IAU100km世界選手権2015 オランダ・ウィンスホーテン

ランナー

(敬称略 画像は男子個人表彰式)

世界陸上は終わりましたが、9月12日にオランダで、IAU100km世界選手権が開催されます。

100kmマラソンに世界選手権があるなんて、初めて知った方もいるかもしれませんが、オリンピック種目や、世界陸上の種目ではありませんが、日本陸連派遣の日本代表として走るのです。

まだ皆さんの記憶に残っている、世界陸上日本代表選手が身に付けた鮮やかなサンライズレッドのウェアで走るのです。

日本のウルトラマラソンは100kmに限らず非常に強く、昨年の世界選手権は団体が男女とも銀メダル。個人は女子の望月千幸(キヤノンAC九州)が2位、男子は 能城秀雄 住友不動産エスフォルタ)が4位、 高田由基 (愛知陸協)が5位入賞しました。

ウルトラランナー

前回2位の望月千幸(キヤノンAC九州)のゴールの瞬間

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大会日程

9月12日10:00スタートの世界選手権に向けて、日本選手団は9月8日に日本を出発します。

日本代表選手(敬称略)

【男子】

・原 良和   
 (2015サロマ1位 6:35:49)
  2013、2014年24時間走世界ランキング1位 世界歴代2位
永田 務   
 (2015サロマ2位 6:36:39)
・板垣 辰矢 
 (2015サロマ3位 6:40:33)
高田 由基 
 (2015サロマ4位 6:42:04)
  2014 IAU 100km世界選手権 5位


【女子】

・望月 千幸 
 (2015サロマ1位 7:36:39)
  2014 IAU 100km世界選手権 2位
・片山 志保 
 (2015サロマ2位 7:44:31)
  2014 IAU 100km世界選手権 6位
・藤澤 舞   
 (2015サロマ3位 7:53:56)
  2014 IAU 100km世界選手権 9位
・太田 美紀子
 (2015サロマ4位 7:57:51)

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前回大会結果

2014 IAU 100km世界選手権 カタール・ドーハ

レース展開等詳細はJUA 日本ウルトラランナーズ協会ホームページをご参照ください。

なお、団体戦順位は各国上位3選手の合計タイムによる。

【男子 個人】

1. Max King USA 6:27:43
2. Joans Buud SWE 6:32:04
3. Jose Antonio Requejo ESP 6:37:01
4. 能城秀雄 6:39:21
5. 高田由基 6:46:47


【女子 個人】

1. Ellie Greenwood GBR 7:30:48
2. 望月千幸 7:38:23
3. Joasia Zakjewski GBR 7:42:02
4. Je Mesk GBR  7:43:37
5. Irina Antropova RUS 7:44:26


【男子 国別対抗】

1. アメリカ
2. 日本
3. イギリス


【女子 国別対抗】

1. イギリス
2. 日本
3. アメリカ

代表選手から一言

前回世界選手権2位 望月千幸(キヤノンAC九州)

ウルトラランナー

「日本では、まだ注目されていない種目(ウルトラマラソン)ですが、世界でも日本が団体、個人で優勝争いをするチームなので、注目度が更に高くなれる様に頑張ります!!」


前回世界選手権5位 高田由基(愛知陸協)

ウルトラランナー

「世界選手権に向けてたくさんの方々に100kmを知ってもらえるようサンライズレッドを着て、個人・団体ともに結果を出してきます!応援よろしくお願いします!」

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最後に

IAU 100km世界選手権への日本陸連派遣は2014年からスタートしました。日本陸連の代表派遣の意義は大きく、2015年度主要競技会日程にも今回の世界選手権が記載されています。

陸連時報 2015年5月号


この世界大会はテレビ中継されませんが、すべての選手の懸命の走りを想像し応援します。頑張ってください。


*永田選手や高田選手をはじめとしたウルトラランナーや、上田瑠偉選手をはじめとしたトレイルランナーを紹介したランナー紹介も合わせてご参照ください。