その5

トレーニング画像

皇居前広場

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解説例

皇居前広場

月曜日からスタートして今日で5回目です。

皇居にもまだ様々な危険はありますが、今回は皇居近くの皇居前広場を題材に使います。

皇居前広場は1周1150mくらいの周回路です。皇居に比べてランナーや歩行者は少ないのですが、狭い箇所があり、またブラインドになっているカーブもあり注意が必要です。

危険と思われる箇所①・・・急カーブ

5回目ですから、大半の方は前方に見える歩行者が・・・と思うでしょうが、その前に注意して欲しいことを先に書きます。

まず、皇居前広場のカーブはどこも90度曲がります。自動車や自転車と違って90度曲がるとしても曲がりきれないほどのスピードのランナーは少ないと思いますが、カーブには危険が一杯です。例えばあなたが90度のカーブを曲がるときはどのようなルートを通りますか?画像の位置はインコースぎりぎりですから、そのままカーブの最内側を通って曲がる方が一般的だと思いますが、中には少し外側に膨らんでからカーブを曲がる人もいます。また外側(道路側)を走っているランナーは、そのまま外側を走る方もいれば外→中→外と少し内側に食い込み方もいるでしょう。真ん中を走るランナーは内側に食い込む方も、外側に広がる方もいます。結果集団で走っていると、ランナーそれぞれが思い思いのコース取りをすることで接触の危険性があります。ゆっくり走っているなら問題はありませんが、そこそこスピードが出ていれば交差してしまう危険性が増します。

さらに横方向だけではなく、縦方向も危険です。カーブで減速するランナーもいれば、減速しないランナーもいますので、追突する危険性があります。周りにランナーがいない時には注意する必要がないかもしれませんが、集団で走るとこのように前後左右に注意しなければなりません。

危険と思われる箇所②・・・カーブ先に座っている方

コース横のフェンスかベンチに座っている方がいます。動かなかったとしても、曲がってすぐの位置に座っているので、内側を走るランナーは足を踏んだり、接触する危険があります。さらに、その方の前を通り過ぎようとした時に。急に立ち上がって歩き始めたらどうなるでしょうか?前に進むのか、右に進むのか、左に進むのか分かりません。ランナーに気をつけて動く方もいれば、まったく気にしないで動く方もいます。

危険と思われる箇所③・・・カーブ先に立っている方

上記と同様でしょうが、どちらに動くか分かりません。

危険と思われる箇所④・・・横断歩道

画像を見る限り、自転車等は向かってきませんが、横断歩道があるということは、スピードを出した自転車が向かってくるかもしれないと注意を払ってください。ここはカーブの先に注意がいってしまうので、直進方向への注意がおろそかになりやすい箇所です。

危険と思われる箇所⑤・・・マンホールの蓋

この画像にもありますが、マンホールの蓋は多くのコースに存在しています。雨で濡れていなくても滑ったり躓くことがあります。

ではどのように走るのか?

皇居前広場

このように鋭角に曲がるカーブがあるコースを走る時は、ブラインドの先にも注意が必要ですが、見通しが効くカーブであったとしても、集団で走る時には、ランナーの間隔を前後左右ともしっかり確保する必要があります。ただカーブ手前で確保しようとしても難しいです。また疲れていない時なら注意できますが、疲れてきたらそんな余裕はなくなってきます。結論として、このようなコースを走る時は大きな集団では走らないことです。またカーブ直前になってから状況を確認するのではなく、50m手前くらいから、カーブの先はどうなっているか?直進している自転車はいないか?などチェックする習慣をつけたら安全に走れると思います。また集団で走るなら、危険と思ったことは周りのランナーに声がけしましょう。

そして歩行者や自転車がいたらどのような行動をとっているか?これからどのように動くか?を予測する習慣は自分の身を守ります。その時には、自分に都合よく考えるのではなく、最悪のことを考えるようにしたら良いと思います。予測をしておけば、咄嗟に動かれても反応できます。


その他、危険と思う箇所はまだあると思います。そしてどのように走れば危険回避できるかもいろいろあると思います。ここに記載したのは一例と思ってください。

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