでいけるかはまさしく気持ちです。

そのために必要なことは何か?をいつも考えて実行してます。

それは練習は当然として、ランニングフォーム、ペース配分、補給、アイテム、トラブル予知と対応などいろいろあります。

長距離は気持ちが大事だと言われます。が、そんなの当たり前です。

気持ちを使う場面を先送りするために、準備が必要なのです。

そのために大事なことは、振り返りです。

レースで失速した自分に対して、根性がない。30km走が足りなかった。30km走を増やして次は頑張る。というような投稿をよく目にしますが、目標達成出来なかった原因はいろいろあると思います。でも根性が足りなかったという漠然とした言葉で全てを包含してしまうと真の原因が埋もれてしまいます。もしかしたら単なるガス欠かもしれないし、スピードが足りなくて序盤からオーバーペースだったのかもしれません。

その辺りについては過去に書いているので見つけてください。

私は初フル4時間54分からスタートしてサブ3するまで4年半かかった普通のランナーです。普通のランナーだから、エリートランナーや、エリートランナーだった方のような体力も感覚もありません。だからこそ、普通のランナーが速くなるにはどうしたら良いかは分かります。また分かっていても伝えることはまた別の難しさがあります。

だからこそ私はスポーツ関連資格の勉強をするだけではなく、伝えるための技術を学ぶための勉強にお金と時間をかけているのです。

そして大事なことは、それらの技術や経験はアップデートしていかないと陳腐化してしまうということです。そのために私自身が過去の自分を超えたいと望み、そのために何が必要かを考えるとともに、常にアンテナの感度をよくしています。

なんだなまとまりがよくありませんが、何回かに分けていくつかの観点から書いていきます。

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また、ウルプロメンバーの活躍も別に書きますが自己ベストを出したメンバーもたくさんいます。パーソナルレッスンから入会し目標としていたグロスでサブ3.5をしたメンバー二人含めて、初めてサブ3.5した女性ランナーは私が把握してるだけで三人、昨年10月に入会するまでフルマラソンは5時間30分くらいだった二人が半年でサブ4達成。4時間オーバーからいきなり3時間30分台で走ったメンバーなど。多くのメンバーが昨日までの自分を超えました。

もちろん悔しい思いをしたメンバーもいますが、みなしっかり振り返っているから来シーズンは目標達成するでしょう。

また、故障からしばらくランニングから遠ざかっていた方が年末にパーソナルを受けていただき、フォームを修正して、古河はなももで2時間47分台の自己ベストを出しましたが、少しでもお役に立てて嬉しいです。

こちらで50代・60代のメンバーがどのようなことをして目標達成しているかまとめていますので、合わせてお読みください。

50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践①〜

50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト③ に続く

様々な事態を想定した補給〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト③〜

 



今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。前編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト①〜

52才も終わりに近づいてきましたが、5000m、10km、ハーフマラソンに続き、フルマラソンでも自己ベストを更新しました。

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古河はなももマラソン

2時間58分53秒 (PB) 総合 319位

ラップタイム

(0:14)-20’26-20’34-20’38-21’09

21’16-21’18-21’44-22’17-09’17

ハーフ通過 1時間27分40秒

2011年11月の神戸マラソンで出したタイムをようやく超えました。いつでも出せると思うも中々更新できなかったので、ホッとしてます。

何から書いたら良いのか、どこから書いたら良いのか、切り口が沢山ありすぎてスマホに当てた指が中々動かないので、思いつくままに順不同で書いて行きます。

まず、今回の自己ベストは2018年11月10-11日開催の神宮外苑24時間走のラスト30分からスタートしました。

ランナーズハイは意図的におこせるのか?〜脳科学とウルトラマラソンからのアプローチ〜前編

この記事は、宣伝会議 編集者ライター養成講座で優秀作品に選んでいただきましたが、この中にも書いた、24時間走でのラスト30分間の疾走から調子が上向きになってきたのです。

神宮外苑の2週間前に招待参加させていただいた中国の100kmレースを走ったので、神宮外苑では結果を出すのが難しいが出来る走りをしようとスタートした。もちろん24時間走はそんな甘いものでなく12時間経過した頃から走れなくなり休む時間が増えたが、ラスト30数分だけは走ろうとスタートすると、徐々に身体が動くようになり、最終周回はキロ4で走り何の競技だか分からなくなったレースです。

この時、心身ともに疲れていましたが、身体はこのように使えばスピードに乗れると限界領域で体感することが出来ました。

それを大会後に言語化してメンバーに伝えることで、自分自身の定着にも繋がりました。

2018神宮外苑24時間チャレンジの感想や気づき①〜記録は悪いが記憶に残るレース〜

その2週間後に開催されたつくばマラソンは、エントリー時から、走れる気はしなかったが、メンバーを応援しながら走ろうと思っていましたが、思いのほか身体は回復していたことから、2月の別大マラソンに備えてフルマラソンモードに切り替えるべく5kmでも10kmでもサブスリーペースで走ることにしました。

ダメージの残る身体の負荷を抑えつつ効率重視の走りをしたところ予想したより身体は動き、30kmまでサブ3ペースで走れたのです。そこからは尻など大きな筋肉が攣りそうになったので、無理はやめて走りましたが、3時間06分42秒と予想外に走れたので、これで疲労が抜けたら今シーズンは自己ベスト行ける。と思っていました。

つくばマラソン結果〜思ったより身体が動いた〜

その後、さのマラソン10kmで自己ベストを1分以上更新する37分03秒で50代優勝し、1月の5000m、ハーフマラソンでも自己ベスト。風邪で体調崩した後の赤羽ハーフ(10km)でもセカンドベストで年代別4位入賞。と調子を上げていたので、2月の別大マラソンでは2時間52、3分を狙おうと考えました。

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しかし、別大マラソン、そして静岡マラソンとも3時間を切れずに終わりました。

別府大分毎日マラソン 3時間01分59秒

静岡マラソン 3時間02分38秒

それぞれハーフ通過は、1時間28分38秒と1時間27分37秒で、30km通過は2時間06分37秒と2時間06分46秒

最初から最後までイーブンで走り3時間を切るには30km通過は2時間07分58秒だから、両レースとも30km通過時点ではサブ3圏内にいた。

同様に2時間29分18秒が35km通過ギリギリのタイムになるが、両レースは2時間29分03秒と、2時間29分12秒とこの辺りでほぼ貯金は底をつき、サブ3に届かなかった。

その2レースで感じたのは、10km37分で走るスピードが付いてきたことからキロ4は序盤なら楽に走れるペースになったはずなのに、レースではさほど余裕がなかったことです。

後ろから押し出されるような、推進力を感じなかったのです。

別大では前日の尻餅で手をついた際に肩や背中に強い張りを生じさせたことから、レース中も上体の緊張が続いたのが原因と思っていたが、それだけではなかったのです。

静岡マラソンの不甲斐ない走りから、当初はウルトラマラソンの練習としてエントリーしていた2週間後の古河はなももマラソンで自己ベストを狙うことにしました。

2週間でどこまで疲労が抜けるのか分からないがやるべきことをする。またフォーム修正をしないと同じことになるので、フォームをセルフ動画撮影してセルフコーチングをした。

フォームに関してはどこをどうすれば修正できるか分かってきたが、疲労が全く抜けない。貧血じゃないのか?というくらいゆっくりペースでも走るとすぐに嫌になる時もあった。

別大→静岡は3週間あったが、やはり2週間では厳しい。

この2週間はそもそも負荷の高いポイント練習をするつもりはなかったが、負荷を抑えた練習でも心肺がキツくなるし、「これでいける!」と自信を持てるような走りを感じることなく大会当日を迎えた。

今シーズン、30km走、40km走どころか、20kmペース走もしてないが、別大、静岡を30kmペース走+ダウンジョグと考えたら脚は出来ているはずとプラス要因を考えたりした。

また、風邪はひいていないし、ここ数日花粉症の症状も出ていない。気象コンディションも悪くはない。このコースは昨年サブ3した相性の良いコース。と、良いイメージ。走れるイメージを膨らませていった。

そして、ウルプロメンバーもたくさん走り、名古屋ウィメンズでもたくさんのメンバーが頑張っている。先週の東京マラソンも寒い中みんな頑張った。私も頑張らねば。と自分自身を鼓舞した。

そして細かいペース設定はしないが、4’05-10/kmを目安にして、ハーフ通過は1時間27分台。そして30kmまでは4’15/kmを維持するようイメージした。またフォームに関してはお腹を伸ばして腰が落ちないことだけは意識し続けようとした。

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Bブロックの3列目くらいからスタートしたので、ロスは小さいがゲストランナーの千葉ちゃんを撮影しようとスタート直後から歩いているAブロックのランナーや、いきなりキロ5より遅いペースでジョグしているAブロックのランナーを避けながら前に進んだ。

申告タイムは自己ベストでなくても構わないが、このくらいで走りたいというタイムを書くべきで、最初からジョグペースで走るランナーは、それがどれほど危険な行為か自覚がないのだから怒りを感じる。実際そのようなランナーに怒っているランナーも少なくなかった。公認大会でなくても安全面を考えると小さなブロックの古河の場合はABブロックもしくはABCブロックは過去2年間の記録証を提出させるべきだと思う。手間はかかるかもしれないけど事故の未然防止のためには必要です。

そんなイラッとする気持ちはプラスに働かないから、気持ちを落ち着かせペースを安定させてSUUNTO9を確認すると4’00/kmから4’05/kmペースを示していた。

予定通りのペースだがその表示が間違っているかもしれないから、距離表示と確認しながら進んだ。

体調や動きを確認すると、やはり疲労からか楽にキロ4切るような状態ではない。

何人かの集団になっているランナーの後ろについて走っていると、少しペースが遅いのか身体が立ってくるのを感じたので、集団から外れて、上体を少し前にあずけると楽にペースが上がった。その身体の位置を保って淡々と走った。

天気予報に反して、スタート時から気温は高く日差しは強い。ウォーターローディングをしているからさほど喉は乾かないが、ちょっと暑いと感じた時点から迷わず身体に水をかけて走った。

また、混雑したエイドを避けるために、モルテン320をソフトフラスク(250cc×2本)に合わせて400cc入れnakedランニングバンドに入れて飲む予定だったが電解質不足による脱水を予防するために序盤からスポーツドリンクをとった。その他補給に関していろいろと工夫したが、それは別にまとめます。

今回、お腹を伸ばして走ったことから、いつもより身体は楽に進んだ。もちろん少しづつキツくなってくるが、根性とか気合いなど入れなくてもペースは保てた。

ハーフ通過は予定通り1時間27分台。この時点では余裕はあった。そして25kmで5kmラップを見ると21’16。頑張ることなくサブ3ペースが刻めていた。

静岡マラソンでは、20-25kmで余裕がなくなったが今回は大丈夫そうと感じた。このまま30kmまで頑張らずにサブ3ペースを刻めたら、ほぼサブ3はいけると思った。

そして25-30kmは21’18とサブ3を保てた。ここからは多少落ちても構わないが大失速は避けたい。少し推進力は落ちてきたが30-35kmも21分台でカバーした。

この辺りにくると周りのランナーのペースが落ちてきて、同じようなペースで走ると4’30/kmまで落ちてしまう。そしてペースが落ちるとフォームが崩れてくるのを感じた。

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。後編 に続く

今回の自己ベストは神宮外苑24時間走のラスト30分から始まった。後編〜50代・7年4ヶ月ぶりの自己ベスト①〜

 



低酸素トレーニングで調整〜気になるアイテムを使ってみた〜

最近意識してること〜お腹を伸ばす〜

3月5日に書いたこちらの記事を読まれた方から、このようなメッセージをいただきました。

初めまして!いつも楽しみにまた参考にさせていただいています。
「お腹を伸ばす」の記事がまさに腹にストンと収まり嬉しく新澤さんにお礼が言いたくメッセージさせて頂きました。
別大マラソン以降、フォーム改良プロジェクトと称して、自分なりに複数のチェックポイントを意識して走っていたのですが「お腹を伸ばす」その一言で全てが繋がり、早速に昨晩試したところ目から鱗が落ちた気分です。
人それぞれ感じ方や言葉の表現は異なりますが新澤さんのお陰で新しい走りが手に入れられそうです。
ありがとうございました。

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私自身、マンツーマンのパーソナルレッスンであれば、どのような言葉にすればその方に伝わるかを全力で考えるのである程度伝わる自信はあるし、伝わるまで試行錯誤します。

ただ、不特定多数の方に伝える記事では、読まれた方の全てに私の伝えたいことが伝わるとは思っていません。

自分の話したこと・書いたことの全てが伝わっていると思う人がいたら、それは奢りです。

言葉は伝わり難いものだからこそ、伝わるよう努力する必要があります。

ですから今回いただいたメッセージは嬉しいです。

パーソナルレッスンを受けた方の振り返りなどを記事で紹介することはあります。その振り返りには私がどのような言葉で伝えたか、それを自分はどのように受け止めたか、それを意識するとどのように変ったか、など多くの方が詳細に書いて送ってくれますが、記事では詳細な部分はカットするようにしてます。

それは、その方と話すことで、その方の考え方や、私の言葉への反応、受け取り方、そして実際のランニングフォームなどを掴んだ上で、その方に伝わるよう言葉など選んでいるのであって、いわばオーダーメイドの言葉だからでです。

記事を読んで意識すると上手く動けるようになる方もいる反面、マイナスに働く方もいるかもしれません。

一人一人、現在の走力や体力、そしてバックボーンなど様々ですから、効率よく走るために必要なことも様々なのです。

例えば私はほとんど使わない言葉ですが、ウルプロメンバーやパーソナルを受けた方で間違って理解してしまっている言葉に、『肩甲骨を寄せる』があります。

これは猫背気味の姿勢の悪い方には分かりやすい言葉なのですが、そもそも姿勢の良い方が、これを意識すると胸を開きすぎ、上体に力が入り肩甲骨を上手く動かせない走りになりかねません。

水曜日にパーソナルレッスンを受けていただいたMさんは、色々書籍などを参考にフォーム改善を図っていたようですが、レッスン開始時に質問すると、色々誤って理解していたことがありました。その誤った理解がレッスン開始時のフォームに繋がっています。

陸上競技や解剖学的で使うような難解な専門用語は日常使っている方は、無意識に全ての人が理解している言葉として使ってしまいます。それも言葉が伝わらない大きな原因になっています。

パーソナルレッスンではその辺りをスッキリしてもらうのも私の役目だと思っています。

今まで漠然と分かっていた気になっていたいくつかのコーチの言葉が繋がった・理解できたと話す方は少なくありません。

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さて、静岡マラソンの疲労が中々抜けませんが、古河はなももに向けて木曜日はポイント練習をするつもりでしたが、雨なので錦糸町が最寄りのケッズすみだの低酸素トレーニングルームで走ってきました。

シューズは新品のヴェイパーフライ4%フライニットを履きました。

トレッドミルは接地が柔らかいので、アウトソールの柔らかいヴェイパーフライだと接地感が分かりにくいと感じましたが、静岡マラソン以降ヴェイパーフライを履いていなかったので足慣らしにはなりました。

この施設では、安全管理のために5分間に1回SPO2の測定をしますが、ほぼこの値は体感で分かるようになってきたので、80を下回ったと感じれば、少しリカバリーを長めにします。

30分間はこのように使いました。

0’00〜5’00 ウオーキングからジョグ

5’00〜15’00 時速11-12kmのジョグ

15’00〜28’00 時速14-15kmのレースペースの中に時速20km前後の流しを40秒ほど組み入れました。

28’00〜30’00 ウオーキング

動画は気持ちよく流しを入れたところです。

トレッドミルでスピードを上げると上に跳んでしまう方はいますが、私は決してベクトルを上には向けません。腰の辺りの高さを見るとほとんど変っていないのが分かると思います。

自走式トレッドミルは実際のランニング同様、上に跳んでも速くは走れません。しっかり押す必要があるので、普段のランニングに近い動きが出来ます。

今回意識した点はいくつかありますが、最も意識したのは記事に書いた『お腹を伸ばす』ことです。

私の骨盤は後傾気味なので、意識しないとお尻が落ちやすくなってしまいます。私の仲間のエリートランナーにも、ウルプロメンバーにも骨盤が前傾している方は何人もいますが羨ましいです。

でも骨格は変わらないので、無い物ねだりをしても仕方がないので、できることをしています。

その一つが走る時の意識です。もちろん普段のデスクワークから意識をしたいのですが中々意識し続けることは難しいので、走る時だけでも意識するようにしてます。

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最近、ちょっと気になるアイテムを手に入れました。

見にくいと思いますが、腰に巻いているベルトです。

ヴェイパーフライと一緒に写したこちらです。

今回、走る時も付けましたが、お腹を伸ばす意識を保ちやすいと感じました。また走っていても邪魔にはなりませんでした。

もう少し使って皆さんにオススメできると感じたら、また紹介したいと思います。

昨日、ケッズトレーナーでいつもお願いしている担当者のケアを受けて私の身体の状態について、1月の別大前と比べてどうかを聞くと60%から70%とのこと。私の感覚と合っています。このように本来数値化しにくい感覚的なことを数値化して主観と客観を一致させていくと自分の体を把握しやすくなります。

レース当日にどこまで良くなるのか変わらないのか分かりませんが、70%なら70%の力でできる走りをするだけです。

明日、古河はなももマラソンは雨は降らない予報ですが、名古屋ウイメンズマラソンは降りそうです。今からでもできる雨対策を少しまとめておきました。合わせてお読みください。

もう自分の力を信じるだけ。今から足そうとしない



もう自分の力を信じるだけ。今から足そうとしない

YAHOO!天気によると、古河市は雨は降らず、名古屋市は雨になりそうです。

こちらはそのキャプチャーです。

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予報なのでどう変わるかは分かりませんが、古河はなももを走る方も雨が降られても良いように準備だけはしていきましょう。

名古屋を走る方も、東京マラソンほど気温は下がらない予報ですから、あの過酷な状況にはならないと思いますが、このような準備はした方が良いです。

・手袋+ビニール手袋

特に指先が悴むとドリンクも掴めなくなるので、ランニング用のグローブの上に、100均で売ってるビニール手袋をはめて濡れないようにしてください。

・ホッカイロでお腹と腰を温める

ホッカイロをお腹と腰に貼っておくと冷え防止になります。もちろん直貼りは低温火傷するので、注意してください。私はnakedランニングバンドに入れてます。

・ドライメッシュインナー

ファイントラックなどアウトドアメーカーから発売しているドライメッシュインナーなど着ると濡れたウエアが直接肌に付かないので寒さが和らぎます。

・ホットクリーム

短パンで走る方は、肌の露出部には水を弾くワセリンなど入ったホットクリームを塗りましょう。手に入らないならワセリンでも構いません。

・帽子を被りましょう

普段帽子を被らない私も雨の日は被ります。帽子を被れば一定濡れることを防げるし、目に雨が入ることも予防できます。

・薄く軽いレインウエア

ゼッケンが透けるような薄く軽いレインウエアを着れば寒さはかなり抑えられます。ビニール袋なども良いと思いますが、スタート前に足元などに捨てるのは絶対にやめましょう。後続ランナーが転倒します。

これは東京マラソンのスタート時にAブロックに飛び交ったレインウエアですが、このレインウエアに足が絡まって転倒した人は少なからずいます。

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・スタート前に肩甲骨周りのマッサージ

整列時に身体が冷えると、上体が硬くなり、肩甲骨周りの動きが悪くなるので、仲間と交代で特に肩甲骨周りのマッサージなどして、解しておくと気持ちよく走れると思います。

・隠れオーバーペースにならない

あと大事なことは、身体が冷えた状態はスピードが出ません。その状態で事前に決めたペース設定を守ろうとすると実質オーバーペースになります。

例えば5’00/kmペースを予定していた方が、身体の動きが悪くいつもと同じように走ると5’15/kmになるのを無理に5’00/kmに上げるのは、実質4’45/kmの負荷に相当します。

さすがに5’15/kmでは後々のツケがたまってしまうので、ちょい頑張って5’05-10/kmくらいまで上げたら良いかもしれません。

身体の動きが悪い時は、最初の5kmくらいまでの間にリズムを整えていきましょう。

・エネルギー補給は多めに

寒いとエネルギー摂取が増えるので、いつもより多めに補給をしましょう。普段エナジージェルを3つ使うなら、4つ使って5kmほど前倒ししてください。燃やすものがないと身体はますます冷えますので、序盤から積極的な補給がオススメです。

・NIKEのフライニットは要注意

ヴェイパーフライ4%やズームフライのフライニットを履く方は、濡れると重くなるので、水を弾くように防水スプレーなどした方が良いと思います。また、これらのソールは白線や鉄板の上を走ると非常に滑りやすいので、滑りやすいという意識を持ってください。

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レース前日に+αを考えない

さて、雨対策のような準備以外で注意して欲しいことがあります。

それは、レース前日に目標達成出来るか不安になり、あれこれ足したくなることです。

私だってあります。。

いつも葛藤してます 笑

例えば、エキスポで試したことがないけど、効果ありそうなサプリメントを見つけたら使いたくなります。ただ、サプリメントに限らずいきなり本番で使うのはやめた方がよいです。

予想した味と違うのはストレスだし、それ以上に身体に合わないことでお腹の調子が悪くなることもありますし、味見して大丈夫と思っても、過酷な状況で飲むとまた変わってきます。

それと、練習でほとんど履いてないシューズをいきなり試すのもよくありません。

何かを足したいと言う気持ちで履いたシューズでいつもと違うリズムになってしまうことになったら後悔します。

もちろん、現時点で目標達成の可能性は極めて低く、何かを変えたいと、一か八かの勝負に出るケースや、次のレースに向けて実践投入してみるテスト的な位置付ならよいと思います。

ただ、何かを足したいという気持ちになっている方を想像すると、しっかり練習など準備が出来てるから緊張感が高まっているのだと思います。現時点でも目標達成できる力はある。ただその可能性を高めたい。と思う気持ちが何かを足したいと思わせるのでしょう。

足そうとして、効果がないなら良いと思いますが、足そうとして、デメリットが出る可能性があるもの(こと)はやめましょう。

それは次のレースに向けての練習で試しましょう。

ありのままの自分が現時点でどれだけ走れるか試してきてください。それで目標に届かなかったなら何が足りなかったのかしっかり振り返り次に向けて頑張りましょう。

仮に直前にシューズを変えたところ、リズムが合わず思うような走りが出来ず目標に届かなかったとして、シューズを変えたの失敗だった!と悔やむのは構いません。ただ、いつも履いてるシューズだったら目標に届いたのでしょうか?

シューズを変えたこと以外に目標に届かなかった理由があったのに、それが分からなくなることは次への課題も分からなくしてしまいます。

そんな意味も含めて、直前にアレコレ、プラスαを求めないで、マイナス要因を消す準備をしてください。

私も少しづつ疲労は抜けていると信じて古河はなももを走ってきます。明日は日本全国で様々なレースが開催されますが皆さん頑張りましょう。



3/19開催 第36回ウルトラセミナー〜野辺山ウルトラ対策〜

昨年の野辺山ウルトラ100kmの完走率は69.8%ですが、対策セミナー参加者の完走率は89.3%でした。

野辺山ウルトラマラソン〜ウルトラセミナー、ウルプロメンバーの完走率は約90%〜

昨年の野辺山はここ数年では走りやすい気象コンディションであったとはいえ、フルマラソンのようなこの完走率は驚異的だと思います。

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ちなみに、2018年サロマ湖対策セミナー参加者の完走率は95.8%です。参加者24人中23人完走です。

結果には理由がある〜サロマ湖対策セミナー参加者の完走率95.8%〜

参加者の中には初めて100kmにチャレンジする方から、何度も走っている方まで様々で、フルマラソンの走力も2時間台から4時間台まで様々です。

このように経験も走力も様々なランナーが一緒にセミナーを受けても、それぞれ自分ごとにしてもらえるような内容にしてます。

初めて100kmなどウルトラマラソンを走る方は不安があると思います。この不安を漠然とした不安のままにするのではなく、レースまでに何をしたら良いかを明確にすることが大事です。

過去の参加者をこの辺りを事前に明確にして、準備してスタートラインにつき、レース中のトラブルに対処することが出来たから完走できたのです。




今回は野辺山ウルトラマラソンに参加する方に向けたセミナーですが、ウルトラマラソンを走る上での準備や組み立てをお伝えしますので、チャレンジ富士五湖やサロマなど走る方にとっても参考になる内容にします。

開催日  3月19日(火) 19:00-21:30
開催場所  カフェ Vita@stile
(東京都中央区月島1−14−7 旭倉庫内)

□セミナーの内容

・100キロマラソンについて
・野辺山ウルトラのコースについて
・目標タイム設定
・ペース設定について
・野辺山ウルトラ特有のコース対策
・ウエア・シューズなどおすすめアイテム
・補給計画について
・100キロマラソンを走るための練習
・ウルトラマラソンでよくあるトラブルとその対応

コースの崩落で今年は一部コースが変わりますが、本当の野辺山のコースを知って欲しいので、本来のコースの説明もします。その上で迂回路になった部分がどのくらいタイムに影響するかを検証した数値をセミナーでお伝えします。(変更箇所を現地に行ってチェックわけではなく、地図上から確認します。)

セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

*100kmの部を中心にセミナーを進めますが、71km、42kmの参加者には目標タイム設定やペース設定を個別にお渡しします。




□対象者

・ウルトラマラソン初挑戦の方
・過去リタイアしている方
・サブ10など目標タイムで完走したい方
・今後、ウルトラマラソンにチャレンジしたい方

□参加費

・一般価格:4,000円
・ウルトラプロジェクト会員価格(レギュラー会員:2,500円、ビジター会員:1チケット+1,500円)

*当日ウルトラプロジェクトに入会された方は、会員価格となります。

□サンプル提供

  • アスリチューン・エナゲイン 1個
  • アスリチューン・ポケットエナジー(オレンジ味) 1個
  • アスリチューン・ポケットエナジー(+カフェイン)試作品 1個
  • スマッシュウォーター 1包(500〜1000cc用)

□募集人数 15名程度

□会場限定価格商品販売

アスリチューン、モルテンドリンク、スマッシュウォーター、Kernelなど

□ご注意事項

・会場内で撮影した画像などはウルトラランナーへの道ウエブサイトやFacebookで使用します。

・ウルトラプロジェクトメンバー以外は会費の支払いをもって参加確定となります。お支払いただいた会費は参加者都合による欠席などの際は返還できません。資料やサンプルはご送付いたします。

□申し込み方法

参加ご希望の方は、Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。



昨日までの自分を超えるために。