アスリチューンにカフェインを入れなかった理由

レース終盤にカフェイン入りのジェルを飲んだらガツンと効いて、ラストスパートが出来て自己ベストを出したとか、ウルトラマラソン終盤に気力も萎えてリタイアしようと思うような状況で、カフェイン入りのジェルを飲んだら復活したなんて話をたまに聞きます。

そんな話を聞くとカフェインは素晴らしいと思いがちですが、私はそうでもないと思ってます。その理由をアスリチューンの開発者が答えてくれました。

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開発者の説明

アスリチューン

ご存じの通り カフェインはコーヒーや緑茶などにも含まれる身近な成分で ドリップコーヒー1杯(140ml)で約84mg。ちなみに私もコーヒーは好きで 一日3杯程度は飲みます。計算すると、これだけで252mg。結構多いですね。

さて アスリチューンを気に入って下さっているユーザーの方から「カフェインが入っていると 効き目が『ガツン!』と感じられる。アスリチューンには何故カフェインを入れないのか?」とお問合せをいただきました。

カフェインの効用は疲労感の減衰や持久力・瞬発力の向上などがあります。日常的にカフェインと縁遠い方にとっては、たまに使用する場合は効き目も感じやすいと思います。

一方 デメリットとしては過剰に摂取すると胃痛をはじめとする内臓への負担や利尿作用による保水の低下、またミネラルの吸収を阻害するという報告もあります。

カフェインはアルコールと同様、身体に与える影響も体質や体調で個人差が大きいので、同じ「カフェイン入りの補給食」を使用しても、その恩恵を十分に受けられる方もいらっしゃれば逆に体調が悪くなるという方もいらっしゃいます。

日常生活においては多少お腹が痛くなっても大した問題ではないかもしれませんが、身体に大きな負荷がかかっている運動時、ましてや1秒でも早くゴールまでたどり着きたいと奮闘している場面で体調が悪くなったら目も当てられません。

アスリチューンもレースの長さによって使用する量が異なります。場合によっては一度のレースで5本~10本使用する場合もあります。

アスリチューン

決してスポーツ時におけるカフェインの効用を頭から否定しているわけではありませんが 、プラス面だけではなく内臓に負担をかけることも含めたマイナス面も持ち合わせている成分である以上、アスリチューンには入れたくありませんでした。

今後も新製品を企画・検討する時には期待する効果に有効な成分を吟味していきますが、プラスの面とマイナスの面をしっかりと見比べながら多くの方に喜んで頂ける製品を創りだして行きたいと思います。

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私の感想

私自身、過去のレースでカフェイン入りのサプリメントを使った途端に気持ち悪くなったことがあり、それ以降使うタイミングはしっかり考えるようになりました。

もちろんカフェインを意識的に使うこともあります。

サロマ湖でもカフェインをどのタイミングでとるかをしっかり考えました。詳細はサロマ湖100kmウルトラマラソン攻略法 その4(補給計画)をご参照ください。

一概にカフェインが悪いわけではなく、悪いとすれば考えないで使うのが悪いのだと思います。カフェインの影響は個人差があります。また同じ人であっても体調によって大きく影響は変わってきます。例えば普段コーヒーを飲んでも体調悪くならない方が、お腹が空いてる時にコーヒーを飲んだら気持ち悪くなったということもあるでしょう。

レース中のカフェインも同様です。特に長時間走るウルトラマラソンやトレイルレースは非常に大きなストレスが胃腸にかかります。その状態でさらに胃に刺激を与えるわけですから悪い影響がでることはあります。

そこで私は事前に決めたカフェインをとるタイミングであっても、体と相談して使うかどうかを決めます。分かりやすいのは欲しいか欲しくないかです。欲しくないと思った時はカフェインを体が拒否しているのですからとりません。今年のサロマでは後半欲しくなりましたから66キロにおいたペプシコーラは美味しかったです。

カフェインはガツンと効くから使ったほうが良いという情報に接したとしても、いきなりレースで使うのではなく、レースと同じような場面で使ってみることをおすすめします。

またカフェインの効果を高めるためにはレース前にストレスにならない範囲でカフェイン抜きをしたら良いと思います。


アスリチューン紹介ページ


ここで紹介したアスリチューンの購入は

アスリチューン購入サイトで購入できます。


アスリチューン


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