ウルトラプロジェクト パーソナルレッスン その2

ウルトラプロジェクト

10日ほど前に最初のパーソナルレッスンをしたウルトラプロジェクトメンバーのOさんと二回目のレッスンをしました。

前回のレッスンの模様はウルトラプロジェクト パーソナルレッスンをご参照ください。

レッスン前後で、このようにフォームが変わりました。

横から(レッスン前→レッスン後)

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前から(レッスン前→レッスン後)

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その時に、次回までの課題を出しておきましたが、ある程度できたようです。

ちなみにOさんはランニング歴は8年と長いですが、ベストタイムはハーフマラソン2時間12分。フルマラソンは5時間42分です。当面の目標はサブ5です。ちなみに10キロを1時間以内で走るのは夢のまた夢と語っていました。

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今回のトレーニング後のフォーム

前回に引き続き、効率的に走るためのフォーム作りを一緒に進めた結果、このようなフォームに変わりました。

まずは動画をカットした画像をご覧ください。

横から

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前から

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後ろから

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どのような練習をしたかは後に書くとして、とても『10キロを1時間以内で走るのは夢のまた夢』と語っていたランナーには見えません。国際女子ランナーと言ってもおかしくない力強く、美しいフォームに変わりました。

本人も、脚が長くなったようだと話していましたが、腰の位置が上がったことなどでスタイルが明らかに変わりました。

今回は、見た目綺麗なフォームにするためのパーソナルレッスンではなく、効率よく走るためのパーソナルレッスンです。フォームが美しくなったのは副産物です。

フォームチェック 今回のレッスン前

前回に比べたらかなり良くなりましたが、腕を内側に引く意識が働いたのか、特に左腕が気になりました。

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フォームチェック 今回のレッスン後

レッスン前と比べても、かなりスムーズな走りに変わってくました。

実際に速く走れることを体感してもらった

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効率的に走れるフォームを手に入れると、走りがどのように変わるかを実感してもらうために動画を見てもらうだけではなく、実際にタイムを計って5キロ走ってみました。

コースは1周800mの周回路ですから6周と200mです。1キロごとにラップを取りました。

結果から書くと、前回のレッスン前はキロ6'40ペースでも息を切らしていたOさんが、5キロを25分27秒で走りきりました。

10キロ1時間きりは夢のまた夢と言っていましたが、軽く1時間は切れるレベルになりました。

ラップは 4'45-5'07-5'07-5'21-5'06 です。

今回は、彼女のキロ6分を切ると速いという固定観念を破るために、序盤を速いペースで走りました。練習後に彼女に聞くと、キロ5分を切ったことなど過去にないとのことです。ただ苦しいけどそんな速いとは思わなかったみたいです。

もちろん、このペースで走りきれる力はありませんが、そこからペースを徐々に落としていきましたが、一番落ちたラップでも5'21と今までの彼女には考えられないようなペースで走りきりました。

25分台で走れたということより、相当落ち込んだと本人が感じていた時点でも5'30ペースを切っていたことに驚いたようです。

レッスン後の動画は、5キロ走って疲れた状態で撮影しました。身体の力が抜けて良い状態になりました。

動画の下2本は、あることを体感してもらってから撮影しました。本人曰く勝手にスピードが出て驚いたとのこと。

またいつも私がブログに書いている言葉の意味などが分かってきたと話していました。

フォーム比較

前回のフォームと並べてみます。

横から

前回の練習前→前回の練習後→今回の練習後の順です。

ウルトラプロジェクトウルトラプロジェクト ウルトラプロジェクト

前から

前回の練習前→前回の練習後→今回の練習後の順です。

ウルトラプロジェクトウルトラプロジェクトウルトラプロジェクト

2回目の練習を終えて

まだ2回目ですが驚くほどフォームが変わり、走りは変わったことに対して、Oさんは驚くとともに自信をつけてきました。表情も変わってきました。子供の頃から運動は苦手だと話していたOさんですから、もしかすると自分史上最速になったのかもしれません。

そんな自分史上最速になるお手伝いができて私も嬉しいです。

彼女は8年間走って出来なかったことが、たった2日間で出来るようになったと話していますが、今まで走ってきた8年間は決して無駄ではありません。特に走り続けてきたことで走る土台は出来ています。その土台があるから、今回のようにペースを上げて走ったのです。ほとんど走っていない初心者ランナーであれば、もう少しじっくり行きます。

今まで使えていなかった箇所の張りは強いと思いますが、しっかりケアして疲労を残さないでください。


私自身陸上部出身ではなく、40歳を過ぎてから初心者ランナーとして何も分からないところからスタートしました。初めてのフルマラソンは、41歳直前に走り4時間56分かかりました。

今でも陸上部や実業団出身のランナーのように速くは走れませんが、悩んでいる市民ランナーの『分からないということが分かる』ランナーではあると思います。

マラソン歴は長いけど、行き詰まっているランナーはご相談ください。

Oさんから感想をいただきました。

今日の動画や静止画と前回のレッスン前とを何度か見比べてみましたが、別人のようで自分でも驚いています。

体形が違って見えてしまう様な気がします。脚が長くなったようと言ったら大袈裟かもしれませんが、その位に違いを感じています。

5kmを今までに経験ないスピードで走った時はキツかったですが、その直後の動画でも腕振りを意識出来ていて安心しました。先月完走した群馬県民マラソンの写真では、スタート直後の元気な時なのに、スピード感が無く、疲れているように見えてしまうフォームでした。

教わった◯◯を意識すると今まで走っていたペースで走るのが難しく、自然とペースが上がってしまいます。

5kmを走る時は、とにかく◯◯を意識するように、いつものペースは考えずに走り出しました。かなり息が上がってしまいましたが、今まで経験の無いペースで、流れる景色がいつもと違ってとても嬉しかったです!また、走れると思っていなかったタイムで走れてしまった事に何より驚いています!

以前は、「とりあえず走っておかないと」という練習をただ一人でやっていただけで、今日は久しぶりに走るのが楽しいと感じる練習が出来ました。

今日新たに教わった、接地で地面を押す感覚はイメージが掴み易かったです。こちらも意識するだけで◯◯以上に自然とペースが上がってしまいます。

まだペース配分や維持が出来ませんが、5kmのペースが上げられた事で少し自信がつきました。積み重ねる事で、今まで使っていなかった部分を鍛えて、もっと長い距離でもペースアップ出来るようになりたいです!

また次回もよろしくお願いいたします。


*◯で書いている部分は、彼女の場合の意識するポイントであり、人により変わってくるのであえて◯◯としました。

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